The Rolling Stones Bootleg Reviews written by Hara  
 
 



『Edinburgh 1982』(SODD)
soddedinburgh

『Edinburgh 1982』(SODD 040/41) 2CD
May.28 1982 Green's Playhouse,Edinburgh,Scotland
Stereo Audience Recording
Quality:Very Good

(Disc-1)
1.Take The A Train - Under My Thumb/2.When The Whip Comes Down/3.Let's Spend The Night Together/4.Shattered/5.Neighbours/6.Black Limousine/7.Just My Imagination/8.Twenty Flight Rock/
9.Going To A Go Go/10.Chantilly Lace/11.Let Me Go/12.Time Is On My Side/13.Beast Of Burden/14.Let It Bleed
(Disc-2)
1.You Can't Always Get What You Want/2.Band Introductions/3.Little T&A/4.Tumbling Dice/5.She's So Cold/6.Hang Fire/7.Miss You/8.Honky Tonk Women/9.Brown Sugar/10.Start Me Up/11.Jumping Jack Flash/12.Satisfaction

1982年ツアーの最初4公演は、ウォ−ムアップも兼ねて小規模会場で行われていましたが、本作はそのツアー3公演目にあたるスコットランド公演全曲収録盤。

この公演の既発全曲収録盤としてはVGPの『Baby Let's Play House』(VGP-257)

vgpbabylets

Rattle Snakeの『The Flower Of Scotland』(RS 034/35)とありましたが、どちらも同じ音源。

rattleflower

演奏を大きく拾ったクリアーな音質の録音ですが、後半持ち直しはするものの全体的にギターが奥に引っ込んでしまっている、やや物足りなさを感じてしまう音源。

この既発2タイトル、何故か左右のチャンネルが逆に収録されており、VGP盤は左側の抜けがイマイチなんですが、Rattle盤は右側がイマイチ。

音はRattle盤の方がやや広がりを感じますが、"A列車"はVGP盤の方が長く収録。

そしてこの音源、テープチェンジの関係で"Let Me Go"のイントロがカットされており、Rattle盤の方はそのままにつきイントロが欠けたまま。VGP盤の方は、イントロで本来ある4回のリフの内、途中から収録である2回目のリフをカットし、続く3回目のリフを連続3回収録するという編集をして、曲のサイズを合わせています。

本作はそのVGP盤のコピー。したがって"A列車"の長さも"Let Me Go"のイントロ編集も全く同じではありますが、VGP盤で右寄りだった定位は修正、音質も若干マイルドに仕上げてあります。

オマケのDVD-Rは映画『Let's Spend The Night Together』のヨーロッパ公開版『Rocks Off』。暗めの映像で輪郭もボケ気味、ピッチも早いままではありますが、『Let's-』未収の"When The Whip Comes Down"を手軽に見ることが出来るのが売り。本来だったらオフィシャルに特典映像として収録してもらえるといいんですが・・・。

by Hara ¦ 07:35, Wednesday, Aug 15, 2007 ¦ 固定リンク

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