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『Through The Vaults Darkly』(Godfatherecords) |
『Through The Vaults Darkly』(G.R.195/196) 2CD
Compilations album of studio outtake
Stereo Soundboard Recording Quality:Excellent-Very Good
(Disc-1) 1.Dear Doctor/2.Child Of The Moon/3.You've Got The Silver(You Got The Silver)/4.Down Town Susie/5.Travellin' Man/6.Gimme Shelter/7.Highway Child/8.Schoolboy Blues(Cocksucker Blues)/9.Cocksucker Blues/10.Sister Morphine/11.Brown Sugar(w/Eric Clapton)/12.Wild Horses/13.Good Time Women/14.Gimme A Hamburger(Hamburger To Go)/15.Ain't Gonna Lie(I Ain't Lying)/16.Too Many Cooks/17.Criss Cross Man(Save Me)/18.Drift Away (Disc-2) 1.Dance Little Sister/2.Everlasting Is My Love/3.Fingerprint File/4.Fool To Cry/5.Let's Go Steady/6.Yellow Cab(Do You Think I Really Care)/7.Claudine/8.You Win Again/9.Misty Roads (The Way She Held Me Tight)/10.We've Had It All(We Had It All)/11.Indian Girl/12.Summer Romance/13.Slave/14.Waiting On A Friend/15.Undercover Of The Night
Godfatherecordsリリースの、68年から83年までのアウトテイク寄せ集め。
この手の多岐に渡る年代の寄せ集めにありがちな曲毎の音質差に関しては、イコライジングにて調整。全体的に統一感がある反面、曲によっては無理に高域を持ち上げたものもある為、シンバル類が耳に刺さる曲もあるのがやや難点。
曲目に関しては、上記曲目表に( )表示ましたが、いかにも海外製らしく誤記も幾つか。また、その曲目だけ見てもどのテイクだか分からない曲があったりしますので、軽く触れておきますと・・・
●Disc-1 1.Dear Doctor アナログ時代からお馴染みのミックのヴォーカルが違い、コーラスが入らないテイク1。
2.Child Of The Moon モノラルミックス。イントロ若干欠け。
3.You've Got The Silver(You Got The Silver) ミックのヴォーカルバージョン。
4.Down Town Susie メタモ系アウトテイク。最悪なことに1回目のサビ前に音飛びあり。
5.Travellin' Man 曲途中からなのは相変わらず
6.Gimme Shelter キース・ヴォーカルバージョンで、『On The Rocks』等で聴けた方のミックス。近年は『Time Trip』で登場のミックスばかりだったので、久々のCD化かも。
7.Highway Child お馴染みの定番
8.Schoolboy Blues(Cocksucker Blues) この曲だけアウトテイクではなく、78年ウッドストックリハーサルから。音飛び曲と並んで本作の汚点。
9.Cocksucker Blues こちらは本来のアウトテイク。
10.Sister Morphine 『Time Trip Volume 4』や『Who The Hate Is Brian Jones』で聴けた別テイク。
11.Brown Sugar(w/Eric Clapton) クラプトン参加テイク
12.Wild Horses アナログ『Nasty Habits』やVGP『Lonely At The Top/Nasty Habits』、同じくVGP『Some Like It Hot』の初回版に収録されていた、ペダルスティ−ルとオルガンの入ったテイク。意外と近年はCD化されていないかも
13.Good Time Women 毎度お馴染み"Tumbling Dice"の元曲
14.Gimme A Hamburger(Hamburger To Go) 『The Trident Mixes』でお馴染みのアウトテイク。
15.Ain't Gonna Lie(I Ain't Lying) VGP『Get A Line On You』では"Ain't Gonna Lie"、同じくVGP『Hillside Blues』では"I Ain't Lying"、ホフマン本やNicoは"I Ain't Signifying"と表記されるアウトテイク。
16.Too Many Cooks ジョン・レノンがプロディースしているミックのソロ曲。有名なわりには意外とCD化されていないので、これも久々のCD化かも。
17.Criss Cross Man(Save Me) 『Acetates』収録ミックスと同じだが、何故か20秒強フェードアウトが早い。
18.Drift Away 『ACETATES』収録の方のテイクで、VGP『Place Pigalle』とは別テイク。
●Disc-2 1.Dance Little Sister 『ACETATES』収録のロングバージョン
2.Everlasting Is My Love アコースティックギターが前面に出たヴァージョン3。『Better Results』及び同音源収録盤程度でしか聴けなかったので、意外と便利かも。
3.Fingerprint File 『ACETATES』収録のピッチが正しいミックス
4.Fool To Cry 『Static In The Attic』と同じ仮歌段階のテイク。『Static In The Attic』にあった、曲前のテープ頭出し部分や曲終了後のチャットはカット
5.Let's Go Steady こちらも『Static In The Attic』からと思しき、キースのヴォーカル曲。
6.Yellow Cab (Do You Think I Really Care) 『Accidents Will Happen』等でお馴染みのアウトテイク
7.Claudine ロカビリーアレンジの方のバージョン。
8.You Win Again 『Paris Results』『Better Results』でお馴染みのミックが歌うカヴァー曲
9.Misty Roads (The Way She Held Me Tight) 『Accidents Will Happen』等でお馴染みのアウトテイク
10.We've Had It All(We Had It All) 『Static In The Attic』からと思しきヴァージョン3
11.Indian Girl 編集前のロングバージョン。こちらも『Static In The Attic』からと思いきや、どういう訳かそれよりも40秒近く早くフェードアウトしてしまい音質もはるかに劣るDragomanの『Accidents Will Happen』から。ちなみに本作でもコピー元として利用しているVGPの『Accidents Will Happen』は『Static In The Attic』と同様に高音質で長さも同じなので、Dragoman盤のチョイスは本当に意味不明。
12.Summer Romance 所謂ヴァージョン4。『Emotional Rescue Demos』からと思しきコピーで"Summer Romance 1"と表記されているテイク。
13.Slave 1分23秒までは75年録音のヴァージョン1、以降に80年録音のヴァージョン2を繋げたフェイクヴァージョン。
14.Waiting On A Friend ミックがファルセット中心で歌う「山羊」期のヴァージョン1
15.Undercover Of The Night 『The Pain Of Love』で聴けるヴァージョン3。ちなみにホフマン本や『Chqainsaw-Indercover Outatakes Vol.2』ではヴァージョン4表記されていますが、パーカッション類導入の点から推測して、事典ではヴァージョン3表記としています。
以上、意外とCD化が少ない曲が入っていたり、ありがちなインストは無しの歌物中心の選曲な上、音質のバラつきも少なめにとなかなか力は入っている様ですが、フェイクや音飛び、リハーサルが入っていたりするというのが難点。 |
by Hara ¦ 01:56, Monday, Jun 04, 2007 ¦ 固定リンク
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