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『Live At The Budokan (5th Anniversary Edition)』(SODD) |
『Live At The Budokan (5th Anniversary Edition)』(SODD 070/071) 2CD Mar.10 2003 Budokan Hall,Tokyo,Japan
Stereo Audience Recording Quality:Excellent
(Disc-1) 1.Opening Announcement/2.Jumping Jack Flash/3.You Got Me Rocking/4.Live With Me/5.Let It Bleed/6.No Expectations/7.Rocks Off/8.Everybody Needs Somebody To Love/9.Worried About You/10.Midnight Rambler/11.Band Introductions/12.Slipping Away/13.Before They Make Me Run (Disc-2) 1.Start Me Up/2.It's Only Rock'N Roll/3.Rock Me Baby/4.Can't You Hear Me Knocking/5.Honky Tonk Women/6.Tumbling Dice/7.Brown Sugar/8.(I Can't Get No)Satisfaction
タイトル名にもある通り、ストーンズ武道館公演5周年記念版の本作。
武道館公演といえば、下記の4種3音源が既発リリースされてますので、一応簡単に紹介しておきますと。
まずは、公演単体でのリリース盤『Live At The Budokan Hall』(SD-001A/B)
手拍子・拍手の類が多く、この時期にしても珍しい位に高域がキンキンの 大変聴きづらい音質でしたが、他のプレスタイトルが全てボックス仕様だった為、唯一の単独リリースだったこともあり、それなりに好評を博したタイトルですが、今聴いてもやはりこの高域は耐え難いものが・・・。
この音源、その3年後には音に加工を施していないナチュラルな質感のままで『Live At The Budokan Special Edition』(EXM-015A/B/C)としてリリース。
こちらは前作に4曲だけ収録されていたり、他タイトルに散らばっていた武道館公演リハーサルの音を、未収録の曲前後のチャットも含めて1枚にまとめたディスクが付いた3枚組でしたが、本体の武道館公演に関しては、やはり手拍子・拍手の類が多いので、どちらかというとイマイチ感の強いタイトル。
続いては限定リリースだった為に、当時あっという間に市場から消えてしまったボックスセット『Licks Japan Tour 2003 Complete Box』(OOC 001-012)
序盤ほんのわずかながら定位が左寄りですが、邪魔な手拍子・拍手の類がほとんど無い好録音。音質もマイルドで聴きやすい質感。
そして大御所VGPの日本公演ボックス『Licks Japan Tour 2003』(VGP-330)
音の近さは一番で、こちらも邪魔な手拍子・拍手の類はありませんが、残念ながらマイクに布が1枚被っているような若干の音のコモリが玉にキズ。
さて本作ですが、VGP盤に匹敵する音の近さで、音質はOOC盤並にクリアーでマイルド。そしてこれまた邪魔な手拍子・拍手の類はほとんど無く、奥行き感のある歓声が良い具合に回り込んで聞こえるという、既発の良いとこ取りの様なタイトル。
もちろんまもなくの開演を知らせるブザーとアナウンスも既発同様に収録で、アナウンスから客電落ちまでの長い時間はきちんと編集されています。
武道館の玉ネギ部分の写真を使用したピクチャーディスク仕様も雰囲気を醸し出している好タイトル。
なお、番外的ではありますが、当時人気を博したCD-RタイトルにSylphリリースの『Sweet Things That You Promised』(SP-031003409)がありましたが、本作はもちろんそれとも当然別音源。
本作はそのSylph盤よりも低音が出ており、手拍子・拍手の類も格段に少なめとなっています。 |
by Hara ¦ 23:56, Friday, Nov 28, 2008 ¦ 固定リンク
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