|
『Little S&M』(DAC-058) 2CD
***Disc-1&2 Sep.27 2006 Giants Stadium, East Rutherford, NJ
Stereo Audience Recording Quality:Excellent
(Disc-1) 1.Opening/2.It's Only Rock'n Roll/3.Live With Me/4.Monkey Man/5.Sway/6.Far Away Eyes/7.Streets Of Love/8.Just My Imagination/9.Midnight Rambler/10.Tumbling Dice/11.Band Introductions/12.You Got The Silver/13.Little T&A (Disc-2) 1.Under My Thumb/2.Rough Justice/3.Start Me Up/4.Honky Tonk Women/5.Sympathy For The Devil/6.Jumping Jack Flash/7.Satisfaction/8.Brown Sugar
***Disc-3&4 Sep.29 2006 Churchill Downs, Louisville, KY
Stereo Audience Recording Quality:Very Good
(Disc-3) 1.Opening/2.Jumping Jack Flash/3.It's Only Rock'n Roll/4.Oh No Not You Again/5.Let's Spend The Night Together/6.Dead Flowers/7.Streets Of Love/8.Midnight Rambler/9.Tumbling Dice/10.Band Introductions/11.You Got The Silver/12.Little T&A (Disc-4) 1.Miss You/2.Rough Justice/3.Start Me Up/4.Honky Tonk Women/5.Sympathy For The Devil/6.Paint It Black/7.Brown Sugar/8.You Can't Always Get What You Want/9.Satisfaction
2006年秋の北米ツアー3公演目と4公演目を収録した本作。
ディスク1と2は9月27日のジャイアンツスタジアム公演。 06年北米ツアー前半は前年に引き続きという事もあり、オープニングに色々な曲をもってきていましたが、この日のオープニングは"IORR"。
2005年にABBツアーがスタートした際は、新機軸を打ち出そう的発想でコンサートのオーラスという大役を担っていましたが、やはり盛りあがりに欠けるのか、いつの間にかライブ序盤が定位置となり、挙げ句時折セットから外されもしましたが、またもや性懲りもなく(笑)今度はオープニングでの起用と相成りました。
ただまあ、SEが途切れてしばしの沈黙という何ともいえない間の悪さから始めた挙げ句、ろくに弾けてないこの日のイントロのせいと言うまでもなく、曲調云々より現行の演奏スタイルでは、この曲でのライブスタートというのはやはり無理があったようで、案の定10月1日にもう一回試して指定席に逆戻りとなった訳ですが(苦笑)。
前置きが長くなりましたが、本作は音の近いバランスの良い録音で、たまに音が左右に揺れたり、Bステージでは手拍子がパラパラと右チャンネルに入っていたり、気にならない程度ですが時折風の影響で右チャンネルに低音ノイズを拾ってはいますが、基本的には邪魔な歓声・手拍子の少ないマイルドな音質の大変聴きやすい音源が使用されております。
成否はともかく前述のオープニングもさることながら、日替わり曲"Far Away Eyes""Just My Imagination""Under My Thumb"そして本作タイトルのネタ(意味がよく分かりませんが・・・)にもなっている"Little T&A"、更に"Tumbling Dice"の前にミックがサビをちょろっとだけ歌うテンプテーションズの"Get Ready"等聴き所の多い公演だけに、なかなか楽しめるかなと。
ディスク3と4は、9月29日のケンタッキー公演。 こちらも演奏自体は大きく録れていて迫力もあるのですが、一部の曲中では時折話し声や歓声・手拍子を大きく拾っていたり、全体的に低音が歪んでしまっているのが難点。
全体的にこの日の演奏自体のノリはよく、また日替わり曲"Dead Flowes"では「Kentucky Derby Day」のヴァースでの地元ファンの盛り上がりがダイレクトに収められている等、それなりに聴き所はありますが単体でのリリースはちと厳しいかという印象。
またDACの最近の傾向にしては珍しく、やや高域上がり気味の明るめの音に仕上がっています。 |
by Hara ¦ 06:43, Saturday, Feb 17, 2007 ¦ 固定リンク
|
Links |
|
|
|