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『Alive In Seattle』(DAC-062) 2CD July.18 1975 Seattle Center Coliseum,Seattle,WA
Stereo Audience Recording Quality:Very Good
(Disc-1) 1.Fanfale For The Common Man/2.Honky Tonk Women/3.All Down The Line/4.If You Can't Rock Me - Get Off Of My Cloud/5.Star Star/6.Gimme Shelter/7.Ain't Too Proud To Beg/8.You Gotta Move/9.You Can't Always Get What You Want/10.Happy/11.Tumbling Dice/12.It's Only Rock'n Roll (Disc-2) 1.Band Introductions/2.Fingerprint File/3.Wild Horses/4.That's Life/5.Outa Space/6.Brown Sugar/7.Midnight Rambler/8.Rip This Joint/9.Street Fighting Man/10.Jumping Jack Flash
ツアーも終盤に差しかかったシアトル公演収録盤。
この日は、セットリストこそ前公演であるカウパレス2日目からの全20曲と小振りなものの、途中でリズムが裏返ってしまう"IORR"はご愛敬として(笑)全体的にはテンポ良く、ミックも序盤からハイテンションな為、かなり楽しめる演奏を繰り広げています。
シアトル公演を収録したブートは本作含め幾つかのタイトルが出ていますが、いずれも基は同じ音源。
この音源、高域がすっきり伸びたLAやカウパレス程のレンジの広い音質ではありませんが、75年ツアーのオーディエンス録音の中でもかなり良い方の音で、演奏が大きく録れていて歓声や拍手が耳障りでない良好録音。
また、70年代のオーディエンス録音にしては珍しくバスドラムを大きく拾っており、オン気味の低音に加え、そのドカドカと録れたリズムも相まってなかなか迫力のある音になっています。
この音源の初登場は8枚組ボックス『Tour Of The Americas 75』(RS01-08)にて。こちらはコモり気味の音質な上、ピッチが早いという難点あり。
続いて『Seattle 1975』(Risk Disc 011)と
事典で取りあげた『Rockin'The Coliseum』(EXM-003AB)
この2種は、音圧の違いこそあれ音質はほぼ同等。ピッチの方もほぼ正常でしたが、ヒスノイズが若干多めなのと、音質自体はやや中域強め。
さて、今回のDAC盤。ヒスノイズ自体は既発と大差なし。音質は、やや低域の方に重心を移した音作りしているようで、Risk Disc盤やExile盤に比べると落ち着いた印象を受けます。
また、先程"ほぼ正常"と書きましたが、よく聴くとライブ序盤から中盤までのピッチが微妙に遅かったRisk Disc盤やExile盤に比べ、DAC盤は最初から最後までピッチをきちんと修正。
ちなみに"You Can't Always Get What You Want"ギターソロ後のAメロ(DAC盤のタイムでは9分31秒)の音飛びはDAC盤もですが、これはおそらくテープチェンジによるものと推測。 |
by Hara ¦ 04:09, Monday, Feb 26, 2007 ¦ 固定リンク
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