The Rolling Stones Bootleg Reviews written by Hara  
 
 

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2007年 6月

'81 Pontiac 2種
***『Pontiac 1981』(-)
pontiac1981

***『Talking The Longview』(White Widow Records)
takingthelongview


Dec.1 1981 Silverdome,Pontiac Michigan

(Disc-1)
1.Take The A Train-Under My Thumb/2.When The Whip Comes Down/3.Let's Spend The Night Together/4.Shattered/5.Neighbours/6.Black Limousine/7.Just My Imagination/8.Twenty Flight Rock/9.Going To A Go Go/10.Let Me Go/11.Time Is On My Side/12.Beast Of Burden/13.Waiting On A Friend/14.Let It Bleed
(Disc-2)
1.You Can't Always Get What You Want/2.Band Introductions/3.Little T&A/4.Tumbling Dice/5.She's So Cold/6.Hang Fire/7.Miss You/8.Honky Tonk Women/9.Brown Sugar/10.Start Me Up/11.Jumping Jack Flash/12.Satisfaction

Stereo Soundboard Recording
Quality:Excellent

(※)Disc-1 Track12,Disc-2 Track10,12(part)
Mono Soundboard Recording
Quality:Excellent
『Taking The Longview』はDisc-2 Track11の"JJF"もこの音源

(※)Disc-2 Track12(part)
Mono Audience Recording
Quality:Very Good
『Taking The Longview』は未収録


この12月1日公演に関しては、大量流出した一連の卓直結のSBD音源をメインに、"Let Me Go""Time Is On My Side"そして"She's So Cold"の中間部、"Satisfaction"の終盤にエコーがかった遠目のAUD音源を補填した『Going To A Go Go』(DAC-034)が既に全曲収録盤としてリリースされていましたが、

dacgoingtoagogo

今回リリースの2タイトルはそれとは別物で、78年デトロイト公演に続いての「Wolfgang's Vault」にて公開されたラジオショーのアウトテイクをメインに作成された全曲収録盤。

12月1日公演のラジオショーに関しては、これまで9曲+メンバー紹介がブート化されており、これらは大きく2つに分けることが出来ます。

まずはピッチの違いはあれどオフィシャル『Still Life』との重複が多い、1982年8月16日に放送された「Super Groups」では"Black Limousine""You Can't Always Get What You Want""Band Introductions""JJF"が。こちらはラジオショーディスクそのままの超高音質タイトル『Ride Like The Wind』(VGP-290)が代表盤。

vgpridelike

なお、この放送をダイジェスト収録した『Time Is On Our Side』(TSP-CD-018=VGP-038)でも"Band Introductions"以外の3曲を聴くことは可能。

vgptaimeisonour

続いて裏『Still Life』的な翌1983年3月19日放送の「Super Groups In Concert」。この番組では"Under My Thumb""Shattered""Black Limousine""Twenty Flight Rock""Going To A Go Go""Time Is On My Side""Waiting On A Friend"が放送されており、こちらも同じくVGPが出した、ラジオショーディスクそのままの超高音質タイトル『On Top Of Old Smokey』(VGP-280)が代表盤。

vgpontop

ちなみにこの放送をダイジェスト収録した『Mission Direct Hits』(VGP-247) は"Time Is On My Side""Waiting On A Friend"がカットされてしまっているので、放送された12月1日の7曲中5曲しか聴くことが出来ず。

vgpmissiondirect

今回「Wolfgang's Vault」にて公開された12月1日公演に関しては、残念ながら全曲という訳にはいかず"Beast Of Burden""Start Me Up""JJF""Satisfaction"の4曲がカット。とはいえ"JJF"に関しては、前述した通り放送テイクがありますので、この日演奏した25曲中22曲まできちんとミックスされた音が発掘されたことになります。

なお、前回78年デトロイト公演に関しては、バランスにラジオ放送との差異がありましたが、今回はほとんど無し。また音の方も、シンバル類に圧縮音源特有のフェイザーがかかったような揺らぎがある位で充分高音質。

という訳で両作がメインに据えているラジオショーアウトテイクに関しては音に大差はありませんが、カットされた4曲の扱いに違いが生じています。

まずは先にリリースされた『Pontiac 1981』。

pontiac81

こちらは"Beast Of Burden""Start Me Up""Satisfaction"の3曲を
DAC『Going To A Go Go』から、そして"JJF"に関してはVGP『Ride Like The Wind』からそれぞれコピーし作成。当然の事ながら"Satisfaction"の終盤はAUD音源となってしまいますが、現時点で考えられうる最良の音源選択にて全曲ノーカット収録。

ちなみにラジオ放送での"JJF"は、イントロ最初の2音にアナウンスが被ってしまっていましたが、本作はそれを嫌ってその最初の2音までを卓直結SBD音源でフォローしています。


続いて後発となった『Taking The Longview』。

takingthelong

こちらはカットされた4曲をいずれも卓直結SBD音源にて補填。DAC盤のコピーを避けたが為に、残念ながら"Satisfaction"は終盤フェードアウトしてしまっています。これに関しては良く言えばブライアン期のオフィシャル『Got Live If You Want It!』的ともいえますが、まあどちらかというと物足りなさを感じることの方が強いかも。

チャプター位置はズレており、ジャケのクレジットではA列車や"Beast Of Burden"メンバー紹介が欠落、そして12月のコンサート収録盤とはあまりにかけ離れた暑苦しいジャケ写選択(年も違いますが・・・)とちょっと後発にしては雑な作りは否めないかなと。

by Hara ¦ 03:43, Friday, Jun 22, 2007 ¦ 固定リンク


『Time Trip Volume 5』(Scorpio)
tometrip5

『Time Trip Volume 5』(Scorpio TT5)

Studio Outtakes & Different Mixes 1963-1966

Stereo & Mono Soundboard Recordings
Quality:Excellent

1.Go Home,Girl/2.Mercy Mercy/3.Key To The Highway/4.Leave Me Alone/5.Suzie Q/6.Good Bye Girl/7.It Should Be You/8.This Girl Belongs To Yesterday/9.Con Le Mie Lacrime/10.Have You Seen Your Mother,Baby,Standing In The Shadow/11.Paint It,Black/12.Lady Jane/13.Have You Seen Your Mother,Baby,Standing In The Shadow/14.Paint It,Black/15.19th Nervous Breakdown/16.19th Nervous Breakdown/17.The Last Time/18.Heart Of Stone/19.Going Home/20.Going Home/21.Going Home
(※)ジャケットにTrack20,21の表記無し


前作から10年以上経ってのリリースとなった『Time Trip』シリーズ第5弾。とはいえ、当時のスコルピオと現在のスコルピオが同じかどうかは不明ですが・・・。

ストーンズに関しては多数の初登場音源をリリースしてきたスコルピオですが、本作も驚愕の初登場音源を含んだ高音質の優良タイトルとなっています。

寄せ集め故、曲毎に触れていきますと

1.Go Home,Girl
初登場のアウトテイクで、アーサー・アレキサンダーのカバー。63年11月14日レコーディングで、この時はオフィシャルリリースされた"Money""Poison Ivy"と共に計4曲レコーディングされましたが、この曲の登場によって残るは"Talkin'Bout You"のみに。


2.Mercy Mercy
64年11月8日チェススタジオでのレコーディングで初登場となるアウトテイク。オフィシャルリリースされた同曲は65年5月10日の同じくチェススタジオ・レコーディングですが、重厚さを感じさせるオフィシャルテイクに比べるとこちらのテイクはギターがペラペラの逆に軽快さを感じさせる演奏となっています。


3.Key To The Highway
これも64年11月8日チェススタジオでのレコーディングで初登場アウトテイク。ハウリン・ウルフ参加説もありますが、この音を聴く限りでは確認出来ず。


4.Leave Me Alone/6.Good Bye Girl/7.It Should Be You/8.This Girl Belongs To Yesterday

"Leave Me Alone""It Should Be You""This Girl Belongs To Yesterday"の3曲は63年11月20日と21日にロンドン・リージェントスタジオでのアウトテイクで、いずれもオリジナル。"Good Bye Girl"は、トラック2,3同様に64年11月8日チェススタジオでのアウトテイクで、ビル・ワイマン作のオリジナル。これら4曲はスコルピオが変名でリリースした『How Britain Got The Blues』(BW 6134)にて初登場しましたが、高域の抜けがやや悪く若干コモった印象。

howbritain

続いてVGP『Bill Wyman's Black Box』(VGP-329)には格段にクリアーな音質にて収録されていましたが、

billwymanblackbox

本作はそのVGP盤同様にクリアーな音質の上、音に厚みが増しています。


5.Suzie Q
クレジットでは64年2月5日のリージェントスタジオとなっていますが、実際は64年9月28日と29日に行われたリージェントスタジオでのレコーディング。オフィシャルとテイクは同じですが、オフィシャルには無い曲前の会話とカウントを収録しており、この部分は初登場。


9.Con Le Mie Lacrime
昨年ライブ演奏もされた"As Tears Go By"のイタリア語バージョン。オフィシャル未CD化の曲で、オフィシャル同様にモノラルミックスですが、ハープシコードがオーバーダヴされる前の初登場テイク。そして曲前に入っている会話も初登場。


10.Have You Seen Your Mother,Baby,Standing In The Shadow
『Black Box』(YD-046/8)にて登場したヴォーカルトラックをオフにしたモノラルミックス。コーラスは普通にミックスされています。

blackbox

11.Paint It,Black
これも『Black Box』にて登場のヴォーカルトラックをオフにしたモノラルミックス。


12.Lady Jane
これも『Black Box』にて登場のヴォーカルトラックをオフにしたモノラルミックスですが、他のトラックに転写してしまっているのか、かすかにヴォーカルを聴くことが出来ます。


13.Have You Seen Your Mother,Baby,Standing In The Shadow/14.Paint It,Black/15.19th Nervous Breakdown/16.19th Nervous Breakdown/17.The Last Time/18.Heart Of Stone

ここから6曲はスコルピオがOld Mastersシリーズと銘打って第一弾リリースした『Dartford Renegades』(OM 90-64-18)にて初登場のリアルステレオミックス及びアウトテイク。

scorpiodartford

ただしこのスコルピオ盤は左右のチャンネルが逆だった上、ピッチが遅め。この音源に関しては、チャンネルとピッチがほぼ正常で、コモり気味だった旧スコルピオ盤とは違い、ヒスノイズは多いものの高域がクリアーになって格段に聴きやすくなった『Dartford Renegades』(DAC-018)がこれまでの最良タイトル。

dacdartford

ちなみにスコルピオ盤の"Heart Of Stone"のイントロはフェードイン気味で入るのに対し、DAC盤はしっかりと1音目から聴くことが出来ますので、DAC盤はスコルピオ盤のコピーではない模様。

これら『Dartford Renegades』には都合9曲のリアル・ステレオミックスが収録されていましたが、本作は"Get Off Of My Cloud""Satisfaction""Going Home"の3曲をカット。

そのカットされた3曲、"Going Home"はオフィシャルと差異無いのでさておき、残りの2曲"Get Off Of My Cloud"は現行オフィシャルは全てモノラルミックス、"Satisfaction"にしてもリアル・ステレオミックスは旧日/英盤の『Hot Rocks』のみ収録につき、現行CDでは聴くことが出来ないので、このカットは残念。

また、本作収録の音源ですが、DAC盤同様にチャンネル・ピッチはほぼ正確。よりマスターに近い音源を使用している様で、DAC盤よりも音の鮮度がアップし、ヒスノイズも減っています。

13.Have You Seen Your Mother,Baby,Standing In The Shadow
未だオフィシャルでリリースされていないリアル・ステレオミックス

14.Paint It,Black
基本的には現行オフィシャルと定位は同じものの、単音イントロ後のシタールによる最初のストロークがオフになっており、ちょっとだけミックスが違っています。

15.19th Nervous Breakdown
ヴォーカルが違う完全アウトテイクで、リアル・ステレオミックス

16.19th Nervous Breakdown
未だオフィシャルでリリースされていないリアル・ステレオミックス

17.The Last Time
未だオフィシャルでリリースされていないリアル・ステレオミックス

18.Heart Of Stone
現行オフィシャルで聴くことの出来るリアル・ステレオミックス。フェードアウトがオフィシャルより若干長い為、ミックのアドリブ・ヴォーカルを余分に聴くことが出来ます。

19.Going Home/20.Going Home/21.Going Home
本作にはトラック19にこの曲がクレジットされていますが、実際はトラック19から21までの3トラックがこの"Going Home"に充てられており、トラック19と20は初登場部分となります。ここまでの曲の流れから、この曲も『Dartford Renegades』収録のリアル・ステレオかと思いきや、ここからはモノラル。

トラック19はスタジオ内の会話及びイントロのポロッと弾くフレーズのみですが、このフレーズはオフィシャルと異なっています。

トラック20はこのフレーズ途中でブツ切れになり以降無音となる6秒程の短いトラック。

トラック21の"Going Home"は完走していてモノラル・ミックス。ただしステレオとの違いは特になし。


といった具合で、今では珍しくなくなった曲も一部混入してはいますが、全編高音質の優良アイテム。

by Hara ¦ 00:00, Monday, Jun 11, 2007 ¦ 固定リンク


番外編 DVD『Cocksucker Blues』(IMP)
impcsbdvd

『Cocksucker Blues』(IMP-502V) 1DVD-R + 1CD-R

Movie "Cocksucker Blues"

TASB本体にて字幕入り『A DEGREE OF MURDER』に触れた際、

impdigreeofdvd

『Cocksucker Blues』の字幕入りも是非と書いていたら、なんとついに実現してしまいました(DVD-Rだけど・・・)。

メーカーインフォにあった「演奏シーンだけを飛ばしながら見るだけのネタ」というのは正にその通りで、正直肝心の演奏の方も完走しているのは"Street Fighting Man"のみ。その他ある程度の長さで見ることが出来るのは"Brown Sugar"程度で、他の演奏部分は消化不良的な長さにつき、実のところ観ると行っても上記2曲とレアな"Uptight - Satisfaction"、そしてかの有名なTVをベランダから落とすシーンくらいで、その知名度の割には、私の様な英語力皆無な者にとっては正直面白いと言えるような代物では無かったというのが正直なところ。

それが今回字幕が入り、ようやく鑑賞に堪えうるものになったということで、番外編としてこちらで取りあげることにしてみました。

字幕が入ったことにより、例えばインタビューでの「チャック・ベリーに曲を書かないか?」という質問に対するミックとキースの受け答えシーンや、公演前のキースのメイク直しシーンの会話等々、今まで意味が分からず流していたシーンが俄然興味深く観ることが出来るようになったのは特筆もの。

また、曲にも歌詞の字幕がついて、冒頭リハーサルの"You Can't Always Get What You Want"あたりは76年パリ公演を放送した「ヤングミュージックショー」を彷彿。

これまでのこの映画を収録したアイテムとしては4REELのプレスDVD『BIG Cocksucker Blues -Special Definitive Edition』が、画質の良さ、ボーナス映像の豊富さもあり、代表的なタイトルとなっていましたが、

4reelcsbdvd

本作は画質自体は若干劣るものの、映像のブレは4REELよりも少なくなっています。

また、本作の「売り」である4REELではカットされていたキースの朗読。
これは"SFM"終了後に本来あるのですが、4REELの方は"SFM"終了後、ステージを降りるシーンにエンドクレジットが重なってきて映画が終了。

対する本作には"SFM"が終わり、ステージを降りた後のバックステージの映像にリハの音をバックにキースが"Brown Sugar"の歌詞を朗読する部分が入っています。

これに関しては、こういった2種類の編集があったのか不明ですが、このキースの朗読自体はある意味レアだったようで、72年6月24日公演を収録したVGP『Ain't No Angel On Main Street』(VGP-133)の冒頭にもノンクレジットでこの朗読音声が収録されています。

vgpaintno

あとは、飛行機内の乱痴気騒ぎのシーンで4REELの方は思いっきり一箇所"息子"が写っちゃってるんですが、本作はさすがに自粛したのかそこは「隠し」が入っています。

ついにこの映画が普通に楽しめる様になったのは素晴らしいことですが、Rだったのは本当に残念(たしか当初はプレスのインフォだったような・・・)。オフィシャル化はあり得ないアイテムなだけに、いつの日かの字幕入りプレスに期待したいとこ。

オマケのCD-Rは音楽シーンを抜粋して組み替えたものですが、これに関しては既に『Cocksucker Blues』(EXCD-001/2)があるし、

exilecsb

前述したようにまともな完走演奏はほとんど無いので、あくまでチェック用的なアイテム。

by Hara ¦ 00:18, Friday, Jun 08, 2007 ¦ 固定リンク


『More Sucking In The 70's』(WLR)
moresaucking

『More Sucking In The 70's』(WLR-2031) 1CD

Compilations album of studio outtake

Stereo Soundboard Recording
Quality:Excellent-Very Good

1.Miss You VI/2.Shattered IV/3.Beast Of Burden II/4.Fool To Cry IV/5.Emotional Rescue I/6.She Was Hot I/7.I Think I'm Going Mad I/8.Miss You

タイトルやジャケデザインから、オフィシャル『Sucking In The 70's』をフォローしたオフィシャル未CD化曲の寄せ集めかと思いきや、アウトテイクやリハーサル、そして80年代の曲が入っていたりして何だかなという感じではありますが、初CD化曲を含んだなかなか侮れないタイトル。

冒頭3曲は本作最大の目玉で、プレスブート初登場となる2曲含む
『Some Girls』8トラックカセットバージョン

1.Miss You VI
12インチバージョンとアルバム収録バージョンの中間みたいな感じのバージョン。

2.Shattered IV
1分近く短くエディットされたヴァージョン。USプロモシングルにも収録。

3.Beast Of Burden II
2コーラス目にアルバムヴァージョンには無いヴァースが登場したり、アルバムヴァージョンよりもフェードアウトするタイミングが遅く、アルバムでは聴けないミックがファルセットで歌う「Pretty pretty...」のパートも聴くことが出来ます。これに関してはLP時代に『Claudine』(KOK-709)等でブート化されたことあり。

analogclaudine

ちなみにこの8トラックに収録された"Far Away Eyes"の方も、実はエディットされたシングルヴァージョンとなっていますが、残念ながら本作には未収録。ただし、この"Far Away Eyes"自体は『We Want Rare Stones』(G.T-012)

wewantrare

『Through The Years '63-'93』(S001)といったタイトルならCDで聴くことが可能。

throughtheyears

4.Fool To Cry IV

表記は"IV"となっていますが、実際は"I"。
『Static In The Attic』(MB CD 084)からのコピーで、曲前のテープ頭出し及び終了後のチャットまで収録。

mbstattic

5.Emotional Rescue I

未編集のロングバージョン。クリアーな音質で、最後にチリチリというスクラッチノイズが聞こえることから、LP『Accidents Will Happend (Claudine)』あたりからのコピー。

accidentswill

6.She Was Hot I
"I"とされていますが、基本的にはビデオと同じくオフィシャルにはない
ヴァースが登場するバージョン"II"ですが、それとも異なり、効果音の類はまったく無し。一部繋いで長くした痕跡はあるものの、歌が無くなった後も演奏が延々と続き、最後まで完走してしまうロングバージョンで、おそらく初登場。イントロは未収録で、1コーラス目が入る前からの収録。音質はレンジの狭い如何にもカセットといった感じの音で、入力レベルが他の曲よりかなり大きいのが玉にキズ。

7.I Think I'm Going Mad I
"I"の表記がありますが実際は"II"。スクラッチノイズが聞こえることから、これもLP『Accidents Will Happend (Claudine)』あたりからのコピー。

8.Miss You
どういう訳か78年ウッドストックリハーサルから。このCD最大の汚点。

by Hara ¦ 07:21, Tuesday, Jun 05, 2007 ¦ 固定リンク


『Through The Vaults Darkly』(Godfatherecords)
godfatherthroughthe

『Through The Vaults Darkly』(G.R.195/196) 2CD

Compilations album of studio outtake

Stereo Soundboard Recording
Quality:Excellent-Very Good

(Disc-1)
1.Dear Doctor/2.Child Of The Moon/3.You've Got The Silver(You Got The Silver)/4.Down Town Susie/5.Travellin' Man/6.Gimme Shelter/7.Highway Child/8.Schoolboy Blues(Cocksucker Blues)/9.Cocksucker Blues/10.Sister Morphine/11.Brown Sugar(w/Eric Clapton)/12.Wild Horses/13.Good Time Women/14.Gimme A Hamburger(Hamburger To Go)/15.Ain't Gonna Lie(I Ain't Lying)/16.Too Many Cooks/17.Criss Cross Man(Save Me)/18.Drift Away
(Disc-2)
1.Dance Little Sister/2.Everlasting Is My Love/3.Fingerprint File/4.Fool To Cry/5.Let's Go Steady/6.Yellow Cab(Do You Think I Really Care)/7.Claudine/8.You Win Again/9.Misty Roads (The Way She Held Me Tight)/10.We've Had It All(We Had It All)/11.Indian Girl/12.Summer Romance/13.Slave/14.Waiting On A Friend/15.Undercover Of The Night

Godfatherecordsリリースの、68年から83年までのアウトテイク寄せ集め。

この手の多岐に渡る年代の寄せ集めにありがちな曲毎の音質差に関しては、イコライジングにて調整。全体的に統一感がある反面、曲によっては無理に高域を持ち上げたものもある為、シンバル類が耳に刺さる曲もあるのがやや難点。

曲目に関しては、上記曲目表に( )表示ましたが、いかにも海外製らしく誤記も幾つか。また、その曲目だけ見てもどのテイクだか分からない曲があったりしますので、軽く触れておきますと・・・

●Disc-1
1.Dear Doctor
アナログ時代からお馴染みのミックのヴォーカルが違い、コーラスが入らないテイク1。

2.Child Of The Moon
モノラルミックス。イントロ若干欠け。

3.You've Got The Silver(You Got The Silver)
ミックのヴォーカルバージョン。

4.Down Town Susie
メタモ系アウトテイク。最悪なことに1回目のサビ前に音飛びあり。

5.Travellin' Man
曲途中からなのは相変わらず

6.Gimme Shelter
キース・ヴォーカルバージョンで、『On The Rocks』等で聴けた方のミックス。近年は『Time Trip』で登場のミックスばかりだったので、久々のCD化かも。

7.Highway Child
お馴染みの定番

8.Schoolboy Blues(Cocksucker Blues)
この曲だけアウトテイクではなく、78年ウッドストックリハーサルから。音飛び曲と並んで本作の汚点。

9.Cocksucker Blues
こちらは本来のアウトテイク。

10.Sister Morphine
『Time Trip Volume 4』や『Who The Hate Is Brian Jones』で聴けた別テイク。

11.Brown Sugar(w/Eric Clapton)
クラプトン参加テイク

12.Wild Horses
アナログ『Nasty Habits』やVGP『Lonely At The Top/Nasty Habits』、同じくVGP『Some Like It Hot』の初回版に収録されていた、ペダルスティ−ルとオルガンの入ったテイク。意外と近年はCD化されていないかも

13.Good Time Women
毎度お馴染み"Tumbling Dice"の元曲

14.Gimme A Hamburger(Hamburger To Go)
『The Trident Mixes』でお馴染みのアウトテイク。

15.Ain't Gonna Lie(I Ain't Lying)
VGP『Get A Line On You』では"Ain't Gonna Lie"、同じくVGP『Hillside Blues』では"I Ain't Lying"、ホフマン本やNicoは"I Ain't Signifying"と表記されるアウトテイク。

16.Too Many Cooks
ジョン・レノンがプロディースしているミックのソロ曲。有名なわりには意外とCD化されていないので、これも久々のCD化かも。

17.Criss Cross Man(Save Me)
『Acetates』収録ミックスと同じだが、何故か20秒強フェードアウトが早い。

18.Drift Away
『ACETATES』収録の方のテイクで、VGP『Place Pigalle』とは別テイク。

●Disc-2
1.Dance Little Sister
『ACETATES』収録のロングバージョン

2.Everlasting Is My Love
アコースティックギターが前面に出たヴァージョン3。『Better Results』及び同音源収録盤程度でしか聴けなかったので、意外と便利かも。

3.Fingerprint File
『ACETATES』収録のピッチが正しいミックス

4.Fool To Cry
『Static In The Attic』と同じ仮歌段階のテイク。『Static In The Attic』にあった、曲前のテープ頭出し部分や曲終了後のチャットはカット

5.Let's Go Steady
こちらも『Static In The Attic』からと思しき、キースのヴォーカル曲。

6.Yellow Cab (Do You Think I Really Care)
『Accidents Will Happen』等でお馴染みのアウトテイク

7.Claudine
ロカビリーアレンジの方のバージョン。

8.You Win Again
『Paris Results』『Better Results』でお馴染みのミックが歌うカヴァー曲

9.Misty Roads (The Way She Held Me Tight)
『Accidents Will Happen』等でお馴染みのアウトテイク

10.We've Had It All(We Had It All)
『Static In The Attic』からと思しきヴァージョン3

11.Indian Girl
編集前のロングバージョン。こちらも『Static In The Attic』からと思いきや、どういう訳かそれよりも40秒近く早くフェードアウトしてしまい音質もはるかに劣るDragomanの『Accidents Will Happen』から。ちなみに本作でもコピー元として利用しているVGPの『Accidents Will Happen』は『Static In The Attic』と同様に高音質で長さも同じなので、Dragoman盤のチョイスは本当に意味不明。

12.Summer Romance
所謂ヴァージョン4。『Emotional Rescue Demos』からと思しきコピーで"Summer Romance 1"と表記されているテイク。

13.Slave
1分23秒までは75年録音のヴァージョン1、以降に80年録音のヴァージョン2を繋げたフェイクヴァージョン。

14.Waiting On A Friend
ミックがファルセット中心で歌う「山羊」期のヴァージョン1

15.Undercover Of The Night
『The Pain Of Love』で聴けるヴァージョン3。ちなみにホフマン本や『Chqainsaw-Indercover Outatakes Vol.2』ではヴァージョン4表記されていますが、パーカッション類導入の点から推測して、事典ではヴァージョン3表記としています。


以上、意外とCD化が少ない曲が入っていたり、ありがちなインストは無しの歌物中心の選曲な上、音質のバラつきも少なめにとなかなか力は入っている様ですが、フェイクや音飛び、リハーサルが入っていたりするというのが難点。

by Hara ¦ 01:56, Monday, Jun 04, 2007 ¦ 固定リンク


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