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2007年 3月
『ANIMAL DUDS』(DAC-064)
Various Broadcast Recording & Copy Of Official Albums
Stereo Soundboard Recording
Quality:Excellent
(Disc-1)4-13,18-29
Mono Soundboard Recording
Quality:Excellent
(Disc-1)1-3,14-17
Mono Soundboard Recording
Quality:Excellent-Very Good
(Disc-2)1-16,20-23
Mono Soundboard Recording
Quality:Very Good-Good
(Disc-2)17-19
DAC/VGPお得意のアナログ複刻タイトル。
アナログ『Animal Duds』(MR 85-2)は1枚物のLPでしたが、本作は2枚組計52トラックに拡大。
*** Disc-1
ディスク1は『Animal Duds』を中心にオフィシャルトラックを収録
●NME Poll Winners Concert 1964
1.Not Fade Away/2.I Just Wanna Make Love To You/3.I'm Alright/
●NME Poll Winners Concert 1965
14.Everybody Needs Somebody To Love-Pain In My Heart/15.Around And Around/
16.The Last Time/17.Everybody Needs Somebody To Love/
1〜3及び14〜17は1964-65年のNMEポールウイナーズコンサートから。
有名音源だけにCD化だけでもかなりのタイトルがありますが、この二つのライブを両方一緒収録している代表的なタイトルとしては、ダンデライオンの『Bright Lights,Big City』(DL 099/100)や
Bad Wizard『Down The Road Apiece』(BW 6167)
そしてVGPが変名でリリースした『Got Live If You Want It!』(LONDON)とありますが、本作もこれらと遜色ない高音質にて収録。
●The Andrew Loog Oldham Orchestra feat.The Roling Stones
4.Young Love/5.To Know Him Is To Love Him/6.Animal Duds/7.I Get Around/8.Save It For Me/9.Then He Kissed Me/10.Do Wah Diddy Diddy/11.My Boy Lollipop/12.It's Yourself/13.There Are But Four Seasons To Every Year
4〜13はアンドリューオールダム・オーケストラのセッション音源で、初ブートCD化多数。ストーンズ参加のアンドリュー・オーケストラ音源としては、初期ストーンズ音源を収録した名盤『The Rolling Stones Files 1961-1964』にかなりまとめて収録されていましたが、本作とのダブリは"To Know Him Is To Love Him"のみ。
その"To Know Him Is To Love Him"や"Young Love"、"I Get Around"は、色々な資料にストーンズメンバー参加の記載がありますが、アルバムタイトルにもなっている"Animal Duds"や他の曲はストーンズ参加の確証は薄い音源。ただ、メーカーインフォにあったビルがコーラスで参加しているとの"Do Wah Diddy Diddy"は実際聴いてみると、たしかにそうかなといった感じなんで、何とも謎の音源ではあります。ちなみにクレジットでは1964年7月とされていますが、"To Know Him Is To Love Him"や"Animal Duds"はそれ以前のセッション。
●Official LP『Got Live If You Want It!』
18.Under My Thumb/19.Get Off Of My Cloud/20.Lady Jane/21.Not Fade Away/22.I've Been Loving You Too Long/23.Fortune Teller/24.The Last Time/25.19th Nervous Breakdown/26.Time Is On My Side/27.I'm Alright/28.Have You Seen Your Mother,Baby,Standing In The Shadow?/29.Satisfaction
ディスク1残りは、オフィシャル『Got Live If You Want It!』のステレオLPをCD化。
このミックスは、現行のアブコミックスとは異なっており、日/英でCD化されていたこともありましたが、何故か1曲毎にフェードアウトするという最悪な編集だったのでこれは便利。
なお、このアルバムの各種ミックス違いに関しては三十郎さんのHP「Bridges To Stones」のAbkco Remastersのコンテンツに載せてあるのでお暇な時にでも
http://www.din.or.jp/~sugar/b2s/abkco/index.html
*** Disc-2
ディスク2は、TV番組「Ready Steady Go」の口パクでない演奏(一部ヴォーカルのみ生の回もあり)を中心にまとめたもの。
いずれも音質はこの年代としては高音質で、この手の音源にありがちな昔のAMラジオの様にレンジが狭かったり、音がこもっっていたりという事がなく、いずれもすっきりとした音で、充分高音質といっても過言ではない音。ただし10月22日の回に関してはテープ回転が一部不安定なのと、この部分だけ音質が落ちます。
●"Ready,Steady,Go"1964
1.Aroud And Around/2.If You Need Me
●"Ready,Steady,Go" Jan.15 1965
3.What A Shame/4.Time Is On My Side/5.Down The Road Apiece
●"Ready,Steady,Go"1965
6.Everybody Needs Somebody To Love
ディスク2冒頭6曲は初ブート化。いずれも曲の最初か最後が切れていますが、ライブ演奏自体が激レアで、ある意味このブート最大の目玉とも言える"What A Shame"はほぼ完全に聴く事が出来ます。
●"Ready,Steady,Go" Feb.26 1965
7.The Last Time/8.Everybody Needs Somebody To Love-Pain In My Heart/9.Play With Fire/10.I'm Moving On
LP及びCD『Crackin'Up』で聴けた音源。本作の音質は『Crackin'Up』よりやや中域厚めな分、音の芯がある印象。"Everybody Needs Somebody To Love""Play With Fire"のイントロが欠けているのは従来通り。
●"Ready,Steady,Go" Apr.9 1965
11.Everybody Needs Somebody To Love-Pain In My Heart/12.I'm Alright/13.The Last Time
●"Ready,Steady,Go" Sep.2 1965
14.Oh Baby/15.That's How Strong My Love Is/16.Satisfaction
●"Ready,Steady,Go" Oct.22 1965
17.Cry To Me/18.She Said Yeah/19.Get Off Of My Cloud
●"Ready,Steady,Go" May.27 1966
20.I Am Waiting/21.Under My Thumb/22.Paint It Black
これら大半は『Ready Steady Stones』(VGP-248)で聴けた音源で、
全体的にVGP盤より音質も向上。13曲目の"Last Time"は初ブート化ですが、その反面、その前の"I'm Alright"はVGP盤よりフェードアウトが40秒強早いのが玉にキズ。
"Everybody Needs Somebody To Love"の頭欠け、"Get Off Of My Cloud""Paint It Black"のフェードアウト、10月22日の回のテープ伸びによる音ムラは同じ。
●"Mike Douglas Show" June.18 1964
23.Not Fade Away
ラストを飾るこの曲も初ブート化。クリアーな高音質の完走テイク。 |
by Hara ¦ 03:03, Monday, Mar 19, 2007 ¦ 固定リンク
『A Bigger Bang Beta-Mixes 2005』(IMP-N-019)
『A Bigger Bang Early Mixes』(SODD 021)
『The Bigger Bang-Outtakes』(Check This Out)
1.Let Me Down Slow #1/2.It Won't Take Long #1/3.Streets of Love #1/4.She Saw Me Coming/5.Biggest Mistake/6.This Place Is Empty/7.Oh No, Not You Again/8.Dangerous Beauty #1/9.Driving Too Fast/10.Don't Wanna Go Home #1/11.Under The Radar/12.Let Me Down Slow #2/13.Let Me Down Slow #3/14.It Won't Take Long #2/15.Streets Of Love #2/16.Dangerous Beauty #2/17.Don't Wanna Go Home #2/18.Don't Wanna Go Home #3
『A Bigger Bang』流出音源収録盤3種。
アーリーミックス、ベータミックス、アウトテイクとタイトルによって
呼び方は様々ですが、ミックスは基本的にオフィシャルと同じで曲の長短が違う程度につき、去年流出した『Steel Wheels』のアウトテイクみたいなのを期待すると肩すかしをくらうかも。逆に『A Bigger Bang』を聞き込んでいる人には、その微妙なエディットを楽しめるかもしれません。
音質はいずれもオフィシャルと遜色ない高音質で、音圧が微妙に違う位の差。
曲順はどのタイトルも同じですが、Check This Out盤は最後の2曲
("Don't Wanna Go Home" #2と#3)を"Let Me Down Slow"と誤表記しているだけでなく、どういう訳かその"Don't Wanna Go Home #3"は他盤より1分強も早くフェードアウトしてしまっています。とはいえ後述しますが、#1,2,3に違いは無いので、まあどうでもいい部分ではありますけど。
トータルタイムもIMPとSODDでは32秒も違いますが、ピッチはCTO含め
いずれもほぼ正常で、曲間の無音部分の違いによるもの。
なお、SODDのオマケについてる06年ブエノスアイレス公演のDVD-Rは、メインに放送バージョン。こちらはシャープさにやや欠けるきらいがありますが、まあ南米公演の映像にありがちなクオリティ。そしてボーナストラック扱いとして、本編終了後に放送されなかった"Shattered""Start Me Up"の2曲がこちらもプロショットで収録されており、なかなか綺麗な画像ではありますが、ちょっとコマ数が足りない様で動きのある部分ではややぎくしゃくした感じとなっています。
では、各収録曲の違いなぞを簡単に列記しておきます
●1. Let Me Down Slow #1
オフィシャルよりフェードアウトが若干遅い為、1小節程余分に聴ける
●2. It Won't Take Long #1
オフィシャルより1コーラス目と2コーラス目の間の間奏が長いのと、オフィシャルは後奏を編集して短く切りつめている
●3. Streets of Love #1
オフィシャルとの違い無し
●4. She Saw Me Coming
オフィシャルより1コーラス目と2コーラス目の間の間奏が長い
●5. Biggest Mistake
オフィシャルよりイントロが長い。また、中間に出てくるイントロと同じファルセット部分がこちらもオフィシャルより長い。オフィシャルは後奏がフェードアウトだが、こちらはだらっとしながらも最後まで完走。ちなみに後奏ではチャーリーのスネアが1発抜けてしまいますが、オフィシャルはそこに行く前にフェードアウトしている。
●6. This Place Is Empty
オフィシャルとの違い無し
●7. Oh No, Not You Again
オフィシャルとの違い無し
●8. Dangerous Beauty #1
オフィシャルより間奏のギターソロ導入部が長い。
また後奏もオフィシャルは編集して短く切りつめている為、こちらの方が長い
●9. Driving Too Fast
1コーラス目と2コーラス目の間の間奏及びギターソロがオフィシャルより長い。
後奏もオフィシャルは編集して短く切りつめている為、こちらの方が長い
●10. Don't Wanna Go Home #1
『A Bigger Bang』Special EditionのDVDに収録されている曲。
1コーラス目のサビが倍なのと中間のギターソロも長い。
また、3コーラス目からエンディングまでのサビは都合5フレーズあるが、オフィシャルで使用されているのは1,3,5の3フレーズのみということで、
トータルで1分近く違う。
●11. Under The Radar
こちtらも『A Bigger Bang』Special EditionのDVDに収録されている曲。
オフィシャルよりも3コーラス目が長い(2分21秒からの1フレーズ)。
後奏もオフィシャルはミックが曲名をロングトーンで叫んだ後のスライドソロをエディットしている上、フェードアウトもやや短めにつき、トータルタイムでオフィシャルより30秒強長くなっている。
●12. Let Me Down Slow #2
#1よりほんのわずかフェードアウトで音が消えるのが早い
●13. Let Me Down Slow #3
#1と同じ
●14. It Won't Take Long #2
#1と同じ
●15. Streets Of Love #2
オフィシャルとの違い無し
●16. Dangerous Beauty #2
#1より約1秒ほど長い
●17. Don't Wanna Go Home #2
●18. Don't Wanna Go Home #3
いずれも#1と同じ |
by Hara ¦ 09:17, Saturday, Mar 10, 2007 ¦ 固定リンク
『Stuttgart'06』(Check This Out) |
『Stuttgart'06』(Check This Out) 2CD
Aug.3 2006 Gottlieb-Daimlerstadion,Stuttgart,Germany
Stereo Audience Recording
Quality:Excellent
Stereo Audience Recording
Quality:Good
(※) Disc-2 Track7(part)-8
***Bonus Track
●Disc-2 Track9-10
Feb.26 2006 Foro Sol,Autodromo Hermanos Rodriguez Mexico City,Mexico
Mono Audience Recording
Quality:Very Good-Good
●Disc-2 Track11-12
July.16 2006 Olympiastadion, Munich, Germany
Stereo Audience Recording
Quality:Very Good
(Disc-1)
1.Intro/2.Jumping Jack Flash/3.It's Only Rock'n Roll/4.Oh No Not You Again/5.Let's Spend The Night Together/6.Ruby Tuesday/7.Streets Of Love/8.Tumbling Dice/9.Midnight Rambler/10.Night Time Is The Right Time/11.Band Introductions/12.Slipping Away/13.Before They Make Me Run/14.Miss You
(Disc-2)
1.Rough Justice/2.Start Me Up/3.Honky Tonk Women/4.Sympathy For The Devil/5.Paint It Black/6.Brown Sugar/7.You Can't Always Get What You Want/8.Satisfaction
*** Bonus Track
9.Gimme Shelter/10.Get Off Of My Cloud/11.Angie/12.Paint It Black/13.Satisfaction
タイトルにもある通りシュトッツガルト公演収録盤。
この公演に関しては先日ここで取りあげた『The Bigger Bang In Germany』(RS-BBG 030806-1/2)という超高音質盤がありますが、本作で使用されている音源も同じ。
『The Bigger Bang In Germany』には"Midnight Rambler"終盤と
"Night Time Is The Right Time"にデジノイズが入るという欠点がありましたが、本作はデジノイズ無し。
ただし本作で使われた音源は、TASBで話題としたネットで出回った音源だったようで、"You Can't Always-"の6分9秒から手拍子の多い遠目の音源に変っているのがなんとも残念なのと、音質の方も少し中域の方を持ち上げたりしているようで、すっきりとして迫力のある『The Bigger Bang In Germany』に比べて、やや落ち着きのない印象を受ける音になっています。
ですので、もし双方のタイトルを使って完璧なものを作る場合、音質調整が難しいかも。
あと"Rough Justice"と"Start Me Up"の間の歓声編集が雑なのがなんとも・・・。
ボーナストラックは2会場5曲。
まずは同年2月のメキシコシティ公演から、キースがイントロでやらかしている(もはやあまり珍しくない気も・・・)"Gimme Shelter"と"Get Off Of My Cloud"。全体的にリミッターがかかったような潰れ気味の音で、キュルキュル音が漂っている上、"Gimme Shelter"では一部歪みノイズが発生しています。
続いてミュンヘン公演から3曲。
この公演を収録した『Der Weltmeister Im Baumklettern』(DAC-053)とは別音源。
DAC盤より左右の広がりのあるステレオオーディエンス録音で、"Angie"に関してだけ言えば、こちらの方が私語が少ない分(笑)良いですが、CTO盤は歓声がかなり多めにつき、この音源で全曲聴くのは厳しいかも。
しかし・・・シュトッツガルトで演奏されていない"Angie"はともかく、後の2曲は特に目立った演奏をしている訳でもないので、何故この選曲なのかは意図不明。 |
by Hara ¦ 07:30, Friday, Mar 02, 2007 ¦ 固定リンク
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