|
2018年12月
『Bird's Vault - RI 61/16(Volume Two)』(OBR) |
『Bird's Vault - RI 61/16(Volume Two)』(OBR 93 CD 038) 1CD
Studio Outtakes
Track-10
Oct.10-Dec.15 1977 Pathe Marconi Studios,Boulogne Billancourt,France
Track-9,11
Oct.10-Nov.29 and Dec.6-15 1977 Pathe Marconi Studios,Boulogne Billancourt,France
Track-1
Nov.29 & Dec.6-15 1977 Pathe Marconi Studios,Boulogne Billancourt,France
Track-5
June.10-Oct.19 1979 Pathe Marconi Studios,Boulogne Billancourt,France
Track-7
early November-Decmber 1979 Electric Lady Studios,New York City,NY,USA
Track-2,6,8,12
Nov.11-Dec.19 1982 Pathe Marconi Studios,Boulogne Billancourt,France
Track-3
Nov.7-Nov.9 1982 Pathe Marconi Studios,Boulogne Billancourt,France
Track-4
May 1983 The Hit Factiry,New York City,NY,USA
Stereo Soundboard Recordings
Quality:Excellent
(※)Track-11
Stereo Soundboard Recordings
Quality:Very Good
1.Miss You(I)/2.Tie You Up(The Pain Of Love)(II)/3.Wanna Hold You(I)/4.Too Much Blood(III)/5.It s A Lie(II)(Harp Intro)/6.In Your Hand/7.All About You(I)/8.Identification/9.When You re Gone(Red Eyes)(I)/, 10.Jam(Little T&A)(I)/11.Just My Imagination(II)/12.The Dog
前項と同時リリースのOBRの同名LP『Bird's Vault - RI 61/16(Volume Two)』(OBR 93038) のCD版
※画像はネットから
Volume Oneの方は『アンダーカヴァー』の初期アウトテイク集でしたが、このVolume Twoは『女たち』から『アンダーカヴァー』までのアウトテイクを収録しています。
こちらのLPも、"Miss You(I)""Tie You Up(The Pain Of Love)(II)""Wanna Hold You(I)""When You re Gone(Red Eyes)(I)""Jam(Little T&A)(I)""Just My Imagination(II)"と半数以上の収録曲が初ブート化となる音源だったこともあり、同時リリースだったVolume Oneとセットで2枚組としたLPコピーのCDタイトルが2つリリースされています。
まずはGoldplate『Bird's Vault Vol.1&2』(GP-1802CD1/2)で、LPでは高めだった一部楽曲のピッチを修整してあったのがポイント。
もう片方はGolden Eggs『Show Me Your Workings』(Egg 60/61)。こちらはLPそのままのコピーのため、ピッチやや高めなまま。
本作は新たにテープからマスタリングし直しているようで、ピッチを正しく修正してあるのはもちろん、ヒスノイズは既発同様に若干あるものの、既発タイトルの高域がやや加工された感のある音だったのに対し、自然な質感の高音質盤となっています。
LP制作時のミスなのか基となったテープ自体がそうだったのかは不明ですが、LP含む既発タイトルは左右が逆だったのに対し、本作はそこも修正。
また、トラック9の"When You re Gone (Red Eyes)"、LPでは1分50秒過ぎからトラックの終わりまで全体の音量レベルが下がっており、Golden Eggs盤はそのままでしたが、Goldplate盤はそれまでと同レベルに音量を持ち上げていることからヒスノイズがかなり耳につく印象。本作も同様の音量レベルの持ち上げ処理を行ってはいるものの、Goldplate盤のようなメリハリをつけた音造りをしていない分、ヒスノイズが増えても、さほど気にならないようになっています。
トラック11の"Just My Imagination (Version II)"は、やはりLPからの音飛びや回転の不安定さはそのままですが、何故かこの曲は修正しなかったGoldplate盤含む、ここで採り上げた既発3タイトル全てがピッチ高めだったのに対し、本作は正常に近く調整されています。
Volume One同様、こちらにもCDリリースにあたって新たにボーナストラックとして1曲追加されているのが、初ブート化の"The Dog"なる楽曲。テンポ早めなシャッフルのインスト曲で、こちらもVolume Oneに追加されていた初登場曲"Pull Over"同様にディーターホフマンの「ホワイトブック」と称されるデータ本「Recording Index 1961-2016」に載っていなかった曲。
LPの方には、収録曲がこのホワイトブック内のRecording Indexの何処に追加となるかが記載されたインナーが付いてましたが、CD版にはこれが無いのがちょっと残念。したがって本作追加の"The Dog"もNicoのHPの方に記載の日付としたのでした。
|
by Hara ¦ 09:26, Monday, Dec 31, 2018 ¦ 固定リンク
※追記あり 『Bird's Vault - RI 61/16(Volume One)』(OBR) |
『Bird's Vault - RI 61/16(Volume One)』(OBR 93 CD 037) 1CD
Studio Outtakes
Track1,2,3,5,6,7,8,10,11
Nov.11-Dec.19 1982 Pathe Marconi Studios,Boulogne Billancourt,France
Track-4
Nov.7-Nov.9 1982 Pathe Marconi Studios,Boulogne Billancourt,France
Track-9
Jan.30-Mar 1983 Pathe Marconi Studios,Boulogne Billancourt,France
Stereo Soundboard Recordings
Quality:Excellent
1.Heartbeat(I)/2.Heartbeat(II)/3.Heartbeat(III)/4.Can't Find Love(I)/5.Something I Want(Your Love)(I)/6.Forty/7.Tie You Up(The Pain Of Love)(I)/8.The Golden Mile/9.Feel On Baby(I)/10.Christine/11.Pull Over
※トラック2と3の"Heartbeat"が追加トラックだったことをすっかり飛ばしていたので追記しました(Thanks Mr.atsu-y)
『アンダーカヴァー』の初期アウトテイク集だったOBRの同名LP『Bird's Vault - RI 61/16(Volume One)』(OBR 93037) のCD版
※画像はネットから
このLP、"Something I Want(Your Love)""Tie You Up(The Pain Of Love)(I)""Feel On Baby(I)"の3曲の初登場音源を含んでいたこともあり、早速このLPからコピー作成されたCDタイトルが以下の2つ。
まずはGoldplate『Bird's Vault Vol.1&2』(GP-1802CD1/2)で、LPでは高めだったピッチを修整してあるのがポイント
もう片方はGolden Eggs『Show Me Your Workings』(Egg 60/61)。こちらはLPそのままのコピーのため、ピッチやや高めなまま。
本作は新たにテープからマスタリングし直しているようで、ピッチを正しく修正してあるのはもちろん、ヒスノイズは既発同様に若干あるものの、既発タイトルの高域がやや加工された感のある音だったのに対し、自然な質感の高音質盤となっています。
LP制作時のミスなのか、LP含む既発タイトルは左右が逆でしたが、本作はそこも修正。
今回のCDリリースにあたって新たにボーナストラックとして追加されたのは3トラック。
まずはトラック2と3に収録されている"Heartbeat"。
既発に収録されていた"Heartbeat(I)"は仮歌が入っていましたが、今回追加となった2テイクはいずれもインスト。ただしトラック2の"Heartbeat(II)"は、これまでの"Heartbeat(I)"がフェードアウトだったのに対し、エンディングがきちんと決まったテイク。こちらのテイクは逆にフェードインだったため、"Heartbeat(I)"の続きではないかとの推測も出来そうですが、テンポが(I)に比べやや早め。
トラック3の"Heartbeat(III)"は更にテンポが上がったテイクで、曲のスタートから収録されていますが1分ほど演奏したところで、ちょっと音を外したようで演奏ストップとなるテイク。
そしてもう1曲のボーナストラックが、初のブート化となる"Pull Over"なる楽曲。
5分強あるアップテンポの8ビート曲で、3分過ぎからミックが歌メロらしきものを入れているといったもので、こちらはディーターホフマンの「ホワイトブック」と称されるデータ本「Recording Index 1961-2016」に載っていなかった曲。
LPの方には、収録曲がこのホワイトブック内のRecording Indexの何処に追加となるかが記載されたインナーが付いてましたが、CD版にはこれが無いのがちょっと残念。したがって今回追加の"Pull Over"はNicoのHPの方に記載の日付としたのでした。 |
by Hara ¦ 08:36, Sunday, Dec 30, 2018 ¦ 固定リンク
|
Links |
|
|
|