The Rolling Stones Bootleg Reviews written by Hara  
 
 

『The Incredible Art Collins Tapes Vol.3』(DAC)
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『The Incredible Art Collins Tapes Vol.3』 (DAC-202) 2CD

Apr 1983 Pathe-Marconi Studios,Boulogne Billancourt,France
May-Aug 1983 The Hit Factry,New York City,USA

(※)Disc-1 Track1
Nov-Dec 1979 Electric Lady Studios,New York City,USA

Stereo Soundboard Recording
Quality:Excellent

(Disc-1)
1.Dance Pt.1/2.I Think I'm Going Mad/3.She Was Hot (withdrawn 12"version)/4.Too Much Blood/5.Undercover Of The Night(Short Dub)/6.Undercover Of The Night(Long Dub)/7.Too Much Blood/8.Too Much Blood/9.Too Much Blood/10.Too Much Blood/11.Too Much Blood/12.Too Much Blood/13.Too Much Blood
(Disc-2)
1.Too Much Blood/2.Too Much Blood/3.Too Much Blood/4.Too Much Blood/5.Too Much Blood/6.Too Much Blood/7.Too Much Blood/8.Too Much Blood


DACの「Art Collins Tapes」第三弾で、こちらもVol.1、Vol.2同様に『Undercover』のアウトテイクを集めたタイトル。

本作が収録しているのはインフォによるとテープ・ナンバーNo.19、No.22、No.23とのことで、先にリリースされていたEmpress Valleyの11枚組ボックス『Art Collins Tapes And More...』(EVSD-1288-1298)に該当するのは、
CD-08のトラック14から16、
CD-09のトラック1から3
CD-10のトラック12から17
そしてCD-11は丸々全てとなります。

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本作もVol.1、Vol.2同様、『Art Collins Tapes And More...』の欠点だった、逆転した左右のチャンネルや高めのピッチ、
そしてばらつきのあった音量を整えて、聴き易さを向上させています。

ちなみに『Art Collins Tapes And More...』CD-08のトラック9"Claudine"、トラック10"I Can See It(See Me)"、トラック11"We Had It All"、トラック12"Let's Go Steady"、トラック13"Aladdin Story"もテープ・ナンバーNo.19に収録されていたようですが、インフォによると"Claudine"から"Let's Go Steady"までがアナログ『Accidents Will Happen』(EVA Records)、そして"Aladdin Story"はアナログ『Trident Mixes』(K&S 072)をカセットに録音しただけのものだったようで、本作では収録を見合わせたとのこと(EV盤には収録)。

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これらアナログブートのリリース時期を考えると『Tattoo You』のリワーク対象に入っていたわけではないようですが、ひょっとしたら『Undercover』にリワークして収録する曲の候補資料として、これらのブートから使えそうな曲をとりあえず入れたたんじゃないかとと推測しますが、真相は如何に。

本作は先に触れたとおり基本的には『Undercover』アウトテイク集ですが、ディスク1冒頭の"Dance Pt.1"だけは『Emotional Rescue』関連の音源。裏ジャケのクレジットに注釈付けて、その後リリースするであろう『Emotional Rescue』関連音源編にボーナス収録した方がすっきりした気もするのですが・・・。

なお、この"Dance Pt.1"はアートコリンズテープで初登場となったオフィシャルテイクのロングバージョンなので、リリース時にカットされたヴァースやヴォーカル等を聴くことが出来ます。


続くトラック2の"IThink I'm Going Mad"。
ぱっと聞きは『Accidents Will Happen』収録の同曲と同じものに聞こえますが、本作収録のミックスはピアノが途中から入ってくるものとなっています。
ちなみにアナログLPとその復刻CDであるVGP『Accidents Will Happen』(VGP-370)はスライドギターが右で、ピアノが左と、オフィシャルリリース版に準じていますが、本作は逆となっていたりします。これは『Art Collins Tapes And More...』も同様のため、ひょっとしたら左右反転処理漏れなのかもしれません。

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トラック3の"She Was Hot (withdrawn 12"version)"
インフォメーションでは『Too Much Blood』(DAC-182)と同テイクとありますが、ミックのヴォーカルが本作はシングルトラックなのに対し、『Too Much Blood』の方はダブルトラックとなっていますので、別ものとした方がいいかと。

トラック4の"Too Much Blood"は、オフィシャル『Undercover』収録テイクのショートエディット。


トラック5の"Undercover Of The Night(Short Dub)"は、オフィシャル『Undercover』冒頭を飾る正規テイクとミックス、長さ変わらず。

トラック6の"Undercover Of The Night(Long Dub)"の方は、オフィシャル12インチのExtended Cheeky Mixとミックス、長さ変わらず。


以降の7トラックにディスク2の全てを占める8トラックの計15トラックの"Too Much Blood"は、12インチのリリ−スに向けてのミックス過程のもの。
資料性が高いのはもちろんのこと、ある意味バラエティに富んではいるものの、一気に聞くには111分30秒弱の長さはハードルが高いかも。

by Hara ¦ 08:41, Saturday, Oct 17, 2020 ¦ 固定リンク


『The Incredible Art Collins Tapes Vol.2』 (DAC)
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『The Incredible Art Collins Tapes Vol.2』 (DAC-201) 2CD

Nov.11-Dec.19 1982 Pathe-Marconi Studios,Boulogne Billancourt,France

(※)Disc-1 Track3
Jan.30-Feb.9 & Feb15-Mid March 1983 Pathe-Marconi Studios,Boulogne Billancourt,France

Stereo Soundboard Recording
Quality:Excellent

(Disc-1)
1.Wanna Hold You/2.Pretty Beat Up/3.Feel On Baby/4.Unknown Instrumental (The Dog)/5.Keep It Cool/6.Can't Find Love/7.Heart Beat take #1/8.Heart Beat take #2/9.Heart Beat take #3/10.Cooking Up a.k.a. What I Am Sayin' Is True/11.Something I Want/12.Eliza/13.Chris' Song/14.Part Of The Night a.k.a. Golden Caddy/15.Pink Pick/16.Pull Over
(Disc-2)
1.The Golden Mile/2.The Dog/3.Show Me A Woman/4.Show Me A Woman/5.Melobar/6.Mick's Idea (In Your Hand)/7.Hideaway/8.Run And Take/9.Dance Mr. K (Still In Love)/10.Munich Hilton/11.Christine/12.Identification/13.Flirty


『The Incredible Art Collins Tapes Vol.1』 (DAC-200)(以下Vol.1)に続くDACの「Art Collins Tapes」第二弾で、Vol.1同様に『Undercover』のアウトテイクを集めたタイトル。

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本作が収録しているのはインフォによるとテープ・ナンバーNo.4、No.15、No.16、No.18とのことで、先にリリースされていたEmpress Valleyの11枚組ボックス『Art Collins Tapes And More...』(EVSD-1288-1298)に該当するのは、

CD-03のトラック2〜4、
CD-05のトラック3,トラック9("The Dog"のことだがクレジットでは"Rocker")
CD-06は丸々全て  ※トラック15は"Melobar"と表記されているが、実際は本作ディスク2のトラック4"Show Me A Woman"
CD-07のトラック1,20,21 ※トラック1は"Mick's Idea"と表記されているが、実際は本作ディスク2のトラック5"Melobar"
CD-08のトラック1〜6

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本作もVol.1同様、『Art Collins Tapes And More...』の欠点だった、逆転した左右のチャンネルや高めのピッチ、そしてばらつきのあった音量を整えて、聴き易さを向上させています。


このテープに収められた音源はVol.1同様に全ての曲が初登場というわけではないので、まずはどの曲がリリース済みだったのかの確認から。


ディスク1の"Wanna Hold You""Pretty Beat Up""Cooking Up a.k.a. What I Am Sayin'Is True""Chris'Song""Part Of The Night a.k.a. Golden Caddy""Pink Pick"と、ディスク2"Melobar"の7曲は、『Bird's Vault - RI 61/16(Volume Three)』(OBR 93 CD 039)他。
一部定位を若干修正していたりはするものの音質はほぼ変わらず。

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ディスク1の"Unknown Instrumental (The Dog)"とディスク2の"The Dog""Show Me A Woman"の3曲は、『Bird's Vault - RI 61/16(Volume Two)』(OBR 93 CD 038)他。
ちなみに本作のディスク1とディスク2に収録されている"The Dog"、まったく同じテイクで音質も変わらず。本作はオリジュナルマスター(=テープ)に基づくというコンセプトにつき、重複テイクがあってもあえて収録しているようですが、同じディスクに収録されていないのが救いではあるかも。とはいえこの"The Dog"は、Vol.1にもまったく同じ音で収録されていたりもするという・・・。
"Show Me A Woman"は"Tie You Up(The Pain Of Love)"とクレジットされていた曲で、この曲としては2番目に古いテイク(II)。

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ディスク1の"Can't Find Love""Heart Beat take #1""Eliza"の3曲は『Too Much Blood』(DAC-182)で、音質変わらず。

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ディスク1の"Heart Beat take #2""Heart Beat take #3""Something I Want""Pull Over"とディスク2の"Show Me A Woman"(トラック3の方)の5曲は、『Bird's Vault - RI 61/16(Volume One)』(OBR 93 CD 037)他。
なお、"Show Me A Woman"はOBR盤では"Tie You Up(The Pain Of Love)"とクレジットされていた曲で、最初期(I)のテイクですが、Vol.1にも"Slinky (Slow Instrumental of The Pain Of Love)"という曲名で同じものが収録されています。

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ディスク2の"The Golden Mile""Mick's Idea (In Your Hand)""Run And Take""Dance Mr.K (Still In Love)""Christine""Identification""Flirty"の7曲は『All About You』(DAC-187)他。
インフォメーションでは「better than DAC-187」とされてはいますが、DAC-187自体が元々高音質だったこともあり、本作の方が微妙に落ち着いた質感になったかも程度の違い。

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ディスク2の"Hideaway"は、『Cahin Saw Massacre』(DAC-110)では"Blues Jam #3(The Stumble)"とクレジットされていた曲で、本作の方が落ち着いた印象の音造り。

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・・・と本作は既発テイクが多く、本作収録のアート・コリンズ・テープでの初登場となったのは3曲。ただしその内1曲はVol.1と重複していたりします。

"Keep It Cool"
ミックのファルセットが主のテイクですが、Vol.1の"Keep It Cool #1"と同じで音質も変わらず。

"Feel On Baby"
「ホワイトブック」と称されるデータ本「Recording Index 1961-2016」で(I)とされていたキースがヴォーカルを取る最初期テイク。

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"Munich Hilton"
データ本「Recording Index 1961-2016」で(II)とされていたインストテイク。
曲の途中、フェードインで始まるが、そこまでの演奏が長くて飽きて来たのか、チャーリーは色々なフィルを試していたり、ロニーも途中でギター弾くのを止めたりしている、ややだらけ気味のテイク。

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by Hara ¦ 01:20, Monday, Sep 21, 2020 ¦ 固定リンク


『The Incredible Art Collins Tapes Vol.1』 (DAC)
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『The Incredible Art Collins Tapes Vol.1』 (DAC-200) 2CD

Nov.11-Dec.19 1982 Pathe-Marconi Studios,Boulogne Billancourt,France

※Disc-2 Track-3,4
Nov.7-9 1982 Pathe-Marconi Studios,Boulogne Billancourt,France

※Disc-2 Track-9
from Tattoo You Sessions 1981

Stereo Soundboard Recording
Quality:Excellent

(Disc-1)
1.Too Tough (Triple X)/2.It Must Be Hell/3.Undercover Of The Night/4.Tie You Up (The Pain Of Love)/5.She Was Hot/6.Feel On Baby/7.All The Way Down/8.Too Much Blood/9.Tried To Talk Het Into It/10.Too Much Blood/11.Pretty Beat Up (XMAS issue)/12.Dog Shit
(Disc-2)
1.Keep It Cool #1/2.Keep It Cool #2/3.Gotta Know You (Wanna Hold You #1)/4.Wanna Hold You #2/5.All The Way Down/6.Gotta Know You/7.Rocker (The Dog)/8.Slinky/9.Slave (Vocal 1 Complete)

本作が収録しているのは、ローリング・ストーンズ・レコードの副社長だった故Arthur Collins氏(82年の退職後はマネジメント会社を興し、イギー・ポップのマネジメントを長年していたらしいですが)が所有していたストーンズのレア音源テープ。

この「Art Collins Tapes」と呼ばれるテープ音源については、今夏ネットで大量公開され(本作のインフォによるとトータル約12時間)、Empress Valleyが『Art Collins Tapes And More...』(EVSD-1288-1298)にてテープ全てを早々とCD化していましたが、このタイトル、左右のチャンネルが逆だったり、ピッチは高め、そして音量にばらつきがと、素材が良かっただけにもう少し丁寧に造ってほしかったかなといった感が。

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そういった基テープの欠点をすべて改善した上で音盤化したのが本作。

本作が収録しているのはインフォによるとテープ・ナンバーNo.6とNo.12とのことで、『Art Collins Tapes And More...』ではどれにあたるかというと、CD-01のトラック3、CD-02のトラック5(=CD-03のトラック1)、CD-04のトラック4から最後まで、CD-05は丸々全て、そして『Undercover』のアウトテイク集である本作ラストにボーナストラックとして収録された『Tattoo You』のアウトテイク"Slave (Vocal 1 Complete)"は、CD-09のトラック16(ボックス内の曲目表では14トラック入りとなっているが実際は16トラック)になります。

また、このテープに収められた音源は全てが初登場という訳わけではなく、

ディスク1の"Too Tough (Triple X)""It Must Be Hell (diff. vocals)"はOBR『Bird's Vault - RI 61/16(Volume Three)』(OBR 93 CD 039)他で

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ディスク1の"Undercover Of The Night""She Was Hot""Feel On Baby""Too Much Blood""Too Much Blood"と、ディスク2の"All The Way Down"はDAC『Too Much Blood』(DAC-182)他

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ディスク1の"Tried To Talk Her Into It"は『Foxes In The Boxes Vol.1&2』(-)他でリリースされている「Foxes In The Boxes」音源

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ディスク2、トラック2の21分弱の長尺未発表曲"Keep It Cool #2"は『Foxes In The Boxes Vol.3』(-)で聴けたものですが、冒頭のベース音が既発では頭欠けしていたのに対し、本作は頭から聴けるという、極ほんの僅かに長いものとなっています。

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そしてディスク2 "Wanna Hold You #2"と"Rocker (The Dog)"はOBR『Bird's Vault - RI 61/16(Volume Two)』(OBR 93 CD 038)等で聴けたものとなっています。

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このテープで初登場となったのは以下の9曲

"Tie You Up (The Pain Of Love) (diff. vocals)"は、「ホワイトブック」と称されるデータ本「Recording Index 1961-2016」(V)とされていたテイク。

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"All The Way Down"は、データ本「Recording Index 1961-2016」で(II)とされていたもので、ヴォーカルはオフィシャルで使われているものと同じですが、被ってくるコーラスが異なっていたり、曲が短縮編集される前のテイク。

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"Pretty Beat Up (XMAS issue)"はヴォーカルがオフ(レコーディング前?)のインストヴァージョンで、全編にシンセブラスがフィーチャーされた派手なミックス。

続く"Dog Shit"も、如何にも80年代っぽいフレーズのシンセブラスがフィーチャーされた8ビートのインスト

ディスク2冒頭の"Keep It Cool #1"も『Foxes In The Boxes Vol.1&2』とは異なるテイクで、ヴォーカルはミックのファルセットが主。このテイクの登場でこの曲は都合3テイク、ブート化されたことになります。

"Gotta Know You (Wanna Hold You #1)"は、11月11日からのレコーディングに先立ち、ミックとキースによるプリプロダクション音源。キースがボーカルとギターで、ミックがドラムを担当。"Wanna Hold You "の初期テイクとされていますが似ているのはギターの一部くらい。

トラック6のバンド演奏の"Gotta Know You"は、ミックのヴォーカルが途中少しだけ入っている程度のほとんどインストテイク。ちなみに展開部分は"Mixed Emotions"のイントロを彷彿させるフレーズも。

"Slinky (slow instrumental of The Pain Of Love)"はデータ本「Recording Index 1961-2016」で(I)とされていた最初期のインストテイク。

ボーナストラック扱いの"Slave (Vocal 1 Complete)"は、『The Pain Of Love』(DAC-107)で聴けるものと同じ演奏でヴォーカルも変わらずですが、サックスをオーバーダヴする前の状態のテイク。『The Pain Of Love』収録テイクはモノラルな上、8分40秒弱でフェードアウトしているのに対し、本作のテイクはステレオで、それよりも1分ほど長く演奏の終りまで収録しています。

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by Hara ¦ 18:26, Friday, Sep 11, 2020 ¦ 固定リンク


『Wembley Stadium 1999 Day2』(-)
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『Wembley Stadium 1999 Day2』(-)

June.12 1999 Wembley Studium,London,UK

Stereo Audience Recording
Quality:Excellent

(Disc-1)
1.Introduction/2.Jumping Jack Flash/3.You Got Me Rocking/4.Bitch/5.Respectable/6.Gimme Shelter/7.Angie/8.Honky Tonk Women/9.Saint Of Me/10.Out Of Control/11.Paint It Black/12.Band Introduction/13.Thief In The Night/14.Before They Make Me Run
(Disc-2)
1.B-Stage S.E./The Popcorn/2.Route 66/3.Like A Rolling Stone/4.Midnight Rambler/5.Sympathy For The Devil/6.Tumbling Dice/7.It's Only Rock'n Roll/8.Start Me Up/9.Brown Sugar/10.Satisfaction

『Wembley 1999 2nd Night』(-)のリマスター再発盤。

1999年Bridges Babylonツアー、ウェンブリースタジアム2日連続公演の2日目となる6月12日公演収録盤。

この公演を収録した既発盤は3種

『Over Wembley』(VGP-226)
2種類の音源から作成されており、メインの音源は演奏を大きく捉ええてはいるものの高域キツ目の音質で定位が右寄り。メンバー紹介と"Start Me Up""Satisfaction"で使用されているサブ音源もメインに似た感じの音ではありますが、若干荒れ気味の音で歓声が割れてしまっているというもの。

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『The Complete Wembley 1999 Performances』(RR 028/29/30/31)
前日公演もカップリングされた4枚組タイトル。
やや遠目の音で若干エコーがかってはいますが、周りが静かなので意外と聞きやすいのではという印象。ただ、メインステージの音は低域がブンブン響いていたりするのが玉にキズ。

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そして本作の基である『Wembley 1999 2nd Night』(-)
演奏を大きく捉えた好録音で、耳障りな歓声や手拍子の類は無し。若干高域が耳につく部分があったり、中域が若干響き気味のやや軽めの音ではあるものの、総じてクリアーで聴きやすい音質。

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その『Wembley 1999 2nd Night』のリマスター版となる本作。
箱鳴り気味だった中域を抑え、ベースラインが聞こえるよう低域を持ち上げたことにより、音の抜けと聴き易さが向上。高域の方も耳につく帯域より上の部分を若干持ち上げて、クリアーさを更に強調してはいますが、そこまで上げなくてもといった感も。とはいえ、このリマスターで確実に音質が1ランクアップした印象を受けます。

クレジットでは『Wembley 1999 2nd Night』は両ディスクとも最初のトラkックが"Introduction"という表記になっていましたが、本作はディスク2最初のトラックの方を"B-Stage S.E./The Popcorn"と表記変更しています。

そのステージ移動の際のBGMであるJames Brownの"The Popcorn"に続けて始まる"Route 66"はPAのミスによりイントロが外に出ておらず、まるで音飛びしてるかのように聞こえるのは何とも・・・。

PAミスといえば、"Saint Of Me"でも曲の前半でスネアがオフになっており、まるでチャーリーがスティックを落としたかのような音に聞こえてしまっていたりも。

ちなみにこの日もシェリル・クロウが、6日のシェフィールド、8日のロンドン・シェパーズ・ブッシュ、そして前日11日のウェンブレースタジアムに引き続きゲスト参加していますが、曲はそれまでの3公演同様"Honky Tonk Women"。

by Hara ¦ 20:28, Thursday, Sep 03, 2020 ¦ 固定リンク


『Goin' Back To The Roots' American Tour July 1972』(-)
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『Goin' Back To The Roots' American Tour July 1972』(-) 1CD

July.5 1972 The Scope,Norfolk,Virginia

Mono Audience Recording
Quality:Excellent - Very Good

1.Brown Sugar/2.Rocks Off/3.Gimme Shelter/4.Happy/5.Tumbling Dice/6.Sweet Virginia/7.You Can't Always Get What You Want/8.Band Introductions/9.Bye Bye Johnny/10.Rip This Joint/11.Jumping Jack Flash/12.Street Fighting Man


アナログ『'Goin' Back To The Roots' American Tour July 1972』(Contra Band)復刻CD

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基のアナログは、高域がすっきりと伸びたクリアーな音質で、終盤の全体の音量が大きくなる箇所では若干ドラムが埋もれ気味になるものの、演奏を大きく捉えたバランス良好の音源から作成されており、1972年ツアーのブートの中でも優良な部類に入るというもの。

"Bitch""Love In Vain""All Down The Line""Midnight Rambler"の4曲をカットした全11曲で、"Brown Sugar"の頭欠けを目立たなくする意図もあったのか、ご当地ソング"Sweet Virginia"を1曲目に持ってきている以外は曲順をいじることなく、この日のコンサートのダイジェスト的な造りとなっています。

ただ、テープを節約しようとしたのか会場での録音中にテレコの一時停止を頻繁にしたのか、はたまたLPに目いっぱい曲を収録しようとしたのか分かりませんが、続けざまに演奏されるラストの3曲を除いて、1曲毎にフェードアウトしてしまっているというのが玉にキズ。

また、マトリクス部分に「KYOTO」やバージョンによって「CATCH ME IF YOU CAN」と彫られていることでも、それなりに知られたタイトルだったりします。

ちなみに、こちらはRubber Dubberが出したことになっているLP『Goin' Back To The Roots' American Tour July 1972』ですが、マトリクスナンバーが「CATCH ME IF YOU CAN」云々を除きContra Band盤と同じなのと、(インフォメーションで知りましたが)この時期Rubber Dubberは廃業していたようなので、Contra BandがRubber Dubberを装って出したもののようです。

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この音源を使ったCDは、コンディションがあまり良くないLPから起こした『'Goin' Back To The Roots' American Tour July 1972』(GBTTR 72001)のみ。
スクラッチノイズは聞こえ、"Tumbling Dice"ではあろうことか針飛びまで起こしているというイマイチな出来の残念なタイトル。

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きちんとした復刻が望まれている中、ようやくリリースされた本作ですが、音の方はピッチ調整とスクラッチノイズの除去処理をした程度で、"Sweet Virginia"を本来の位置に戻している以外は基本的にはアナログLPそのままの復刻。よって最後の3曲を除いた各曲のフェードアウトも変わらず。

ただ、"Sweet Virginia"を本来の位置に戻したことにより、アルバムの最初を飾る"Brown Sugar"が頭欠けで始まることを嫌ってか、この冒頭欠落部のみ、『Goin' Back To The Roots』(DAC-102)や『Going Back To The Roots』(Wizard Rekords VGP-062)、そして『Drive Me Crackers』(RSBB-1001)といったCDに収録されていた別のオーディエンス音源を補填。

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この別オーディエンス音源は、キースのギターがやたらと大きく捉えられているというバランスで、本作のオーディエンス音源と比べると高域の鮮明度がやや劣る音質だったりはするものの、補填自体は"Brown Sugar"冒頭10秒程度につき、音質差・バランス共に全く気にならないレベルとなっています。

なお、LPでは"You Can't Always Get What You Want"も頭切れを起こしていましたが、この別オーディエンス音源もテープチェンジにあたったようで頭切れだったことから、こちらは補填出来ず頭欠けのまま。

この日の"Jumping Jack Flash"では、キースがイントロを弾き始めたものの音色が気に入らなかったのか、いったん弾くのを止めかけますが、結局そのまま弾き続けた結果なのかは定かではありませんが、ミックが歌い出しが遅れているのが耳を惹くところ。そのミック、次曲"Street Fighting Man"でも歌い出しが遅れています。

by Hara ¦ 00:28, Saturday, Aug 29, 2020 ¦ 固定リンク


『Washington 1999 2nd Night』(-)
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『Washington 1999 2nd Night』(-) 2CD

Mar.8 1999 MCI Center,Washington,D.C.

Stereo Audience Recording
Quality:Excellent

(Disc-1)
1.Intro/2.Jumping Jack Flash/3.Respectable/4.All Down The Line/5.You Got Me Rocking/6.Honky Tonk Women/7.Moonlight Mile/8.Saint Of Me/9.Some Girls/10.Paint It Black/11.Band Introduction/12.Thief In THe Night/13.You Don't Have To Mean It/14.Out Of Control
(Disc-2)
1.B-Stage S.E./2.Route 66/3.Just My Imagination/4.Midnight Rambler/5.Tumbling Dice/6.It's Only Rock'n Roll/7.Start Me Up/8.Brown Sugar/9.Sympathy For The Devil

前項に続いての1999年No Securityツアー中盤のワシントン公演収録盤。本作が収録してるのは、2連続公演の2日目となる3月8日公演。

この日はツアー初登場にして唯一の演奏となった"All Down The Line"がセットリスト入り。その"All Down The Line"、97年は演奏されず、翌98年は1月17日のMSG公演と1月23日のハワイ公演、そして99年はこの日と6月8日のロンドン・シェファーズブッシュの計4回のみの演奏という、No Securityツアーのみならず、Bridges To Babylonツアーでもレアな部類の曲だったりします。

この公演を収録している既発盤はVGP『Welcome To Washington』(VGP-218)のみ。

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エコーがかったややクリアーさに欠ける音質で、演奏自体は大きく捉えてはいるものの、不快に感じるレベルではないがBステージともども少々騒々しいというタイトル。また、時々マイクを隠すのか突如音がこもったりするところもあったりします。

本作はというと、音の近さ自体はVGP盤とさほど変わりませんが、高域はすっきりと伸び、低域もそこそこに厚みがあるという高音質音源から作成されています。

VGP盤ほどではありませんが本作も観客が賑やかで、このツアーの目玉曲"Moonlight Mile"では曲が地味すぎたのか周りが騒がしかったり、また"All Down The Line"や"Some Girls"では録音者の傍の観客の話し声をダイレクトに拾ってしまっていたりもしますが、こちらも不快に感じるほどではありません。

そんな本作で耳を惹いたのが"Tumbling Dice"。
ホーンのバランスがかなり大きく、2コーラス目のAメロ「Honey got no money」や「Baby,I can't stay」あたりはほとんどヴォーカルが聞こえないといった具合だったので、こんなバランスだったかとVGP盤の方を聞いてみると、こちらはちゃんとヴォーカルが前面に出ているという・・・。

何とも不思議だったことから更にヘッドフォンでよく聞いてみると、本作はヴォーカルに比べてホーンの定位がやや右に寄っていたりすることから、おそらく録音者はホーンセクション近くの席で、スピーカーの音に加えてホーンの生音も拾っていたのではなかろうかというのが一応の結論ですがはたして・・・。

by Hara ¦ 23:26, Monday, Aug 24, 2020 ¦ 固定リンク


『Washington 1999 1st Night』(-)
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『Washington 1999 1st Night』(-) 2CD

Mar.7 1999 MCI Center,Washington.D.C.

Stereo Audience Recording
Quality:Excellent

(Disc-1)
1.Intro/2.Jumping Jack Flash/3.Live With Me/4.Respectable/5.You Got Me Rocking/6.Honky Tonk Women/7.Memory Motel/8.Saint of Me/9.Some Girls/10.Paint It Black/11.Band Introductions/12.You Got The Silver/13.Before They Make Me Run/14.Out Of Control
(Disc-2)
1.B-Stage S.E.2.Route 66/3.When The Whip Comes Down/4.Midnight Rambler/5.Tumbling Dice/6.It's Only Rock'n Roll/7.Start Me Up/8.Brown Sugar/9/Sympathy For The Devil

1999年No Securityツアー中盤、ワシントン2連続公演の1日目にあたる3月7日公演収録盤。

この公演を収録した既発タイトルはVGPがノンレーベルでリリースした『You Got The Silver』(-)

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やや距離を感じる音ではあるものの演奏を大きく捉えた好録音で、Bステージはちょっと音が遠くなり定位も右に片寄ってしまってますが、盛り上がる部分では騒がしくなったりしてますが、総じては聴きやすい音で収録されたタイトル。

本作はというと、やや距離を感じはするものの演奏を大きく捉えているという点は『You Got The Silver』と大差なし。

ただし『You Got The Silver』は、音が中域に集まったクリアーさに欠ける音質に加え、おそらく当時生録でよく使われていたMDの特徴であった自動音量調整機能によると思しきリミッターがかかったやや潰れ気味な音だったのに対し、本作はDATでの録音だったようで、自然で鮮明、且つ耳触りの良い聴き易い音質で収録されています。

唯一残念なのは"Jumping Jack Flash"2分43秒付近で一瞬音量が大きくなる箇所があるのですが、ここは調整しておいてほしかったかと。

この日の演奏はツアーの平均的なもので、特に触れる点は無し。

ちなみに・・・本作のインフォメーションでは"You Got The Silver"を「この日がライブ初演でした」としてしまってますが、この曲はツアー初期からの準レパートリーでしたので、既に結構な数を演奏してきてのこの日だったりします。

そこから考えられるのは、おそらくですが事典の『You Got The Silver』の項でアルバム名に触れる際に「キースが歌う"You Got The Silver"はその後のツアーでも歌われ続けてきたこともあり、今ではさほどのレア曲ではなくなっていますが、初めてライブで披露したのがこのツアーとなります。」と記していたのを、「初めて」という部分だけで初演と勘違いしてしまったのかなと。紛らわしい表現と言えば紛らわしいのですが・・・。

by Hara ¦ 07:41, Saturday, Aug 22, 2020 ¦ 固定リンク


番外編『The Rolling Stones In Color Vol.1』(Mayflower)
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『The Rolling Stones In Color Vol.1』(MF-158) 1DVD

【The Arthur Hayes Show Feb.8, 1964】
1.I Wanna Be Your Man/2.You Better Move On

【N.M.E. Poll Winners Concert Apr.26, 1964】
3.Not Fade Away/4.I Just Want To Make Love To You/5.I'm Alright

【The Mike Douglas Show June.18, 1964】
6. Carol/7.Tell Me/8.Interview/9.Not Fade Away/10.I Just Want To Make Love To You

【The T.A.M.I. Show Oct.29, 1964】
11.Around And Around/12.Off The Hook/13.Time Is On My Side/14.It's All Over Now/15.I'm Alright

【N.M.E. Poll Winners Concert Apr.11, 1965】
16.Pain In My Heart/17.The Last Time

【2nd IRELAND TOUR Sep.3&4, 1965】
18.The Last Time/19.Satisfaction/20.I'm Alright

【Halle Munsterland,Munster Sep.11, 1965】
21.Around And Around/22.Satisfaction/23.I'm Alright


番外編でこのDVDを。

ついにブートもここまで来たかの、ブライアン期モノクロ映像のカラー化集。

これまでは曲単位で、カラー化されたストーンズのモノクロ映像をネットで幾つか観ることが出来ましたが、初のカラー化映像多数で、これだけの分量をまとめて観れるというのは画期的。

トラック6から10のマイク・ダグラス・ショー映像はタイムコード表示あり。

notfadeawaycolor

ちなみにここで放送された"Not Fade Away"は、(当然ながら)タイムコード表示の無いモノクロ映像がオフィシャルリリースされています。

また、トラック16と17の1965年のNMEコンサートについては"Everybody Needs Somebody To Love"と"Around And Around"が未収録ですが、状態の良い映像がブートでこれまでも出回っていたので、ここは収録しておいてほしかったところ。

画像上がカラー化された"The Last Time"で下が"Around And Around"

thelasttimecolor
aroundandaroundmono

by Hara ¦ 23:46, Monday, Aug 17, 2020 ¦ 固定リンク


『Los Angeles 1989 Final Night Mike Millard Master Tapes』(-)
losangelsfinalnight

『Los Angeles 1989 Final Night Mike Millard Master Tapes』(-) 2CD

Oct.22 1989 Memorial Coliseum,Los Angeles,CA

Stereo Audience Recordings
Quality:Excellent

(Disc-1)
1.Continenntal Drift/2.Start Me Up/3.Bitch/4.Sad Sad Sad/5.Undercover Of The Night/6.Harlem Shuffle/7.Tumbling Dice/8.Miss You/9.Ruby Tuesday/10.Angie/11.Rock And A Hard Place/12.Mixed Emotions/13.Honky Tonk Women/14.Midnight Rambler
(Disc-2)
1.You Can't Always Get What You Want/2.Little Red Rooster/3.Before They Make Me Run/4.Happy/5.Paint It Black/6.2000 Light Years From Home/7.Sympathy For The Devil/8.Gimme Shelter/9.Member Introductions/9.It's Only Rock'n Roll/10.Brown Sugar/11.Satisfaction/12.Jumping Jack Flash

1989年Steel Wheelsツアー中盤のハイライト、ロサンジェルス4連続公演最終日となる10月22日公演全曲収録盤。

このロサンジェルス4連続公演、初日の18日公演は3枚組LPの『Love You Live Los Angeles』(SL 87037)と2枚組CD『Los Angeles 1989 1st Night』(-)にて、それぞれ異なるオーディエンス音源がブート化。

loveyoulivelosangelslp

losangels19891stnight

続くエリック・クラプトンがゲスト出演した2日目の19日公演はスクリーン映像が流出し、その音声を基に作成された『At The Max To The End』(VGP-087)等、幾つかのCDタイトルがリリースされてきましたが、

vgpatthemaxtotheend

最初に日程が発表された21日と22日公演(18日と19日は追加発表)はこれまでリリースされてきておらず、本作が初のブート化。

そしてアルバムタイトルにも記載されているように、本作の基となった音源は、ストーンズのブート愛好家には75年LAフォーラムの高音質録音でお馴染みの著名なテーパー、マイク・ミラード氏によるもの。

やや奥行きを感じる音ながらバランス・分離共によく、且つ耳障りな歓声や手拍子はほぼ無いという流石の録音で、音質もクリアー。

テープチェンジやテレコ停止による欠落部は、"Rock And A Hard Place"と"Mixed Emotions"の曲間、"Happy"と"Paint It Black"の曲間、そして本編"Satisfaction"が終わってアンコールの"Jumping Jack Flash"が始まるまでの間の3箇所。

この欠落部には当日の別音源が補填されていますが、音質もさることながら周りの観客の環境が似た音源があったようで、音源切り替わりの違和感はほぼ無し。

そしてクレジットはされていませんが"Jumping Jack Flash"が終わった後の花火と"Carmen"も同音源から追加補填されています。

この日は、"Harlem Shuffle"の歌い出しでミックが入り損ね、バーナードが一人だけ歌い出してしまっていたり、"Rock And A Hard Place"では開始前の機材トラブルと思しきノイズでメンバーが躊躇してしまったのか、チャーリーだけが演奏をスタート。"Honky Tonk Women"ではキースのイントロの入りが遅れてしまったことからタイミングがつかめず、なかなか歌い出しのリフに入れずかなり長めのイントロに。"Before They Make Me Run"では最初のサビを2回繰り返すのに、キースが1回終わったところでAメロのコードを弾き始めてしまったり、"Gimme Shelter"では中盤のギターソロの前のコード進行をキースが間違えたためソロの入りが遅れ、"It's Only Rock'n Roll"の前のサポートメンバー紹介では、まだアップタウンホーンズの紹介が済んでいないのに、キースがイントロを弾き始めてしまい慌てて止めたりと、LA最終ということでリラックスし過ぎたわけではないのでしょうけど、ミス多めのライブとなっています。

by Hara ¦ 13:59, Thursday, Aug 13, 2020 ¦ 固定リンク


『Paris 1982 1st Night』(-)
paris19821stnight

『Paris 1982 1st Night』(-) 2CD

June.13 1982 Hippodrome D'auteuil,Paris France

Stereo Audience Recording
Quality:Very Good

(Disc-1)
1.Take The A Train/2.Under My Thumb/3.When The Whip Comes Down/4.Let's Spend The Night Together/5.Shattered/6.Neighbours/7.Black Limousine/8.Just My Imagination/9.Twenty Flight Rock/10.Going To A Go Go/11.Chantilly Lace/12.Let Me Go/13.Time Is On My Side/14.Beast Of Burden/15.Let It Bleed
(Disc-2)
1.You Can't Always Get What You Want/2.Band Introductions/3.Little T&A/4.Tumbling Dice/5.She's So Cold/6.Hang Fire/7.Miss You/8.Honky Tonk Women/9.Brown Sugar/10.Start Me Up/11.Jumping Jack Flash/12.Satisfaction

1982年欧州ツアー、パリ2日連続公演の初日にあたる6月13日公演収録盤。

この公演の既発盤はVGP『Demain Le Soleil』(VGP-106)

vgpdemainlesoleil

定位がやや左寄りの演奏を大きく捉えた良好音源から作成されており、ややレンジ狭めの音ではあるものの、耳に刺激的な周波数が抑えられているので聴き疲れはしないというタイトル。
ただ、前の観客に視界を遮られた(?)影響だったのか、音ユレが結構あるのが玉にキズ。

本作はというと、VGP盤と比べて後ろの方のポジションで録音したと思しき演奏が遠目の音源で、盛り上がる箇所では手拍子に演奏が埋もれるところも。ただこの手拍子、1人や2人のようなパチパチ程度のものなら不快に感じますが、大人数のものなのでこれはこれで臨場感があるともいえます。

音質はもう少し高域が抜けてもいいかなといった感の、マイルド気味な耳に優しいもの。

レコーダーの開始遅れやテープチェンジによる欠落部分にはVGP盤からコピー補填。

ディスク冒頭から"Under My Thumb"イントロ8秒、"When The Whip Comes Down"と"Let's Spend The Night Together"の曲間、"Chantilly Lace"終了後から"Let Me Go"イントロ18秒、"She's So Cold"終了後から"Hang Fire"イントロ15秒、"Jumping Jack Flash"終了後から"Satisfaction"イントロ12秒、そして"Satisfaction"終了後からディスク終了まで。

補填されている部分の大半が曲間だったり、イントロだったりするので、大きな違和感はありませんが、VGP盤との音の近さの違いがこの箇所からも分かるかと。

なお、本作ではクレジットされていませんが、ショーの終演を知らせる"Tchaikovsky Overture 1812 Opus 49"もちゃんと収録しています。

演奏は"She's So Cold"のエンディングが怪しい程度で、崩れることのないこのツアーならではのスピーディーな安定した演奏を聴くことが出来ます。

by Hara ¦ 08:47, Saturday, Aug 08, 2020 ¦ 固定リンク


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