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| 『The Golden Era 1969-1974 Vol.2』(SODD) |

『The Golden Era 1969-1974 Vol.2』(SODD 094) 1CD
July.18 1972 Boston Garden,Boston,MA
Stereo Audience Recording
Quality:Very Good
1.Brown Sugar/2.Bitch/3.Rocks Off/4.Gimme Shelter/5.Happy/6.Tumbling Dice/7.Love In Vain/8.Sweet Virginia/9.You Can't Always Get What You Want/10.All Down The Line/11.Midnight Rambler/12.Band Introductions/13.Bye Bye Johnny/14.Rip This Joint/15.Jumping Jack Flash/16.Street Fighting Man/17.Honky Tonk Women
この公演は2種類の音源がブート化されていますが、本作は『They're Really Rockin' In Boston』(VGP-020) のリマスター版(黒地のディスクに「For members Only Not For Sale」表記のデザイン)に収録されていたものと同じ、後から発掘された方の音源を収録。

この音源、頭の"Brown Sugar"の音が遠いことから聴き始めの印象は悪いのですが、これは会場の出音の問題で、曲が進むに連れてバランスは改善されています。ホールでの録音ということで、全体的にややエコーがかっており、中低域が若干響き気味だったりもしますが、基本的には聞きやすい音。また、盛りあがる曲では周りの観客も騒がしくなったりしますが、不快に感じるレベルではないかと。
さて、本作とVGPリマスター盤の比較ですが、全体的な音質ではVGP盤に比べ、SODD最近の特徴である中低域に厚みを持たせる音造りにより、ギターが若干前に出てきてはいますが、元々が中低域響き気味の音源につき、逆にその部分が強調されている印象を受けます。
また、ノイズリダクション処理も施しているようで、VGP盤よりヒスノイズは減少していますが、この処理による影響なのか、もしくは基テープに起因するものかは不明ですが、テープの劣化による細かい音ユレがVGP盤よりも耳につくようになっています。
オープニングのバンドコール前の場内音は本作の方が14秒程長く、また終演後のアナウンスの後もVGP盤よりも長く収録。
加えて、VGP盤では"You Can't Always Get What You Want"終了直後のテープチェンジによるカット部分があり、特に補填処理も行われていなかったことから、曲終了後にミックが発したMCが一部カットされていましたが、本作は『Jail House Rock』(DAC-026)で使用されている音源から、その部分を繋いで完全収録としています。

ただし、繋いだ音源がモノラルだったことから、音源切り替わり時の若干の違和感に加え、肝心のミックのMC自体がつぶやくような話し方だったことから、その部分は急に音が遠くなった印象を受けます。
そしてテープチェンジ後に始まる"All Down The Line"のイントロでは、左チャンネルに接触不良のような音切れが発生していますが、そこは未修正となっています。VGP盤の方はというと、基テープの状態がよかったのか、そのような音切れは無し。 |
by Hara ¦ 17:26, Sunday, Mar 14, 2010 ¦ 固定リンク
| 『The Golden Era 1969-1974 Vol.1』(SODD) |

『The Golden Era 1969-1974 Vol.1』(SODD 092/093) 2CD
Sep.1 1973 Stadthalle,Vienna,Austria
Mono Audience Recording
Quality:Excellent-Very Good
(Disc-1)
1.Brown Sugar/2.Bitch/3.Gimme Shelter/4.Happy/5.Tumbling Dice/6.100 Years Ago/7.Star Star/8.Angie/9.Sweet Virginia
(Disc-2)
1.You Can't Always Get What You Want/2.Dancing With Mr.D/3.Midnight Rambler/4.Silver Train/5.Honky Tonk Women/6.All Down The Line/7.Rip This Joint/8.Jumping Jack Flash/9.Street Fighting Man
1973年欧州ツアー初日公演収録盤。
この公演に関しては幾つもの音源がブート化されていますが、代表盤としては事典でも挙げた、複数音源を使用して全曲を収録したVGPの『Goodnight Vienna』(VGP-009) が既発ベスト。

"Bitch"から"JJF"のイントロまでのメインの音源に、欠落している"Brown Sugar""JJF""SFM"の3曲、そして"Star Star"終了直後から"Angie"の1コーラス途中までを別音源にて補填という構成は、使用している音源含めてVGP盤と同じ。
ただし、VGP盤には収録されていた、同地でのビリープレストン"That's The Way God Planned It"は本作未収録。
音質はというと、この時期のSODDの特徴である、高域を抑えつつも音全体に厚みを持たせる加工を施していることから、すっきりとした印象のVGP盤と比べると音のレンジが狭くなってしまってますが、逆にその分ラウドな感じの印象は受けるので、この辺は好み次第。
その他、VGP盤と比較していきますと・・・。
まずは"Brown Sugar"。VGP盤はイントロでテレコのレベル調整と思しき音の落ち込みがありますが、本作はそこを持ち上げて音量を均一にしています。ただし、その持ち上げた部分に関してはヒスノイズ自体も増えていますが、気にする程ではなし。
また、この"Brown Sugar"は前述したようにメインとは別音源ですが、元々の録音状態の影響もあるのかSODDの音加工が効果的に作用し、VGP盤より若干立体気味に聞こえます。
続いて"Gimme Shelter"。VGP盤ではイントロ途中から曲の終盤まで音量レベルの周期的な変化がありましたが、本作はここもきちんと修正済み。
と、ここまではSODD盤の後発ならではの良い部分を挙げましたが、やはり一筋縄ではいかないこのレーベル・・・。
いきなりオープニングのアナウンスは、VGP盤よりも後ろの部分からのスタートとなっている為、VGP盤よりも短くなってしまってます。これまでのリリースを見る限り、コピーに関して抵抗の無いメーカー故、VGP盤から持ってこなかったのが何とも不思議。
VGP盤にあった"Star Star"終了直後の「Thank You」で発生している音ブレに関しては、本作も修正しておらず。
最後の別音源2曲、まずその切り替わり部分にあたる"JJF"の曲前では、ミックが「Alright Baby」「Alright」と二言叫んでいますが、どういう訳か本作ではその二言目の「Alright」が微妙にカットされて、VGP盤よりも短くなってしまってます。
続く"SFM"のイントロが欠けている点もVGP盤同様。その"SFM"のイントロに関しては、1枚物のアナログ『100 Years Ago』(0501W)だと最後の3連発が同一音源でノーカット収録されていますので、当然の事ながら"SFM"のイントロもきちんと聴くことが出来ます。

このLP音源、歓声も静かで演奏も大きく拾った良好音源だったので、本作もせめて"JJF""SFM"はこのLPからイコライジングして持ってくるなりすれば、一段とVGP盤との差異が更にアピール出来ると同時に、初の全曲ノーカットという後発ならではのアピールが出来たのに、それをやらないのは、やはりこのレーベルならでは。 |
by Hara ¦ 20:23, Saturday, Mar 13, 2010 ¦ 固定リンク
| 『Steel Wheels Recording Session』(SODD) |

『Steel Wheels Recording Session』(SODD 095/096) 2CD
Studio Outtakes
Mar.29 - June 1989 Air Studios and Olympic Studios
Stereo Soundboard Recordings
Quality:Excellent
(Disc-1)
1.Sad Sad Sad/2.Mixed Emotions/3.Terrifying/4.Hold On To Your Hat/5.Hearts For Sale/6.Blinded By Love/7.Rock And A Hard Place/8.Can't Be Seen/9.Almost Hear You Sigh/10.Continental Drift/11.Break The Spell/12.Slipping Away/13.Fancy Man Blues/14.For Your Precious Love/15.Giving Up
(Disc-2)
1.Ready Yourself/2.Sad Sad Sad/3.Mixed Emotions/4.Terrifying/5.Hold On To Your Hat/6.Hearts For Sale/7.Blinded By Love/8.Rock And A Hard Place/9.Can't Be Seen/10.Almost Hear You Sigh/11.Continental Drift/12.Break The Spell/13.Slipping Away/14.Fancy Man Blues/15.For Your Precious Love
『Steel Wheels Outtakes』(SODD 011)に続き、SODDが再びリリースの『Steel Wheels』アウトテイクス集。

ディスク1からディスク2のトラック1までは、初期のアウトテイクを収録した『Training Wheels』(Social Graces 001/002)のコピーで、音質も大差なし。

本作では、オフィシャルと重複する曲をオフィシャルと同じ曲順に並びかえているところが、他の同内容収録盤と異なるところで、オフィシャルの曲順で聴きたい人には便利かも。
そしてディスク2のトラック2以降は、DAC『For Your Precious Love』(DAC-057)やIMP『Steel Wheels Primitive Mixes 1989』(IMP-N-007)に代表される従来アウトテイク。


前述したSODDの従来盤は、早めのピッチに加えてチャンネルも逆な上、"For Your Precious Love"のイントロが欠けているという散々な出来のアイテムでしたが、本作はさすがにそれらの欠点は解消されています。
ただし、残念ながら収録時間の都合からか"Ready Yourself"のインストテイクが未収録。
本作の収録時間を曲単位で計算した場合、ディスク1とディスク2の"Fancy Man Blues"と"For Your Precious Love"を入れ替え、ディスク2に入っていた歌入りの"Ready Yourself"をディスク1に移せば、ディスク2に"Ready Yourself"のインストテイクが入り、とりあえずこの2種の音源の全曲が収録されることになって、他の競合盤との差別化にもなったのですが、そこまでのことはやらないあたりが、このレーベルならでは。
ちなみに、前回のSODD盤に入っていた"Rock And A Hard Place"曲前の"1"だけのカウントですが、今回はカットされています。 |
by Hara ¦ 23:17, Monday, Mar 01, 2010 ¦ 固定リンク
| 『Lost Legal Live Tracks』(Rattle Snake) |

『Lost Legal Live Tracks』(RS 235/36) 2CD
Compilations album of official live tracks 1971-2006
Stereo Soundboard Recordings
Quality:Excellent
(Disc-1)
1.Let It Rock(Mar.13 1971)/2.Mannish Boy(Mar.4or5 1977 edit)/3.When The Whip Comes Down(July.6 1978)/4.Beast Of Burden(Nov.25 1981)/5.I Just Want To Make Love To You(July.6 1990)/6.Play With Fire(Nov.26 1989)/7.Undercover Of The Night(Dec.19 1989)/8.Harlem Shuffle(Feb.27 1990)/9.Tumbling Dice(Aug.24 1990)/10.Gimmie Shelter(Nov.26 1989)/11.Factory Girl(July.6 1990)/12.Street Fighting Man(Aug.25 1990)/13.2000 Light Years From Home(June.13 1990)/14.I Go Wild(Nov.25 1994)/15.Black Limousine(July.19 1995)/16.All Down The Line(May.27 1995)/17.Live With Me(July.19 1995)/18.Gimmie Shelter(May.26 1995)/19.Angie(Mar.6 1995)
(Disc-2)
1.Tumbling Dice(July.3 1995)/2.Like A Rolling Stone(July.19 1995 edit)/3.I Just Want To Make Love To You(July.1 1998)/4.Out Of Control(July.16 1998)/5.Memory Motel(July.5 1998 edit)/6.Gimmie Shelter(Oct.25 1997 edit)/7.Jumping Jack Flash(Jan.18 2003)/8.If You Can Rock Me(Jan.18 2003)/9.Honky Tonk Women(Jan.18 2003)/10.Thru And Thru(Jan.18 2003)/11.Before They Make Me Run(July.17 2003)/12.Hand Of Fate(July.17 2003)/13.Dance Part.1(July.17 2003)/14.Stray Cat Blues(July.17 2003)/15.Jumping Jack Flash(Aug.24 2003)/16.Undercover Of The Night(Oct.29 2006)
副題に「the live b-sides anthology」とあるように、シングルや編集盤、そして日本盤独自の収録曲等、オリジナルアルバムに未収録だったオフィシャルライブトラックを年代順に収録した編集盤。
音の方は当然の如く高音質。こういったオムニバス盤にありがちな音質や音量のばらつきも、気になる程のものは無し。
本作の所謂目玉は、ディスク2に入っているDVD『Four Flicks』オーディオプロモサンプラーからの"Honky Tonk Women""Stray Cat Blues"と"JJF"2テイクの4曲。まあDVDの音声そのものなんで、音自体に希少的な価値は一切無いのですが、たとえプロモとはいえ音盤として出ているからには、本作のコンセプトからいって収録は必須であるかなと。
コンセプトといえば、何故か"Factory Girl"は『Flashpoint』と全く同じなのに収録されています。一応シングルにも入ってはいましたが、だったら他の『Flashpoint』からシングルカットされたアルバム収録曲は?という気がしないでもないのですが・・・。
他ではアナログ7インチシングルでのリリースだった"Hand Of Fate"も手軽に聴けるのは便利かも。とは言ってもこちらも音声はDVDと同じですが。
せっかくの力作ではありますが、本作はトラック間の繋ぎが大変雑で、歓声がばっさり切られているところもあれば、"Stray Cat Blues"では曲の最後の1音がまだ残っているところでブツ切りになったりしているので、この辺はもう少し丁寧な編集をして欲しかったところ。 |
by Hara ¦ 02:13, Monday, Mar 01, 2010 ¦ 固定リンク
| 史上初?『Training Wheels』(Rattle Snake) |

『Training Wheels』(RS 228) 1CD
Studio Outtakes
Mar.29 - May.5 1989 Air Studios,Monserrat,West Indies
Stereo Soundboard Recordings
Quality:Excellent
1.Blinded By Love/2.Terrifying/3.Continental Drift/4.Break The Spell/5.Can't Be Seen/6.For Your Precious Love/7.Fancy Man Blues/8.Slipping Away/9.Rock And A Hard Place/10.Ready Yourself/11.Sad Sad Sad/12.Mixed Emotions/13.Almost Hear You Sigh/14.Giving It Up/15.Hearts For Sale/16.Hold On To Your Hat
『Steel Wheels』の初期アウトテイク集である『Training Wheels』(Social Graces 001/002)の丸コピー盤。

そもそもSocial Graces盤はトータルで80分越える為に2枚組になっていた訳で、実際に本作の裏ジャケのクレジットもトータルタイムが83分12秒となってはいるものの、

それを1枚に収めるということは、どこかをカットするか、はたまたピッチを早めるしかないかと思っていたのですが・・・。
なんとこれはオフィシャルですらほとんど存在しない90分収録CDで、おそらくストーンズのブートCDとしては史上初。実際CDプレイヤーでも83分12秒の表示が出ています。
そういえばよく見てみると、裏ジャケやディスク盤面にもCDロゴの横に90の文字が。


数年前、たしかドイツ製の90分収録の生CD-Rを発見し、私も興味本位で購入して2枚組の音源を1枚にまとめてみようとトライしてみたものの、ライターが対応してなかったので結局はゴミとなってしまいましたが、ついにプレスの方で商品として登場したんですね〜。
微妙な長さだったこのアウトテイク集が、1枚にまとまったのはたしかに便利。
しかし今後90分CDがポピュラーになるとすると、今まで微妙な長さで2枚組となっていた公演に関しては、またもや出し直しとなるのでしょうか・・・。 |
by Hara ¦ 12:10, Sunday, Feb 28, 2010 ¦ 固定リンク

『EMI Studio』(SODD 103) 1CD
(※)Track1-11
Mar.3-5 1995 Toshiba-EMI Studios,Tokyo,Japan
(※)Track12-14
July.23-26 1995 Estudios Valentim De Carvalho,Lisbon,Portugal
Stereo Soundboard Recording
Quality:Excellent
1.Let's Spend The Night Together/2.Honest I Do/3.The Spider And The Fly/4.No Expectations/5.Wild Hoeses/6.Memory Motel/7.Love in Vain/8.Beast Of Burden/9.Slipping Away/10.Let it Bleed/11.Little Baby/12.Not Fade Away/13.I'm Free/14.Sweet Virginia
タイトルにもあるように、1995年の東京は東芝EMIスタジオでのレコーディング曲をメインとした編集盤なんですが、大変雑な造りのようで・・・。
"Let's Spend The Night Together"は、曲頭に歓声が被っていることから、VGP『Came To Rock The Arena』(VGP-191)のコピー。ちなみに『Stripped Companion』(RSTS)は被り無し。


"Honest I Do"は、オフィシャルサントラ『Hope Floats』からのコピーかと思いきや、左チャンネルの広がりがオフィシャルより若干落ちていることと、トラックタイムがオフィシャル3分53秒に対し、本作は3分55秒となっていることからブートからのコピー。コピー元のブートはというと『Stripped Companion』も3分55秒ではありますが、他の未公開4曲がわざわざ頭に別音が被っているVGPからのコピーなので、今回のSODDは『Stripped Companion』を使用していない事が明白につき、これは『You Got Me Rocking』(DL054/55)のコピー

"The Spider And The Fly"は、曲頭に歓声が被っていることからオフィシャル『Stripped』のコピー。なお、この曲はテレビショーでも放送されており、そちらはイントロに歓声が被ってなかったりするのですが・・・

"No Expectations"は、曲頭に客出しBGMが被っていることから、VGP『Babylon Four On The Floor』(VGP-192)のコピー。『Stripped Companion』(RSTS)は被り無し。

"Wild Hoeses"は、トラック内にチャットが入ってないことから、オフィシャル『Stripped』のコピー。
"Memory Motel"は、曲頭に客出しBGMが被っていることから、VGP『Rock'n Roll Avalanche』(VGP-194)のコピー。したがって5分43秒にある一瞬の音切れもそのまんま。『Stripped Companion』(RSTS)は被りも無ければ音切れも無し。

"Love in Vain"は、イントロにチャットが被ってることから、テレビショーからの収録ですが、そのチャットの頭切れ具合から『Censored』(30041)のコピー。オフィシャル『Stripped』にも同じ演奏が入っていて、しかもオフィシャルコピーしているトラックまであるのに、何故わざわざ音質の落ちるテレビショーから音を持ってくるのか理解不能。

"Beast Of Burden"は、曲頭に歓声が被っていることから、VGP『Check Out What's Rolling』(VGP-193)のコピー。『Stripped Companion』(RSTS)は被り無し。

"Slipping Away"は、曲頭に歓声が被っていることから、オフィシャル『Stripped』のコピー。
"Let it Bleed"は、トラック頭に歓声が残っていることから、『But Naked』(VGP-071)からのコピー。"Love in Vain"をコピーした『Censored』(30041)の方は、曲前のカウントがトラック割によって切れてしまっているので、VGP盤からのコピーになったんでしょうけど、だったら"Love In Vain"もVGP盤から持ってきた方が楽だろうにと思うのですが、それをしないのは何とも理解不能。

"Little Baby""Not Fade Away""I'm Free""Sweet Virginia"は、オフィシャル『Stripped』からのコピーですが、最後の3曲"Not Fade Away""I'm Free""Sweet Virginia"は東京ではなくリスボンでのレコーディング曲。東京セッションの音だけではトータルタイムが短いと考えたのか、オマケとして東京ではないけどアコースティックな曲を入れておけといった安易な発想なんでしょうけど、これ入れるならVLツアーの日本公演でのアコースティック曲のSBD音源("Angie""Sweet Virginia")をボーナス収録した方がまだ、スタジオとライブの違いこそあれ、全て日本での録音ということで統一感があるような気もするんですが・・・
といった具合で、後発のコピー盤にも関わらず、まとまなものからコピーせず、わざわざ難のある方を選りすぐってコピーしてるんじゃないかと思ってしまえる程のトホホな珍盤。 |
by Hara ¦ 01:32, Friday, Feb 26, 2010 ¦ 固定リンク
| 『Philaderphia (Dress Rehearsals) Special 2』(SODD) |

『Philaderphia (Dress Rehearsals) Special 2』(SODD 100/101) 2CD
Aug.29 1989 John F. Kennedy Stadium, Philadelphia,PA
Mono Soundboard Recording
Quality:Excellent
(Disc-1)
1.Start Me Up/2.Bitch/3.Shattered/4.Sad Sad Sad/5.Undercover Of The Night/6.Harlem Shuffle/7.Tumbling Dice/8.Miss You/9.Ruby Tuesday/10.Play With Fire/11.Dead Flowers/12.One Hit/13.Mixed Emotions/14.Honky Tonk Women/15.Rock And A Hard Place
(Disc-2)
1.Midnight Rambler/2.You Can't Always Get What You Want/3.Little Red Rooster/4.Before They Make Me Run/5.Happy/6.Paint It Black/7.2000 Light Years From Home/8.Sympathy For The Devil/9.Gimme Shelter/10.It's Only Rock'n Roll/11.Brown Sugar/12.Satisfaction/13.Jumping Jack Flash
8月29日に行われたゲネプロ、高音質モノラルSBD音源にて収録したタイトル。
本作は『Philaderphia (Dress Rehearsals) Special 1』同様、『Dead Man Coming』(The Eternal Records)のフォックスボロ側ディスクの丸コピー盤。


こちらもやはりせっかくの後発なのに、音圧を上げて若干高域を絞る程度のことしかやっていないので、"You Can't Always Get What You Want"終了直後や"Brown Sugar"終了後にミックが発した「Thank You」で発生している音ブレ、"Honky Tonk Women"でのテープ状態に起因する定位の片寄りの修正は無し。
なお、同音源を収録している『Better Than The Rebirth』(Vague Records 001/002)には、上記音ブレはありません。また、"Honky Tonk Women"の定位片寄りに関しても、基にしたテープの左右が逆だったようで本作や『Dead Man Coming』とは異なり、左右が逆になっています。

まあ取り柄といえば、この音源が初めてきちんと8月29日とクレジットされた点かと(既発はいずれのタイトルも9月29日のフォックスボロと表記)。
ちなみに本作は2枚組なのに厚プラケース仕様。3枚組厚ケースの『Philaderphia (Dress Rehearsals) Special 1』と対になるようにと仕様を合わせたんでしょうけど、今時ちょっと迷惑かも。 |
by Hara ¦ 21:35, Wednesday, Feb 24, 2010 ¦ 固定リンク
| 『Philaderphia (Dress Rehearsals) Special 1』(SODD) |

『Philaderphia (Dress Rehearsals) Special 1』(SODD 097/098/099) 3CD
Aug.28 1989 John F. Kennedy Stadium, Philadelphia,PA
Mono Soundboard Recording
Quality:Excellent
(Disc-1)
1.Start Me Up/2.Bitch/3.Shattered/4.Sad Sad Sad/5.Undercover Of The Night/6.Harlem Shuffle/7.Miss You/8.Tumbling Dice/9.Ruby Tuesday/10.Play With Fire/11.Dead Flowers
(Disc-2)
1.One Hit/2.Mixed Emotions/3.Honky Tonk Women/4.Rock And A Hard Place/5.Midnight Rambler/6.You Can't Always Get What You Want/7.Little Red Rooster
(Disc-3)
1.Before They Make Me Run/2.Happy/3.Paint It Black/4.2000 Light Years From Home/5.Sympathy For The Devil/6.Gimme Shelter/7.It's Only Rock'n Roll/8.Brown Sugar/9.Satisfaction/10.Jumping Jack Flash
SWツアー開始に先だち、8月28・29日の両日にJFKスタジアムにて行われたリハーサルの内、28日分を収録したタイトル。
事典ではこの日28日もゲネプロと表現しましたが、あらためて音を聴く限りでは29日の音源と違って、この日は曲間での拍手が全く聞こえないことや、かなりメンバー間の会話で曲間が空くこともあることから、単なる通しのリハーサルだったと思われます。
音の方は、高音質のサウンドボード録音。基にした音源は、ビデオテープとカセットテープを経由しているようで、時折ハムノイズやトラッキングノイズが聞こえたり、音ユレがあったりします。
聴き所は"Rock And A Hard Place"。29日の音源でも聴くことが出来ますが、曲がぴったりと終わらせた後にミックが「And A Hard Place」とボーカルで引っぱる、結局ツアー初日のみで止めることになるアレンジは、良し悪しは別として、今聴くとなんとも新鮮。
さて本作ですが、若干音圧を上げて高域を気持ち絞ってはいるものの、5CD+1VHSボックス『Dead Man Comming』(The Eternal Records)の
ワシントン側ディスクの丸コピー盤。


したがって、"You Can't Always Get What You Want"で特に多い左右の音ユレや、"Paint It Black"曲中で発生している、左チャンネルの一時的なコモりもそのまま。
元々がモノラル音源なのだから、新たにもう一度モノラル変換するなりすれば、これらの欠点も解消できるのですが、後発なのにそこまで手をかけない
(気付かない?)のは、なんとも残念。
まあ、これまでボックスでしかリリースされてなかった音源が、単体で手に入るようになったことと、『Dead Man Comming』で音源の出処が分からない様に「9月23日ワシントン」とわざと誤表記していたクレジットを、今回正しく表記された点は評価できるかなと。
ちなみに、『Dead Man Comming』と本作共々クレジットはありませんが、"Start Me Up"の前にはちゃんと"Continnetal Drift"が収録されています。ただし卓のフェーダーが下がったままだったのか音量はかなり小さめ。 |
by Hara ¦ 21:19, Wednesday, Feb 24, 2010 ¦ 固定リンク
| 『Beggars Banquet -Beta Mixes-』(SODD) |

『Beggars Banquet -Beta Mixes-』(SODD 091) 1CD
Mar-July 1968 Olympic Sound Studios,London
Stereo Soundboard Recording
Quality:Excellent
(※)Track-3,8,10,17,19
Mono Soundboard Recording
Quality:Excellent
1.Sympathy For The Devil/2.No Expectations/3.Dear Doctor/4.Parachute Woman/5.Jigsaw Puzzle/6.Street Fighting Man/7.Prodigal Son/8.Stray Cat Blues/9.Factory Girl/10.Salt Of The Earth/11.Jumping Jack Flash/12.Family/13.Downtown Suzie/14.Stuck Out All Alone/15.I Was A Country Boy/16.Still A Fool/17.Sympathy For The Devil/18.Dear Doctor/19.Jumping Jack Flash
『Beggars Banquet』関連のアウトテイク集。
この時期の音源の代表的タイトルは『R.S.V.P.』(-)や『The Trident Mixes』(DAC-052)の2つ


これらタイトルに比べると本作は、各トラックの終わりの絞りが早かったり、この時期のSODDタイトルの特徴である低域に厚みを持たせるエフェクトの影響で、逆に音が劣化してしまっており、既発よりも劣った印象を受けます。
ただし、ラストに(記憶によればおそらく)初登場の"JJF"があったりするので、なんとも微妙なタイトルではあります。
一応、各曲に触れておきますと・・・
1.Sympathy For The Devil
現行アブコ盤より若干ピッチが遅い位で、音質以外の違いは無し。
2.No Expectations
曲前チャットの笑い声が『R.S.V.P.』に比べて若干頭切れ。最後の余韻も『R.S.V.P.』より絞りが早い。
3.Dear Doctor
『R.S.V.P.』のトラック16と同じモノラルミックス。前曲同様、トラック頭の立ち上がりが遅く、最後の絞りが早い。
4.Parachute Woman
『R.S.V.P.』と比べ、トラック頭の立ち上がりが遅く、最後の絞りが早い。
5.Jigsaw Puzzle
『R.S.V.P.』と比べ、最後の絞りが早い。
6.Street Fighting Man
エフェクトの影響でフェードアウトが遅く聞こえますが、基本的にはオフィシャルと長さ含め、音質以外の差は無し。
7.Prodigal Son
『R.S.V.P.』と比べ、最後の絞りが早い。
8.Stray Cat Blues
『R.S.V.P.』にあった曲前の一言が無い。これも最後の絞りが早い。
9.Factory Girl
『R.S.V.P.』と比べ、最後の絞りが早い。
10.Salt Of The Earth
『R.S.V.P.』と比べ、最後の絞りが早い。
11.Jumping Jack Flash
オフィシャルのモノラルミックスに、"JJF"について語っているチャットを
どこかから引っぱってきて繋げただけのもの。
12.Family
『The Trident Mixes』に収録の"Family(retake)"と同じですが、何故かイントロ前にあった、1音を16分で弾くフレーズをカット。これもまた絞りが早い。
13.Downtown Suzie
『The Trident Mixes』に収録されたものと同じ、最初のサビで音飛びしないもの。左右の分離がDAC盤より悪く、これも絞りが早い。
14.Stuck Out All Alone
『R.S.V.P.』と比べ、最後の絞りが早い。
15.I Was A Country Boy
『The Trident Mixes』では"I Was Just A Country Boy"とクレジットされている曲。音質以外は同じ。
16.Still A Fool
『R.S.V.P.』や『The Trident Mixes』にあった曲前のフレーズ練習をカットしている上、6分付近から後ろを3分近くカットした独自のエディットバージョン・・・。
17.Sympathy For The Devil
『R.S.V.P.』に入っていた3番省略テイク。これまた最後の絞りが早い。
18.Dear Doctor
『R.S.V.P.』に入っていた、歌い出しがミック一人のテイク。これまた最後の絞りが早い。
19.Jumping Jack Flash
最後の最後で本作唯一の収穫となるのがこれ。プロモビデオからの音声ですが、ブートCDとしては初登場となるテイク。イントロの「ワンツー」は無く、間奏ではミックが唸り、リフに戻ればミックが軽くリフを口ずさんでいます。また、後奏でもミックのアドリブボーカルが聴け、最後のオルガンソロも長めに聴くことが出来ます。 |
by Hara ¦ 03:00, Tuesday, Feb 23, 2010 ¦ 固定リンク
| 『Live From England 1973』(DAC) |

『Live From England 1973』(DAC-090) 2CD
(Disc-1)
Sep.12 1973 King's Hall-Bell Vue,Manchester,UK
Mono Audience Recording
Quality:Excellent-Very Good
(Disc-2)
Sep.16 1973 Apollo Thetre,Glasgow,Scotland
Mono Audience Recording
Quality:Good
(Disc-1)
1.Brown Sugar/2.Gimme Shelter/3.Happy/4.Tumbling Dice/5.Star Star/6.Angie/7.You Can't Always Get What You Want/8.Dancing With Mr.D/9.Doo Doo Doo Doo Doo/10.Midnight Rambler/11.Honky Tonk Women/12.All Down The Line/13.Rip This Joint/14.Jumping Jack Flash
(Disc-2)
1.Brown Sugar/2.Gimme Shelter/3.Happy/4.Tumbling Dice/5.Star Star/6.Dancing With Mr.D/7.Doo Doo Doo Doo Doo/8.Angie/9.You Can't Always Get What You Want/10.Midnight Rambler/11.Honky Tonk Women/12.All Down The Line/13.Rip This Joint/14.Jumping Jack Flash/15.Street Fighting Man
ディスク1は、1973年9月12日のマンチェスター公演。
このマンチェスター公演を唯一収録していた既発タイトルがVGPの『European Tour - Manchester 1973』(VGP-021)でしたが、本作はそのVGP盤の拡大アップグレード盤。

まずは収録曲ですが、VGP盤の方は"Rip This Joint"までの収録となっており、その"Rip This Joint"が終わった直後に"Dooテ�"終了後の歓声が繋げられてディスクが終わる作りとなっていましたが、本作の方はというと収録時間が増え、次曲"JJF"はフルに収録され、ラストの"SFMはフェードアウトしながらではありますが、イントロ4小節分まで聴けるようになっています。
このライブ、"All Down The Line"では、ミックが展開部で曲構成を勘違いしたミスを取り返すべく、やたらと「Yeah!」を連発しながらテンションを上げて、"Rip This Joint"に突入したまでは良かったんですが、そこでまたもやミックが曲の構成を間違えてしまっており、そのような状況での以降の曲でのミックが気になるところでしたが、今回発掘された"JJF"を聴く限りでは、曲終盤で2回「Alright」と叫んでいることを除けば、意外とクールに歌っているのが確認出来ます。
ディスクスタート部分に関しても、本作はVGP盤より2秒程長くなっていますが、バンドコール後からミックのかけ声が入るまでの間のことで、残念ながら今回もバンドコールが聴けるようになったということは無し。
ちなみに、テープチェンジによる"Midnight Rambler"イントロ前のアドリブハープ部分のカットは、VGP盤と同様。
音の方ですが、やや遠目からの録音である為、低域部分の分離はイマイチなものの、適度に拾った手拍子含めてバランス自体は大変良好な好録音。
そして音質の方はというと、高域が若干ざらついた感を受けるものの、基本的にはクリアーで聴きやすい音で、VGP盤では若干響き気味だった低音を本作は調整して軽減しています。
また、今回は新たなマスターから作成されているだけのことはあって、VGP盤の"Gimme Shelter"や"Tumbling Dice""You Can't Always Get What You Want"にあった音ブレは解消。
"Star Star"では1分27秒付近から約3秒程、基テープの劣化が原因で、VGP盤は音がかなりくぐもってしまっていますが、本作の音質変化は若干に抑えられています。
なお、"Dooテ�"のイントロでドラム入るところからヒスノイズは減るものの、高域の伸びが減退しているのはVGP盤同様ですが、VGP盤はこれ以後の曲全ての高域が若干波打ってしまっているのに対し、本作ではそのような事がありません。
変わってディスク2は、その4日後に行われたグラスゴー公演。
この公演の既発タイトルは、本作より若干リリースが早かった全曲収録タイトル『Glasgow 1973』(-)

本作も『Glasgow 1973』と同じ音源から作成されており、バンドコールが終わった後のミックのかけ声からの収録で、"You Can't Always Get What You Want"後半のサックスソロ途中からAメロ途中までに渡ってのテープチェンジによる曲中カットも同じ。
『Glasgow 1973』では、"Tumbling Dice"や"JJF"に一瞬の音切れ、"Dancing With Mr.D"の曲前では曲紹介のMCに一部欠落が、そして"Angie"終了後の曲間カットにより"You Can't Always Get What You Want"ではイントロに音ブレが発生していましたが、本作はいずれも無し。
ちなみに"Brown Sugar"でのテープ劣化に起因する音伸びや音質のくぐもりや、"You Can't Always Get What You Want"1番のサビで発生していた一瞬の音切れ、"Happy"終了後の曲間カットに関しては、本作にも同様にあります。
音の方は、ほとんどシンバル類が聞こえない分離が悪い団子状態の録音ではあるものの、演奏自体は大きく拾われており、邪魔な手拍子の類もないことから、慣れてしまえばそれなりに聞こえる音なのは『Glasgow 1973』同様。
ただ、『Glasgow 1973』と音を比較してみると、ヒスノイズ対策で高域を削った分、団子状態の音に拍車がかかってしまっており、音自体が丸くなった分、ただでさえ分離の悪かった団子状態だった音が、一層輪郭がなくなってしまっているのが、やや残念。
したがって『Glasgow 1973』のレビューでの音質表記は、限りなくGoodに近い意味合いでのVery Goodとしていましたが、本作は音の輪郭がなくなった分、Good表記とせざるをえないかなと。 |
by Hara ¦ 16:25, Saturday, Feb 20, 2010 ¦ 固定リンク
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