The Rolling Stones Bootleg Reviews written by Hara  
 
 



『The Bigger Bang In Germany』(RS-BBG)
stutugart

『The Bigger Bang In Germany』(RS-BBG 030806-1/2) 2CD

Aug.3 2006 Gottlieb-Daimlerstadion,Stuttgart,Germany

Stereo Audience Recording
Quality:Excellent

***Bonus Track (Disc-2 Track8-13)
July.21 2006 Olympiastadion,Berlin,Germany

Stereo Audience Recording
Quality:Excellent

(Disc-1)
1.Intro/2.Jumping Jack Flash/3.It's Only Rock'n Roll/4.Oh No Not You Again/5.Let's Spend The Night Together/6.Ruby Tuesday/7.Streets Of Love/8.Tumbling Dice/9.Midnight Rambler/10.Night Time Is The Right Time/11.Band Introductions/12.Slipping Away/13.Before They Make Me Run/14.Miss You/15.Rough Justice
(Disc-2)
1.Start Me Up/2.Honky Tonk Women/3.Sympathy For The Devil/4.Paint It Black/5.Brown Sugar/6.You Can't Always Get What You Want/7.Satisfaction
*** Bonus Track
8.Sway/9.Angie/10.Streets Of Love/11.Tumbling Dice/12.Night Time Is The Right Time/13.Before They Make Me Run

99年Bridges To Babylon欧州ツアーブート『Sweet Home London』(CC 493-95)に収録されていたウェンブレー公演音源は、そのあまりの高音質録音故、幾つかのタイトルにSBDと偽ってコピーリリースされたという名音源でしたが、

sweethomelondon

本作に収録された音源も、それに匹敵するといっても過言ではない超高音質録音。

ちょっと低音が強めではありますが、キース側のスピーカー近くの最前列で録音したのではないかという音で、音が無茶苦茶近いのはもちろん、歓声は後ろから遠目で回り込んでくる様な感じで邪魔な歓声は全く無し。ちょっと聴いた感じではSBDといっても騙されそうな位の素晴らしい音です。

惜しむらくは"Midnight Rambler"の後半から"Night Time Is The Right Time"全般にデジタルノイズが入ってしまっていること。

デザインはよくあるパターンですが、豪華6面紙ジャケ仕様と作りも良く、音源自体もABBツアー屈指の名録音なので、このデジタルノイズはちょっと残念。

シュトッツガルト公演に関してはCheck This Outもリリースしている様ですが、こちらは到着が来週につき、現時点では未チェック。

しかし、いずれにせよどちらも海外盤で入手が容易ではないので、こういった音源こそ入手を容易にしてもらいたいもんなんですが・・・。

ボーナストラックは、7月21日ベルリン公演からの音源でライブ中盤からの抜粋。ボーナストラック6曲中、なんと本編のシュトッツガルト公演と4曲も被ってしまっているというなんとも理解に苦しむ選曲。

この音源は『To Be With The One You Love』(DAC-055)と同じ録音ですが、

dacberl

DAC盤よりも音がクリアーで、どちらかというとDAC盤のコピーながら高域の抜けをよくした『Sympathy For Berlin』(TSP-CD-4449/50)に近い音質。

tspberli

TSPよりも音圧はありますが、左右の広がりはTSPよりも若干狭くなってます。

しかし本編があれだけ良いのだから、このオマケは不要な気も・・・。

by Hara ¦ 03:07, Wednesday, Feb 21, 2007 ¦ 固定リンク

△ページのトップへ
 


最近の記事
『L.A.Forum 1975 5th Night:Mik ..

『Beginning Of Cosmic Consciou ..

『Nice 1976 Unreleased Master』 ..

『Still Life In Tempe 1981』(M ..

『Kick Off!! Europian Tour 198 ..

『Perth 1973 Soundboard』(-)

『All Meat Music 1973』(Mayflo ..

『Roseland Ballroom 2002』(-)

『New York Junction』(DAC)

過去ログ
2024年11月
2024年10月
2022年 5月
2022年 4月
2021年10月
2021年 9月
2021年 8月
2021年 5月
2020年10月
2020年 9月
2020年 8月
2020年 7月
2019年 4月
2019年 1月
2018年12月
2018年 5月
2018年 4月
2018年 3月
2018年 2月
2017年12月
2017年 9月
2017年 5月
2017年 4月
2017年 3月
2017年 2月
2016年10月
2016年 9月
2016年 7月
2016年 4月
2016年 3月
2016年 2月
2015年 6月
2015年 4月
2015年 2月
2015年 1月
2014年12月
2014年11月
2014年10月
2014年 9月
2014年 8月
2013年10月
2013年 9月
2013年 8月
2013年 7月
2013年 3月
2013年 2月
2013年 1月
2012年12月
2012年 5月
2012年 2月
2012年 1月
2011年12月
2011年11月
2011年10月
2011年 8月
2011年 7月
2011年 6月
2011年 5月
2011年 2月
2011年 1月
2010年 7月
2010年 6月
2010年 4月
2010年 3月
2010年 2月
2010年 1月
2009年12月
2009年10月
2009年 9月
2008年12月
2008年11月
2008年 9月
2008年 7月
2008年 6月
2008年 5月
2008年 4月
2008年 2月
2008年 1月
2007年12月
2007年11月
2007年10月
2007年 9月
2007年 8月
2007年 7月
2007年 6月
2007年 5月
2007年 4月
2007年 3月
2007年 2月
2007年 1月
2006年12月
2006年11月
2006年10月
2006年 9月
2006年 8月

Links
ローリング・ストーンズ海賊盤事典
Bridges to the Stones

フリーソフトで作るブログ