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『Better Results』(DAC-105)
Studio Outtakes
Jan.5-Mar.2 1978 Pathe Marconi Studios,Boulogne Billancourt,France
Jan.18-Feb.12 1979 Compass Point Studios,Nassau,Bahamas
Stereo Soundboard Recordings
Quality:Excellent
1.Everlasting Is My Love(II)/2.No Spare Parts/3.Hang Fire(I)/4.Black Limousine(III)/5.Everlasting Is My Love(III)/6.After Hours/7.You Win Again/8.Do You Get Enough/9.Disco Muzik/10.Patol Gang/11.Never Let Her Go/12.Never Make Me Cry(II)/13.It's All Wrong/14.Never Too Into
−Bonus Track−
15.Guitar Lesson
DACのOBR複刻シリーズ
基となったのは、もちろんOBRの『Better Results』(OBR 305 CD-023)

基にしているテープは同じようですが、ややレンジが狭めの音で、ヒスノイズ除去処理により余韻が若干つまった感じのOBR盤に対して、本作は高域を持ち上げて音をクリアーにし、ヒスノイズも余韻がおかしくならない程度に除去している為、OBRよりも余韻は自然で、音も明るくなった印象を受けます。
ただ、静かな部分に関しては、高域がキュルキュルとなっている部分が若干あり、OBR盤の方では感じられなかったことから、これは高域を持ち上げた影響か。
ピッチに関しては、気持ち早かったOBRに対し、本作は正確。
その他、事典で触れていた部分に関してですが、前述したように基にしたテープは一緒の為、1曲目"Everlasting Is My Love(II)"のイントロに、テープ劣化による音のヨレがあるのは同じですが、本作の方がその部分が目立たなくなっています。
また、曲前のカウントに関しても、OBR盤はカウント「One」と同時にフェードインしてくる編集になっていたのに対し、本作はその前からフェードインしてきているので、ほんの気持ちですが、曲前がOBR盤より長くなっています。
"Disco Muzik"の長さも当然の事ながらOBR盤と同じなので、モノラルではあるものの20秒程長いVGP『Place Pigalle』(VGP-362)が同曲最長収録盤なのは変わらず。

"Hang Fire(I)"の曲前カウントにしても、「One」と同時にフェードインしてくるのはOBR盤同様につき、『Outtakes 1974-75』(EXR 002)で聴けたカウント前のギターの指慣らしは聴けず。

ボーナストラックはVGP『Place Pigalle』や、同じくDACの一つ前の型番『Sheep-Dip-Blues』(DAC-104)にモノラルで収録されていた"Guitar Lesson"ですが、本作は初登場となるステレオにて収録されています。
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by Hara ¦ 02:13, Friday, Jul 23, 2010 ¦ 固定リンク
| 番外編 DVD『Knebworth Fayre 1976』 |

『Knebworth Fayre 1976』 1DVD
Aug.21 1976 Knebworth Fair
Free Bird(Lynyrd Skynyrd)
Rubbers Bullets(10CC)
Honky Tonk Women(The Rolling stones)
Wild Horses(The Rolling Stones)
もしかしてストーンズのネブワース公演の初オフィシャルDVD化かと、淡い期待をしてたんですが、案の定非公式作品だったようで、これは。
肝心のストーンズの映像は、あまり綺麗でない上に、コマ不足で動きがカクカクしてる状態・・・。
あとは、レイナードスキナードと10CCが各1曲ずつ収録されており、こちらの映像はストーンズのようにコマ不足ではありませんが、10CCの方は時折映像にノイズが出るのと、音声が波打ってるのが玉にキズ。
救いは、DVDのブックレットサイズに縮小された公式パンフレットのレプリカが付いていたことくらいかな。

DVDの大半を占める、Jon Kirkmanなる人による、プロモーターだったFreddy Bannister氏へのインタビューには当然ながら字幕はないし、ストーンズ部分はブートの方が良かったりするので、レイナードが見たくならない限り、映像の方はまず見ることないかも(苦笑) |
by Hara ¦ 01:46, Tuesday, Jun 15, 2010 ¦ 固定リンク

『Dome On Wheels』(-) 6CD+2CDR
(Disc-1&2)
Feb.14 1990 Tokyo Dome,Tokyo
Stereo Audience Recording
Quality:Excellent-Very Good
(Disc-3&4)
Feb.17 1990 Tokyo Dome,Tokyo
Stereo Audience Recording
Quality:Excellent-Very Good
(Disc-5&6)
Feb.20 1990 Tokyo Dome,Tokyo
Stereo Audience Recording
Quality:Very Good
(Disc-1)
1.Continental Drift/2.Start Me Up/3.Bitch/4.Sad Sad Sad/5.Harlem Shuffle/6.Tumbling Dice/7.Miss You/8.Ruby Tuesday/9.Play With Fire/10.Rock And A Hard Place/11.Mixed Emotions/12.Honky Tonk Women/13.Midnight Ramblers
(Disc-2)
1.You Can't Always Get What You Want/2.Can't Be Seen/3.Happy/4.Paint It Black/5.2000 Light Years From Home/6.Sympathy For The Devil/7.Gimme Shelter/8.Member Introduction/9.It's Only Rock'n Roll/10.Brown Sugar/11.Satisfaction/12.Jumping Jack Flash
(Disc-3)
1.Continental Drift/2.Start Me Up/3.Bitch/4.Sad Sad Sad/5.Harlem Shuffle/6.Tumbling Dice/7.Miss You/8.Ruby Tuesday/9.Almost Hear You Sigh/10.Rock And A Hard Place/11.Mixed Emotions/12.Honky Tonk Women/13.Midnight Ramblers
(Disc-4)
1.You Can't Always Get What You Want/2.Can't Be Seen/3.Happy/4.Paint It Black/5.2000 Light Years From Home/6.Sympathy For The Devil/7.Gimme Shelter/8.Member Introduction/9.It's Only Rock'n Roll/10.Brown Sugar/11.Satisfaction/12.Jumping Jack Flash
(Disc-5)
1.Continental Drift/2.Start Me Up/3.Bitch/4.Sad Sad Sad/5.Harlem Shuffle/6.Tumbling Dice/7.Miss You/8.Angie/9.Rock And A Hard Place/10.Mixed Emotions/11.Honky Tonk Women/12.Midnight Ramblers
(Disc-6)
1.You Can't Always Get What You Want/2.Little Red Rooster/3.Can't Be Seen/4.Happy/5.Paint It Black/6.2000 Light Years From Home/7.Sympathy For The Devil/8.Gimme Shelter/9.Member Introduction/10.It's Only Rock'n Roll/11.Brown Sugar/12.Satisfaction/13.Jumping Jack Flash
初来日公演から、初日・3日目・5日目の3公演を収録したタイトル。
まずは初日2月14日公演。
いやはや、この公演自体を久々に聞きましたが、日本人にとってはせっかくの歴史的公演ではあるものの、ストーンズ自体は前年12月以来久々のライブだったこともあり、全体的にもたっとしている上、"Mixed Emotions"の終盤ではホーンとシンセがユニゾンでフレーズ弾く部分で、肝心のシンセが鳴らずに(弾くのを忘れた?)、妙にしょぼくなっちゃったり、"Honky Tonk Women"ではミックが1コーラス目丸々メロディを外しているといった具合で、テレビ放送された前年のアトランティック公演の演奏や、放送された2月26日の演奏と比べると・・・って感じかなと。
さて本作ですが、これはVGP『Steel Wheels Japan Tour 1990 』(VGP-346)と同音源。

ただし、そのVGP盤からのコピーではないようで、その証拠としてテープチェンジにあたった"Happy"と"Paint It Black"の曲間の編集が本作とVGP盤では異なり、本作の方が若干長くなっています。
"Paint It Black"のイントロ前では毎回キースがギターをポロポロ弾いてからイントロを弾き始めていますが、本作はそのポロポロを途中からながら収録しているのに対し、VGP盤はその中途半端さを嫌ったのか丸ごとカットして、キースがいきなりイントロを弾きだした感じに聞こえるよう編集しています。
逆にVGP盤ではディスク1が観客の「さあ汗かくよ」というしゃべりからスタートしていますが、本作はそれを嫌って、そのしゃべりが終わってからのフェードインスタートとなっています。まあ、これに関してはどうでもいい部分ではありますが、一応参考の為。
ちなみにもう一箇所のテープチェンジ部分"Mixed Emotions"と"Honky Tonk Women"の曲間ですが、これもテープチェンジが間に合わなかったようで、"Honky Tonk Women"イントロのカウベルが若干フェード気味になっているのは本作・VGP盤共に一緒。
この曲間に関しては、別音源での初日公演全曲収録盤『THE FIRST NIGHT』(Out Of Control Records) には丸々収録されており、カウベルはもちろん、それに被るミックの「Alright」のかけ声も聴くことが出来ます。また、"Paint It Black"のイントロ前もカット無し。

なので後発である本作が、その部分を補填に使わなかったのが何とも残念。
肝心の音の方ですが、演奏を大きく拾っている上、録音者の周りは静かで、耳障りな手拍子、歓声・拍手の類は無し。周りが静かすぎる為、初来日初日公演のあの異様な盛り上がりを、この音源で感じとることは難しい反面、演奏をじっくりと聞くにはよい録音。
音質の方はというと、ヒスノイズが多めで音がややぼやけ気味だったVGP盤に対し、本作は基テープのジェネレーションが若いようでヒスノイズはほとん無し。また、響き気味だった中低域も削った上、音をすっきりさせる為に高域を上げたまでは良かったのですが、ちょっと上げすぎのようで、スネアドラムのアタックや、ギター・キーボードでその周波数にあたる部分は、耳に刺さり気味の為、そのあたりはもう少し調整してほしかったところ。あと、定位も若干右寄りなので、これも調整してほしかったかなと。
続いては17日公演。
これまたVGP『Steel Wheels Japan Tour 1990 』と同音源で、こちらも初日公演同様に演奏を大きく拾った好録音。時折手拍子や叫び声がちらほら聞こえはするものの、耳障りな歓声・拍手の類は無し。
これももちろんコピーではなく、ディスク冒頭はVGP盤の方が長いですが、終演後は本作の方が長めに収録。
音質の方も初日公演同様で、ヒスノイズ多めのVGP盤に対して、本作はヒスノイズはあまりなく、音も中低域を削ったりと聞きやすくしていますが、やはり高域を持ち上げた影響により、時折音が耳につく箇所もあることから、この辺の周波数の微調整はしてほしかったところ。
テープチェンジも初日公演同様、"Mixed Emotions""Honky Tonk Women"の曲間と"Happy""Paint It Black"の曲間。
"Honky Tonk Women"前はやはりチェンジが間に合わなかったようで、イントロのカウベルの一部と、こちらも初日同様にそれに被るミックの「Alright」のかけ声がカットされてますが、これは両タイトル共通。
"Paint It Black"前のポロポロの方は間に合ったようでカット無し。
ディスク5と6は全曲収録としては初となる2月20日公演。
この公演に関しては日本公演10公演中唯一の演奏となった"Little Red Rooster"のみ、VGP『ALIVE AND ROLLIN' 1990』(VGP-090)に収録。

ここまでVGP盤と同音源だった本作ですが、この公演だけは別音源。
ただし、残念なことに本作収録のこの音源、なんと目玉の"Little Red Rooster"でタイミングのズレた観客の歌声が・・・。この観客の歌、結局耳につくのは"You Can't Always Get What You Want"と"Little Red Rooster"位なので、ホントよりによってといった感じ。
したがって"Little Red Rooster"のみを聞くのであれば、本作よりも音抜けは悪いし、全体的にオーバーレベルで歪み気味ではあるものの、VGP盤収録の音の方がストレス感じることは少ないかもしれません。
さて、全体的な音に関しては、本作の14日や17日に比べると、若干音が遠目ではありますが、大体似たような感じ。叫び声やかけ声が"Midnight Rambler"以降多めですが、本当に気になるのは前述の歌声ぐらい。
音質もまた同傾向ですが、これに関しては耳に刺さる印象は無し。
テープチェンジは例によって2回ありますが、まずは"Ruby Tuesday"がこの日カットされた関係で、これまでと1曲ズレて"Honky Tonk Women"終了後になりましたが、この部分でミックが発したMCはカット。
もう一箇所はこれまで同様に"Happy"終了後。"Paint It Black"前のポロポロの方は間に合ったようでカット無し。
最後に一応、オマケで付いてきた26日公演のCDRに関して。

音の方は20日の音源に近い印象で悪くはないのですが、この公演に関しては『STEEL WHEELS TOKYO 1990』(VGP-080) に代表されるステレオサウンドボード音源の完全版があり、

普通はそっちを聞けば事足りることから、CDRでオマケ扱いとなったのでしょうが、このオーディエンス音源の方もそれなりの重要な発見があります。
それは"Sympathy For The Devil"のイントロがサウンドボード音源と異なっている点。
"Sympathy For The Devil"のイントロに関しては、TV放送・FM放送共に、通常は観客やリスナーには聞こえないはずのドンカマ(ガイドリズム)がミックスされていましたが、その原因が放送音源作成時のミスなのか、はたまた実際の会場でも鳴っていたのかが、このオーディエンス音源の登場により判明。
ちなみにこのドンカマ、CD『Paint It White』(VGP-309)やDVD『Les Roues Metallic Et Les Jumeaux Demons』(EVSDVD-010/011)に代表される前年12月14日のモントリオール公演、


そしてVLツアーではオフィシャルでも映像が発売された1994年11月25日のマイアミ公演で聞くことができます。
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by Hara ¦ 05:00, Friday, Jun 11, 2010 ¦ 固定リンク

『Light Up The Town』(-) 2CD
Oct.7 1981 Jack Murphy Stadium,San Diego,CA
Stereo Audience Recording
Quality:Very Good
(Disc-1)
1.Take The A Train/2.Under My Thumb/3.When The Whip Comes Down/4.Let's Spend The Night Together/5.Shattered/6.Black Limousine/7.Neighbours/8.Just My Imagination/9.Twenty Flight Rock/10.Let Me Go/11.Time Is On My Side/12.Beast Of Burden/13.Waiting On A Friend/14.Let It Bleed/15.You Can't Always Get What You Want/16.Little T&A
(Disc-2)
1.Tumbling Dice/2.She's So Cold/3.Band Introduction/4.All Down The Line/5.Hang Fire/6.Star Star/7.Miss You/8.Start Me Up/9.Honky Tonk Women/10.Brown Sugar/11.Jumping Jack Flash/12.Street Fighting Man/13.The Star Spangled Banner
アナログ複刻作で、本作は1972年ツアー以来となるサンディエゴ公演収録盤。
まだツアー初期なだけあって、エンディングや出音が怪しい曲も幾つかあったりしますが、この日はミックを中心にテンションの高い演奏を繰り広げています。
この公演はアナログ時代、この日の演奏曲全26曲のうち23曲を『Light Up The Town』(TJMS-107)にて、そこから洩れた3曲を『California Canape』 (GLC-6012-4299)にてと、2タイトル合わせて全曲聴くことができましたが、本作はこれら2作を実際の曲順に繋ぎ合わせた全曲収録タイトル。


繋ぎ処理は見事で、アナログでは曲が完全に終わりきらない内にフェードアウトしていた"Beast Of Burden"も、同じくフェードアウト自体はしているものの、歓声をクロスフェードさせ演奏が歓声に埋もれて終わっているようにし、目立たなくさせています。
ちなみに事典でも触れましたが、この『Light Up The Town』、わざわざジャケットに「FIRST NIGHT-TIME OUTDOOR SHOW OF '81 TOUR」なる記載がされており、何故にわざわざそんなどうでもいいようなことを"売り"にしているのかと思いきや、あらためてじっくり聴いてみたところ、実はクロージングSEである"The Star Spangled Banner"では、それこそ記載通りの"夜の野外"ということもあり、かなりの量の花火が打ち上げられており、主役であるストーンズが既にステージにいないにも関わらず、観客のものすごい盛り上がりの様子が、その花火の音と共に捉えられています。結局それをアピールしたかったが為の記載であり、『Light Up The Town』というタイトル名だったのかというのを、ようやく今頃気付いたわけで・・・(汗)。
肝心の音の方ですが、遠目ながら意外と分離の良い録音で、邪魔な拍手や手拍子もほとんどないのもポイント。また本作は、アナログで響き気味だった周波数を抑えることにより、アナログよりもすっきりとした聞きやすい音に仕上がっています。加えてアナログでは後半に音がクリアーになったりして音質にややバラツキがありますが、本作はそのバラツキを最小限に抑えられています。
なお、この日からサックスにアーニーワッツが参加。メンバー紹介では順番を間違えたのか、はたまた意図的なのか、一旦紹介しかけたのをやめてチャーリーとロニーを紹介した後、あらためてキースの前で紹介するという、妙にもったいぶったことをミックがしています。 |
by Hara ¦ 01:06, Tuesday, Apr 20, 2010 ¦ 固定リンク
| 『Olympia'65 - Satisfaction & Beyond』(Godfather) |

『Olympia'65 - Satisfaction & Beyond』(G.R.434) 1CD
Apr.18 1965 L'Olympia,Paris,France
(※)Track13-16
Mar.1 1965 BBC Radio 「Top Gear」(Broadcast On Mar.6 1965)
(※)Track17-20
Aug.20 1965 BBC Radio 「Yeah!Yeah!」(Broadcast On Aug.30 1965)
(※)Track21,22
Aug.20 1965 BBC Radio 「Saturday Club」(Broadcast On Sep.18 1965)
Mono Soundboard Recording
Quality:Excellent
1.Everybody Needs Somebody To Love/2.Around And Around/3.Off The Hook/4.Time Is On My Side/5.Carol/6.It's All Over Now/7.Little Red Rooster/8.Route 66/9.Everybody Needs Somebody To Love/10.The Last Time/11.I'm Alright/12.Craw-Dad/13.Down The Road Apiece/14.Interview/15.Everybody Needs Somebody To Love/16.The Last Time/17.Mercy Mercy/18.Oh Baby/19.The Spider And The Fly/20.Satisfaction/21.Cry To Me/22.Fanny Mae
Godfather年代別シリーズ1965年編。
本作は全編放送音源にて構成。
まずは、トラック1から12まで占めている4月18日パリ公演の実況録音音源。こちらはVGP『A Rolling Stone Gathers No Moss』(VGP-101)からのコピー。

このレーベルの特徴で、VGPより若干音が硬質となっていますが、耳障りではなく、気持ち音にメリハリがついた印象。
収録時間には余裕があるのに、何故かアンコール"Craw-Dad"終了後の歓声が数秒早めにフェードアウトされているのは、まったくもって意図不明。
続くトラック13以降は、1965年のBBC放送音源からで、『Beat・Beat・Beat・At The Beep』(IU9428-2)からのコピー。

こちらもコピー元より硬質な音に仕上がっていますが、『Beat・Beat・Beat・At The Beep』自体がややメリハリ感に欠ける音だった為、本作の方が印象はいいかも。 |
by Hara ¦ 04:00, Sunday, Apr 11, 2010 ¦ 固定リンク
| 『Methodical Slow-Burn In Honolulu』(Godfather) |

『Methodical Slow-Burn In Honolulu』(G.R.476) 1CD
Jan.21 1973 Honolulu, Internat.Sports Center
Stereo Audience Recording
Quality:Excellent
1.Brown Sugar/2.Bitch/3.Rocks Off/4.Gimme Shelter/5.It's All Over Now/6.Happy/7.Tumbling Dice/8.Sweet Virginia/9.Band Introductions/10.Dead Flowers/11.You Can't Always Get What You Want/12.All Down The Line/13.Midnight Rambler/14.Live With Me/15.Rip This Joint/16.Jumping Jack Flash/17.Street Fighting Man
(※)ジャケットには22日アーリーショーと誤記
Godfather毎度の年代別シリーズかと思いきや、1973年は既にリリース済みにつき、本作は単純に1973年ハワイ公演を収録したタイトル。
ジャケットには、1月22日のアーリーショーとのクレジットになってますが、曲目をみると、この日が最後で以後はVLツアーまで演奏されなくなる
"Live With Me"がセットリストに組み込まれていることから、本作に収録されているのは初日1月21日のショーとなります。
この公演の音源は一つだけで、若干遠目ながらバランスの良いクリアーな音質の好録音。後述する"JJF"の曲中にテープチェンジと思しき欠落がある以外にも、その"JJF"前のMCに被ったカットがあります。これは既発収録盤共通で、そのままも含めて各々処理を行っていますが、本作の処理方法は事典でも本公演の代表盤として挙げたVGP『In Exotic Honolulu』(VGP-040)と同じ。

したがって本作はVGP盤からのコピーとなります。
ただし単なるコピーではなく、"Brown Sugar"の前後や、主だったところでは"Gimme Shelter""Tumbling Dice""You Can't Always Get What You Want""Midnight Rambler"といった曲の終了後の曲間をカットしており、トータルタイムで1分26秒程もVGP盤より短くなっていますが、極端な曲間カットをしていないことから、せかせかした印象は無し。
音質の方はというと、こちらはVGP盤と同等。
残念ながら、前述した"JJF"でのテープチェンジと思しき、最初のサビが終わった後のリフから3コーラス目のサビの途中までの欠落部に補填された翌22日の2ndショー音源の定位が左寄りなのはそのまま。 |
by Hara ¦ 07:00, Thursday, Apr 08, 2010 ¦ 固定リンク

『Pave Boulder '81』(-) 2CD
Oct.3 1981 Folsom Field,Boulder,CO
Stereo Audience Recording
Quality:Very Good
(Disc-1)
1.Radio Report/2.Under My Thumb/3.When The Whip Comes Down/4.Let's Spend The Night Together/5.Shattered/6.Neighbours/7.Black Limousine/8.Just My Imagination/9.Twenty Flight Rock/10.Let Me Go/11.Time Is On My Side/12.Beast Of Burden/13.Waiting On A Friend/14.Let It Bleed/15.Tops
(Disc-2)
1.You Can't Always Get What You Want/2.Tumbling Dice/3.Little T&A/4.She's So Cold/5.All Down The Line/6.Hang Fire/7.Star Star/8.Miss You/9.Start Me Up/10.Honky Tonk Women/11.Brown Sugar/12.Band Introduction/13.Jumping Jack Flash/14.Satisfaction
1981年ツアーとしては最大の27曲を演奏した10月3日のボルダー公演収録盤。
この公演はアナログ時代、2枚組LP『Pave Boulder』(Music Fans Records MFRSR)と1枚物LP『My Heart's Pounding』(MF-10381-BC-A/B) の2タイトルに、ツアー初期のレア曲"Tops"のみを重複させる形にて全曲を振り分けて収録されていましたが、本作はこれら2作を組み合わせてコンサートの曲順通りに全曲聴ける形としたアナログ複刻タイトル。


なお、この日が最後の演奏となる前述のレア曲"Tops"のみ、翌4日のボルダー公演収録盤であるVGP『Drive Carefully』(VGP-291)のボーナストラックとしてCD化されていましたが、これは本作と同じ音源。ということで"Tops"以外の26曲が初CD化となります。

残念ながら"A列車は未収録で"Under My Thumb"のイントロからフェードイン。また、テープチェンジの影響で"Tumbling Dice"もイントロ途中からのフェードインとなっていますが、これ以外の曲中カットは無し。
時折叫び声を拾ってはいるものの、全体的には演奏を大きく拾った好録音。序盤は妙にハイハットが浮いた厚みにかける音に聞こえますが、その音の薄さはライブ途中から徐々に改善してくるので、これは会場の出音がそうだったのかと。また、マイク前の観客の影響なのか、時折高域が強めに感じる部分もありますが、気になるのはごく一部で、基本的にはクリアーで聴きやすい音に仕上がっています。
ちなみに、この日のメンバー紹介は本編ラスト"JJF"の前で行っていますが、その"JJF"でもサックスを吹いているサポートメンバーのリー・アレンは紹介なし。アーニー・ワッツが合流するまでの3公演だけの繋ぎだったのかもしれませんが、あまりといえばあまりの扱い(苦笑)。
なお、ディスク1冒頭に収録されている"Radio Report"は、アナログにもノンクレジットで元々収録されていたもので、今回のCD化にあたって新たに追加されたものではありません。 |
by Hara ¦ 02:18, Tuesday, Mar 30, 2010 ¦ 固定リンク
| 『Munichland Melodies』(DAC) |

『Munichland Melodies』(DAC-088) 2CD
Studio Outtakes
(※)Disc-1 Track1,7 Disc-2 Track1,2,3,5,7
Mar.25-Apr.4 1975 Musicland Studios,Munish,Germany
(※)Disc-1 Track2,4
Dec.7-15 1974 Musicland Studios,Munish,Germany
(※)Disc-1 Track3,5,6 Disc-2 Track4,6
Jan.22-Feb.9 1975 Mobile Recording Unit,De Dolden,Rotterdam,Holland
Stereo Soundboard Recordings
Quality:Excellent-Very Good
(Disc-1)
1.Hey Negrita/2.Cherry Oh Baby/3.Crazy Mama/4.Fool To Cry/5.Slave/6.Melody/7.I Love Ladies
(Disc-2)
1.Hand Of Fate/2.Munich Reggae/3.Cellophane Trousers/4.Worried About You/5.Memory Motel/6.Lets Do It Right/7.Hot Stuff
『Black And Blue』のアウトテイク集である同名アナログタイトルを
名乗ってはいますが(表ジャケには表記ないけど)、曲の並びから推測するにExile『Play It Rough』(EXCD-040A/B)のメインで使用されていた音源のアップグレード版。

そのExile盤はメインの音源の他に、1マイク録音のモービルユニット音源や、一部別のテープから持ってきたSBD音源も収録していましたが、本作はメイン音源とExile盤では冒頭に収録されていた"Hot Stuff"を最後に加えているだけの為、2枚組にしてはやや物足りない収録時間となっています。
さすがにこのレーベルだけあって、Exile盤では遅かったピッチはほぼ正常。
また、基にしたテープのジェネレーションがExile盤よりも若かったようで、ヒスノイズはまだまだ多めではあるもののExile盤よりは減少。
そして音質の方も、既発の『Black And Blue』関連のアウトテイク集はいずれも荒めな音の印象を受けましたが、本作はどちらかというと奥行きのある落ち着いた感じの印象の音で、既発ではもっとも音の良かった『Outtakes 1974-75』(EXR 002)よりも音質の向上がみられます。

加えてExile盤で発生していた"Hey Negrita"3分23秒のテープ劣化による音切れ、"Fool To Cry"3分35秒から3分46秒までの左チャンネルレベルダウン、"Slave"2分33秒から2分38秒までの右チャンネルの極端な音のコモリ、"Hand Of Fate"3分58秒と4分56秒の音ブレ、"Cellophane Trousers"2分25秒付近や3分40秒以降に発生している音ブレ、といったこれらの欠点は、本作では基テープの状態が良かったようでいずれも無し。
ただし、"Worried About You"や"Memory Motel"で発生している左チャンネルの周期的な音ユレに関しては本作の基テープでもあったようで、比較的ユレが軽度な"Worried About You"はそのままにしているものの、音ユレの激しかった"Memory Motel"は曲の前半をモノラル化して、聴きやすく処理しています。
また、『Outtakes 1974-75』でしか聴けなかった"Hand Of Fate"曲前のカウントも本作は収録している上、その『Outtakes 1974-75』でカットされていた曲終了後のミックのしゃべりも収録されていることから、初登場部分はないものの、本作の"Hand Of Fate"が過去最長となっています。
なお、Exile盤ではいずれも中途半端な3種の音源が1つのトラックに収録されていた"I Love Ladies"ですが、本作はそのExile盤で2番目に出てくる音源、所謂他盤でもお馴染みのモノラル音源で完走しているものの、
左チャンネルで周期的な音ユレが生じているのと、その左チャンネルの音質がかなりコモっているのが玉にキズ。どうせ元はモノラルなのだから新たにモノラル化した方が良かったような気も。
という訳で、残念ながらExile盤で初登場した、この曲の約20秒程のステレオ音源全長版は今回も発掘ならず。
とはいえ、現行の『Black And Blue』関連のアウトテイク集としては、
最良のタイトル。 |
by Hara ¦ 02:08, Thursday, Mar 25, 2010 ¦ 固定リンク
| 『The Golden Era 1969-1974 Vol.2』(SODD) |

『The Golden Era 1969-1974 Vol.2』(SODD 094) 1CD
July.18 1972 Boston Garden,Boston,MA
Stereo Audience Recording
Quality:Very Good
1.Brown Sugar/2.Bitch/3.Rocks Off/4.Gimme Shelter/5.Happy/6.Tumbling Dice/7.Love In Vain/8.Sweet Virginia/9.You Can't Always Get What You Want/10.All Down The Line/11.Midnight Rambler/12.Band Introductions/13.Bye Bye Johnny/14.Rip This Joint/15.Jumping Jack Flash/16.Street Fighting Man/17.Honky Tonk Women
この公演は2種類の音源がブート化されていますが、本作は『They're Really Rockin' In Boston』(VGP-020) のリマスター版(黒地のディスクに「For members Only Not For Sale」表記のデザイン)に収録されていたものと同じ、後から発掘された方の音源を収録。

この音源、頭の"Brown Sugar"の音が遠いことから聴き始めの印象は悪いのですが、これは会場の出音の問題で、曲が進むに連れてバランスは改善されています。ホールでの録音ということで、全体的にややエコーがかっており、中低域が若干響き気味だったりもしますが、基本的には聞きやすい音。また、盛りあがる曲では周りの観客も騒がしくなったりしますが、不快に感じるレベルではないかと。
さて、本作とVGPリマスター盤の比較ですが、全体的な音質ではVGP盤に比べ、SODD最近の特徴である中低域に厚みを持たせる音造りにより、ギターが若干前に出てきてはいますが、元々が中低域響き気味の音源につき、逆にその部分が強調されている印象を受けます。
また、ノイズリダクション処理も施しているようで、VGP盤よりヒスノイズは減少していますが、この処理による影響なのか、もしくは基テープに起因するものかは不明ですが、テープの劣化による細かい音ユレがVGP盤よりも耳につくようになっています。
オープニングのバンドコール前の場内音は本作の方が14秒程長く、また終演後のアナウンスの後もVGP盤よりも長く収録。
加えて、VGP盤では"You Can't Always Get What You Want"終了直後のテープチェンジによるカット部分があり、特に補填処理も行われていなかったことから、曲終了後にミックが発したMCが一部カットされていましたが、本作は『Jail House Rock』(DAC-026)で使用されている音源から、その部分を繋いで完全収録としています。

ただし、繋いだ音源がモノラルだったことから、音源切り替わり時の若干の違和感に加え、肝心のミックのMC自体がつぶやくような話し方だったことから、その部分は急に音が遠くなった印象を受けます。
そしてテープチェンジ後に始まる"All Down The Line"のイントロでは、左チャンネルに接触不良のような音切れが発生していますが、そこは未修正となっています。VGP盤の方はというと、基テープの状態がよかったのか、そのような音切れは無し。 |
by Hara ¦ 17:26, Sunday, Mar 14, 2010 ¦ 固定リンク
| 『The Golden Era 1969-1974 Vol.1』(SODD) |

『The Golden Era 1969-1974 Vol.1』(SODD 092/093) 2CD
Sep.1 1973 Stadthalle,Vienna,Austria
Mono Audience Recording
Quality:Excellent-Very Good
(Disc-1)
1.Brown Sugar/2.Bitch/3.Gimme Shelter/4.Happy/5.Tumbling Dice/6.100 Years Ago/7.Star Star/8.Angie/9.Sweet Virginia
(Disc-2)
1.You Can't Always Get What You Want/2.Dancing With Mr.D/3.Midnight Rambler/4.Silver Train/5.Honky Tonk Women/6.All Down The Line/7.Rip This Joint/8.Jumping Jack Flash/9.Street Fighting Man
1973年欧州ツアー初日公演収録盤。
この公演に関しては幾つもの音源がブート化されていますが、代表盤としては事典でも挙げた、複数音源を使用して全曲を収録したVGPの『Goodnight Vienna』(VGP-009) が既発ベスト。

"Bitch"から"JJF"のイントロまでのメインの音源に、欠落している"Brown Sugar""JJF""SFM"の3曲、そして"Star Star"終了直後から"Angie"の1コーラス途中までを別音源にて補填という構成は、使用している音源含めてVGP盤と同じ。
ただし、VGP盤には収録されていた、同地でのビリープレストン"That's The Way God Planned It"は本作未収録。
音質はというと、この時期のSODDの特徴である、高域を抑えつつも音全体に厚みを持たせる加工を施していることから、すっきりとした印象のVGP盤と比べると音のレンジが狭くなってしまってますが、逆にその分ラウドな感じの印象は受けるので、この辺は好み次第。
その他、VGP盤と比較していきますと・・・。
まずは"Brown Sugar"。VGP盤はイントロでテレコのレベル調整と思しき音の落ち込みがありますが、本作はそこを持ち上げて音量を均一にしています。ただし、その持ち上げた部分に関してはヒスノイズ自体も増えていますが、気にする程ではなし。
また、この"Brown Sugar"は前述したようにメインとは別音源ですが、元々の録音状態の影響もあるのかSODDの音加工が効果的に作用し、VGP盤より若干立体気味に聞こえます。
続いて"Gimme Shelter"。VGP盤ではイントロ途中から曲の終盤まで音量レベルの周期的な変化がありましたが、本作はここもきちんと修正済み。
と、ここまではSODD盤の後発ならではの良い部分を挙げましたが、やはり一筋縄ではいかないこのレーベル・・・。
いきなりオープニングのアナウンスは、VGP盤よりも後ろの部分からのスタートとなっている為、VGP盤よりも短くなってしまってます。これまでのリリースを見る限り、コピーに関して抵抗の無いメーカー故、VGP盤から持ってこなかったのが何とも不思議。
VGP盤にあった"Star Star"終了直後の「Thank You」で発生している音ブレに関しては、本作も修正しておらず。
最後の別音源2曲、まずその切り替わり部分にあたる"JJF"の曲前では、ミックが「Alright Baby」「Alright」と二言叫んでいますが、どういう訳か本作ではその二言目の「Alright」が微妙にカットされて、VGP盤よりも短くなってしまってます。
続く"SFM"のイントロが欠けている点もVGP盤同様。その"SFM"のイントロに関しては、1枚物のアナログ『100 Years Ago』(0501W)だと最後の3連発が同一音源でノーカット収録されていますので、当然の事ながら"SFM"のイントロもきちんと聴くことが出来ます。

このLP音源、歓声も静かで演奏も大きく拾った良好音源だったので、本作もせめて"JJF""SFM"はこのLPからイコライジングして持ってくるなりすれば、一段とVGP盤との差異が更にアピール出来ると同時に、初の全曲ノーカットという後発ならではのアピールが出来たのに、それをやらないのは、やはりこのレーベルならでは。 |
by Hara ¦ 20:23, Saturday, Mar 13, 2010 ¦ 固定リンク
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