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『All Along The Rhein River』(VGP) |
『All Along The Rhein River』(VGP-023) 2CD
June.2 1976 Sporthalle,Cologne,West-Germany (1st Show)
Stereo Audience Recording Quality:Excellent
(Disc-1) 1.Honky Tonk Women/2.If You Can't Rock Me - Get Off Of My Cloud/3.Hand Of Fate/4.Hey Negrita/5.Ain't Too Proud To Beg/6.Fool To Cry/7.Hot Stuff/8.Star Star/9.You Gotta Move (Disc-2) 1.Band Introductions-Happy Birthday Charlie/2.Happy/3.Nothing From Nothing/4.Outa Space/5.Midnight Rambler/6.It's Only Rock'n Roll/7.Brown Sugar/8.Jumping Jack Flash/9.Street Fighting Man
VGP初期タイトル『Germany 76』(VGP-023)リマスター盤の新装ジャケット盤。
・・・とややこしい書き方になりましたが、要約すると前回VGPが初期のタイトルであった『Germany 76』を再発した際は、音にリマスターを施した上、ディスクの面割りを変えて"Happy"をディスク1のラストからディスク2の頭へ移動、更に旧盤ではボーナストラックとして収録されていた 1973年のリハーサルからの"Gimme Shelter"をカットと、かなり大幅に手が加えられていました。
ところが、そこまで変わっていたにも関わらず、前回再発時には旧仕様ジャケットをそのまま流用したことから、ありもしないボーナストラックはジャケットに記載されてしまっているわ、"Happy"の位置はおかしなことになっているわ、リマスターかそうでないかの判断はディスクを見ないと出来ないわで、非常にややこしい造りのままで市場に流れておりました。
今回の所謂再々発にあたっては、さすがに旧仕様のジャケットの在庫も切れたのか、新しくジャケットを新調してのリリースと相成ったのでした。
ちなみに今回は型番はそのままVGP-023を継承していますが、タイトル名に関しては同音源を収録したアナログから取っています。
という訳で中身のディスク自体は在庫として抱えていたのか、前回と一緒。したがって音の方も全く同じなので、前回の再発を手に入れた方は、 実はジャケだけの購入をしたいのではないでしょうか(笑)。
中身の方にも触れておきますと、メンバー紹介で"Happy Birthday"が歌われていることからも分かるように、本作はチャーリーの誕生日にあたる 6月2日のファーストショーの全曲収録盤。
演奏が大きく録れたバランスの良いステレオ録音で、クリアーな音質に加え、アナログに比べて音に厚みを持たせたりしていることから、アナログ時代から元々1976年ツアーのAUD音源ではトップクラスに数えられる音源を更に聴きやすくしていた好タイトル。
なお、旧『Germany 76』はアナログよりも音質が若干荒れていたこともさることながら、"If You Can't〜"では右チャンネルが時折オフになってしまう欠点がありましたが、本作はその部分をモノラル化することにより克服しています。
ちなみにこの公演では、1日2回公演をこなす為の体力温存策なのか、ツアー定番曲目だった"You Can't Always get What You Want"と"Tumbling Dice"が元々カットされた短めのセットリストとなっています。
最後にリマスター盤と旧VGP盤との見分け方にも触れておきますと、旧VGPは盤自体が銀で、リマスター盤は黒地に「For Members Only Not For Sale」の表記があるという違いがあります。
こちらは旧VGP盤のディスク
そしてこちらはリマスター盤のディスク
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by Hara ¦ 04:02, Friday, Dec 26, 2008 ¦ 固定リンク
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