|
『The Babylon Dome』(Tarantura) |
『The Babylon Dome』(TCDRS-35-1,2) 2CD
Mar.20 1998 Osaka Dome,Osaka,Japan
Stereo Audience Recording Quality:Very Good
(Disc-1) 1.Satisfaction/2.Let's Spend The Night Together/3.Flip The Switch/4.Gimme Shelter/5.Anybody Seen My Baby?/6.It's Only Rock'n Roll/7.Saint Of Me/8.Out Of Control/9.Time Is On My Side/10.Miss You/11.Band Introduction/12.You Don't Have To Mean It/13.Wanna Hold You (Disc-2) 1.SE/2.Little Queenie/3.The Last Time/4.Like A Rolling Stone/5.Sympathy For The Devil/6.Tumbling Dice/7.Honky Tonk Women/8.Start Me Up/9.Jumping Jack Flash/10.You Can't Always Get What You Want/11.Brown Sugar
オープニングSE未収で、いきなり"Satisfaction"演奏開始の合図となる炸裂音からディスクがスタートするという、後発としては減点ものの本作は、ストーンズとしては初となった大阪公演初日収録盤。
録れている音の近さは、既発の全公演ボックス『Far East 98』(VGP-176)とほぼ同等。
本作も録音した位置は好ポジションだったようで、周りが騒がしめなものの演奏を大きく捉えており、Bステージになってもほとんど音が変わらなかったりしますが、残念なことにレコーダーのオートレベル調整機能を使って録音したようで、リミッターがかかって音が潰れてしまっている箇所がかなりあるのが残念。
ただ、この公演最大の目玉である、Steel Wheelsツアー以降2014年の欧州ツアーまでで唯一の演奏となっているレア曲"Time Is On My Side"については、曲中に叫び声が遠目に聞こえていたりはするものの状態良く聴くことが出来ます。
全体的にクリアーな音質なのはこれも『Far East 98』同様。『Far East 98』は高域が時折耳につく箇所があったりしましたが、本作は耳につくという程では無し。ただし前述の録音方法の影響なんだろうと思いますが、高域がツブレ気味。
なお、もう1つの既発である全公演収録ボックス『Bridges To Babylon Japan Tour -1998-』に封入され、単体でもリリースされていた『Time Is On My Side』(0320-1/2)は、録れている音が遠いことに加えて、音のレンジが狭く周りも騒がしいという難点あり。
ちなみに"You Don't Have To Mean It"と"Wanna Hold You"の間にカットがありますが、これは現地での録音にMini Disc(MD)が使われていたようで、そのディスクチェンジによるものかと。
そして21世紀に入って10年以上経ってから制作されたブートとは思えない、Taranturaレーベル特有であるチャプターが変わる際の音ブレ・・・。本作にもやはりあって、"Little Queenie""Sympathy For The Devil""Tumbling Dice"の前の3箇所で確認出来ます。 |
by Hara ¦ 23:52, Wednesday, Oct 01, 2014 ¦ 固定リンク
|
Links |
|
|
|