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『Bill Wyman We Miss You』(IMP) |
June.27 1982 Ashton Gate Park,Bristol,UK 『Bill Wyman We Miss You』(IMP-N-003) 2CD Stereo Audience Recording Quality:Excellent-Very Good
(Disc-1) 1.Take The"A"Train/2.Under My Thumb/3.When The Whip Comes Down/ 4.Let's Spend The Night Together/5.Shattered/6.Neighbours/ 7.Black Limousine/8.Just My Imagination/9.Twenty Flight Rock〜Going To A Go Go/10.Chantilly Lace/11.Let Me Go/12.Time Is On My Side/13.Beast Of Burden (Disc-2) 1.Let It Bleed/2.You Can't Always Get What You Want/3.Band Introductions/4.Little T&A/5.Tumbling Dice/6.She's So Cold/7.Hang Fire/8.Miss You/9.Honky Tonk Women/10.Brown Sugar/11.Start Me Up/12.Jumping Jack Flash/13.Satisfaction/14.Land of Hope And Glory/15.Fireworks/16.Announcement
新IMP第3弾は、82年ツアーのハイライトだったウェンブレイ2日連続公演の次にあたるブリストル公演収録盤。
この公演はこれまで『Bill Wyman We Miss You』(IMP BRIS-0082)
にてリリースされており、カセット録音特有のレンジの狭い音質ながら、演奏が大きく録れている上、低音がしっかり出たバランスの良い録音で、ツアー中盤までしか演奏されなかったレア曲"Chantilly Lace"も、若干音がユレこそあるものの状態よく聴くことの出来た秀作タイトル。
ただし、この旧IMP盤は"Shattered"から"Hang Fire"までの間から抜粋された、中途半端な選曲の1枚物だったのが難点で、 事典の方にも書きましたが、全長版のリリースが望まれるタイトルでした。
今回の複刻IMP盤は、その旧IMP盤で使用されていた音源をメインに欠落している部分を別音源を繋いで、オープニングから終演後のアナウンスまでほぼ完全収録を達成。
そのメインとなる旧IMP音源の音質に関しては、音圧を上げてあるのはもちろん、旧IMP盤の聴きやすさを生かしつつ、全体的に厚みのある音作りに仕上げています。
そのメイン音源のカット部分に関しては、 "Whip Comes Down"52秒から"Lets Spend〜"2分35秒まで。 "Just My Imagination"終了直後9分22秒から9分40秒まで。 "Let It Bleed"終了直後7分51秒から8分11秒まで。 "You Can't〜"終了直後10分10秒から10分16秒まで。 そして"Miss You"終了後8分20秒から "Honky Tonk Women"イントロ開始2音目途中の0分3秒まで。
"Whip〜"から"Let's Spend"の間のみ大幅な欠落がありますが、ライブ序盤につきテープチェンジとは考えがたいので、おそらく基テープが切れてしまったか、テープを上書きしてしまったかと推測されますが、大幅な欠落はここ位で、それ以外のカットに関してはほとんどがMCの一部程度という録音者の努力(笑)が浮かばれます。
欠落部分に繋がれているAUD録音に関しては、かなりエコーがかった音ではありますが、意外と演奏がオンに録れているので、音源が切り替わった際も、エコーが深くなったと感じる程度で、極端な違和感は感じません。 惜しむらくは"Going To A Go Go"にチャプターが振られていない点。まあこれに関しては飛ばし聴きしない限り、特に問題ありませんが、終演後の音楽・花火・アナウンスと、他の部分でまめにチャプターを振っているだけにイージーミスなのかなと。
演奏の方は、ややまったりした印象をうける面もありますが、前日ウェンブレーでの大失敗を教訓(?)に、チャーリーがイントロやや早めに入ってくる"She's So Cold"等の聴きどころもあります。
今回ついに全曲収録となったことにより、本作も82年ツアーブートの代表の内の一つとなったのかなといった印象。 |
by Hara ¦ 16:56, Saturday, Aug 26, 2006 ¦ 固定リンク
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