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***『Pontiac 1981』(-)
***『Talking The Longview』(White Widow Records)
Dec.1 1981 Silverdome,Pontiac Michigan
(Disc-1) 1.Take The A Train-Under My Thumb/2.When The Whip Comes Down/3.Let's Spend The Night Together/4.Shattered/5.Neighbours/6.Black Limousine/7.Just My Imagination/8.Twenty Flight Rock/9.Going To A Go Go/10.Let Me Go/11.Time Is On My Side/12.Beast Of Burden/13.Waiting On A Friend/14.Let It Bleed (Disc-2) 1.You Can't Always Get What You Want/2.Band Introductions/3.Little T&A/4.Tumbling Dice/5.She's So Cold/6.Hang Fire/7.Miss You/8.Honky Tonk Women/9.Brown Sugar/10.Start Me Up/11.Jumping Jack Flash/12.Satisfaction
Stereo Soundboard Recording Quality:Excellent
(※)Disc-1 Track12,Disc-2 Track10,12(part) Mono Soundboard Recording Quality:Excellent 『Taking The Longview』はDisc-2 Track11の"JJF"もこの音源
(※)Disc-2 Track12(part) Mono Audience Recording Quality:Very Good 『Taking The Longview』は未収録
この12月1日公演に関しては、大量流出した一連の卓直結のSBD音源をメインに、"Let Me Go""Time Is On My Side"そして"She's So Cold"の中間部、"Satisfaction"の終盤にエコーがかった遠目のAUD音源を補填した『Going To A Go Go』(DAC-034)が既に全曲収録盤としてリリースされていましたが、
今回リリースの2タイトルはそれとは別物で、78年デトロイト公演に続いての「Wolfgang's Vault」にて公開されたラジオショーのアウトテイクをメインに作成された全曲収録盤。
12月1日公演のラジオショーに関しては、これまで9曲+メンバー紹介がブート化されており、これらは大きく2つに分けることが出来ます。
まずはピッチの違いはあれどオフィシャル『Still Life』との重複が多い、1982年8月16日に放送された「Super Groups」では"Black Limousine""You Can't Always Get What You Want""Band Introductions""JJF"が。こちらはラジオショーディスクそのままの超高音質タイトル『Ride Like The Wind』(VGP-290)が代表盤。
なお、この放送をダイジェスト収録した『Time Is On Our Side』(TSP-CD-018=VGP-038)でも"Band Introductions"以外の3曲を聴くことは可能。
続いて裏『Still Life』的な翌1983年3月19日放送の「Super Groups In Concert」。この番組では"Under My Thumb""Shattered""Black Limousine""Twenty Flight Rock""Going To A Go Go""Time Is On My Side""Waiting On A Friend"が放送されており、こちらも同じくVGPが出した、ラジオショーディスクそのままの超高音質タイトル『On Top Of Old Smokey』(VGP-280)が代表盤。
ちなみにこの放送をダイジェスト収録した『Mission Direct Hits』(VGP-247) は"Time Is On My Side""Waiting On A Friend"がカットされてしまっているので、放送された12月1日の7曲中5曲しか聴くことが出来ず。
今回「Wolfgang's Vault」にて公開された12月1日公演に関しては、残念ながら全曲という訳にはいかず"Beast Of Burden""Start Me Up""JJF""Satisfaction"の4曲がカット。とはいえ"JJF"に関しては、前述した通り放送テイクがありますので、この日演奏した25曲中22曲まできちんとミックスされた音が発掘されたことになります。
なお、前回78年デトロイト公演に関しては、バランスにラジオ放送との差異がありましたが、今回はほとんど無し。また音の方も、シンバル類に圧縮音源特有のフェイザーがかかったような揺らぎがある位で充分高音質。
という訳で両作がメインに据えているラジオショーアウトテイクに関しては音に大差はありませんが、カットされた4曲の扱いに違いが生じています。
まずは先にリリースされた『Pontiac 1981』。
こちらは"Beast Of Burden""Start Me Up""Satisfaction"の3曲を DAC『Going To A Go Go』から、そして"JJF"に関してはVGP『Ride Like The Wind』からそれぞれコピーし作成。当然の事ながら"Satisfaction"の終盤はAUD音源となってしまいますが、現時点で考えられうる最良の音源選択にて全曲ノーカット収録。
ちなみにラジオ放送での"JJF"は、イントロ最初の2音にアナウンスが被ってしまっていましたが、本作はそれを嫌ってその最初の2音までを卓直結SBD音源でフォローしています。
続いて後発となった『Taking The Longview』。
こちらはカットされた4曲をいずれも卓直結SBD音源にて補填。DAC盤のコピーを避けたが為に、残念ながら"Satisfaction"は終盤フェードアウトしてしまっています。これに関しては良く言えばブライアン期のオフィシャル『Got Live If You Want It!』的ともいえますが、まあどちらかというと物足りなさを感じることの方が強いかも。
チャプター位置はズレており、ジャケのクレジットではA列車や"Beast Of Burden"メンバー紹介が欠落、そして12月のコンサート収録盤とはあまりにかけ離れた暑苦しいジャケ写選択(年も違いますが・・・)とちょっと後発にしては雑な作りは否めないかなと。 |
by Hara ¦ 03:43, Friday, Jun 22, 2007 ¦ 固定リンク
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