The Rolling Stones Bootleg Reviews written by Hara  
 
 



『The Unbeatble Rolling Stones』(Rattle Snake)
rattleunbeatble

『The Unbeatble Rolling Stones』(RS 210/11) 2CD

June.5 2007 Werchter Park, Werchter, Belgium

Stereo Audience Recording
Quality:Excellent

***Bonus Track (Disc-2 Track8-14)
June.4 2007 Werchter Park, Werchter, Belgium

Stereo Audience Recording
Quality:Very Good

(Disc-1)
1.Intro/2.Start Me Up/3.Shattered/4.Rough Justice/5.Rocks Off/6.Doo Doo Doo Doo Doo/7.Some Girls/8.Waiting On A Friend/9.Can't You Hear Me Knocking/10.Tumbling Dice/11.I'll Go Crazy/12.Band Introductions/13.Wanna Hold You/14.Slipping Away/15.It's Only Rock'n Roll
(Disc-2)
1.It's All Over Now/2.Satisfaction/3.Honky Tonk Women/4.Paint It Black/5.Jumping Jack Flash/6.Brown Sugar/7.Sympathy For The Devil
*** Bonus Track
8.Back Of My Hand/9.All Down The Line/10.Respectable/11.Waiting On A Friend/12.You Can't Always Get What You Want/13.Get Off Of My Cloud/14.Wanna Hold You

2007年欧州ツアー初日にあたったベルギー公演。

追悼を兼ねてかセットにストーンズでは初カバーとなるJBの"I'll Go Crazy"が組み込まれはしましたが、Licksツアーの準定番だった"Can't You Hear Knocking"、NSツアーの定番"Some Girls"、B2Bツアーの定番"Wanna Hold You"が組み込まれ、いよいよ何のツアーだか分からなくなったセットリスト(笑)。

そしてそのアンコールのオーラスは、同様の企画をしたNSツアーで、あまり盛りあがったという印象のない"Sympathy For The Devil"。

NSツアーではホーンも入れたりして、それなりに体裁を整えようと試みていましたが、この日はいつものまんまのアレンジといった具合で、やはり気の迷いだったのか、次の公演からは定位置に復帰と相成っています。

演奏の方もさすが初日なだけあって、"Some Girls"はふと気が付くと
バッキングはおろかサビでも両方のギターが鳴っていなかったり、"Honky Tonk Women"は歌詞が目茶苦茶、"Paint It Black"ではなかなか歌い出せず、"Brown Sugar"のキースはボロボロと、あきらかにリハ不足といった感じで、別の意味で聴き応えはあります。

さて本作、若干低域軽めな印象はあるものの、演奏は近く録れており、周りの観客は静かで手拍子の類もほとんど気にならない、クリアーな音質の大変聴きやすい高音質音源。

ただし、メンバー紹介だけはややレベル大きめな上、やや観客のざわめきがうるさ気味の別音源を使用していますが、まあ特に問題なし。

ボーナス収録されているのは前日に同会場で行われたリハーサルの模様。

ほとんどモノラルにしか聞こえませんが、"You Can't-"の終盤に飛行機と思しき音が左から右へ流れる為、一応ステレオ録音。

音が遠く分離の悪いモコモコの音質の音源ですが、録音者の周りが静かな為、意外と聴きやすい印象。

何故か"Respectable"後半に、鳥のさえずる声がやたらと入っているのがなんとも不思議。

なお、全体的にバスドラムのアタックが割れ気味に録れていますが、"You Can't-"では聴きづらく感じる程顕著になっています。

by Hara ¦ 04:02, Monday, Oct 22, 2007 ¦ 固定リンク

△ページのトップへ
 


最近の記事
『L.A.Forum 1975 5th Night:Mik ..

『Beginning Of Cosmic Consciou ..

『Nice 1976 Unreleased Master』 ..

『Still Life In Tempe 1981』(M ..

『Kick Off!! Europian Tour 198 ..

『Perth 1973 Soundboard』(-)

『All Meat Music 1973』(Mayflo ..

『Roseland Ballroom 2002』(-)

『New York Junction』(DAC)

過去ログ
2024年11月
2024年10月
2022年 5月
2022年 4月
2021年10月
2021年 9月
2021年 8月
2021年 5月
2020年10月
2020年 9月
2020年 8月
2020年 7月
2019年 4月
2019年 1月
2018年12月
2018年 5月
2018年 4月
2018年 3月
2018年 2月
2017年12月
2017年 9月
2017年 5月
2017年 4月
2017年 3月
2017年 2月
2016年10月
2016年 9月
2016年 7月
2016年 4月
2016年 3月
2016年 2月
2015年 6月
2015年 4月
2015年 2月
2015年 1月
2014年12月
2014年11月
2014年10月
2014年 9月
2014年 8月
2013年10月
2013年 9月
2013年 8月
2013年 7月
2013年 3月
2013年 2月
2013年 1月
2012年12月
2012年 5月
2012年 2月
2012年 1月
2011年12月
2011年11月
2011年10月
2011年 8月
2011年 7月
2011年 6月
2011年 5月
2011年 2月
2011年 1月
2010年 7月
2010年 6月
2010年 4月
2010年 3月
2010年 2月
2010年 1月
2009年12月
2009年10月
2009年 9月
2008年12月
2008年11月
2008年 9月
2008年 7月
2008年 6月
2008年 5月
2008年 4月
2008年 2月
2008年 1月
2007年12月
2007年11月
2007年10月
2007年 9月
2007年 8月
2007年 7月
2007年 6月
2007年 5月
2007年 4月
2007年 3月
2007年 2月
2007年 1月
2006年12月
2006年11月
2006年10月
2006年 9月
2006年 8月

Links
ローリング・ストーンズ海賊盤事典
Bridges to the Stones

フリーソフトで作るブログ