The Rolling Stones Bootleg Reviews written by Hara  
 
 



『Mission Direct Hits』(DAC)
dacmissiondirect

『Mission Direct Hits』(DAC-069)

Dec.1 1981 Silverdome,Pontiac Michigan

Stereo Soundboard Recording
Quality:Excellent

(※)Disc-1 Track12,Disc-2 Track10,11,12(part)
Mono Soundboard Recording
Quality:Excellent

(※)Disc-2 Track12(part)
Mono Audience Recording
Quality:Very Good

(Disc-1)
1.Take The A Train/2.Under My Thumb/3.When The Whip Comes Down/4.Let's Spend The Night Together/5.Shattered/6.Neighbours/7.Black Limousine/8.Just My Imagination/9.Twenty Flight Rock/10.Going To A Go Go/11.Let Me Go/12.Time Is On My Side/13.Beast Of Burden/14.Waiting On A Friend/15.Let It Bleed
(Disc-2)
1.You Can't Always Get What You Want/2.Band Introductions/3.Little T&A/4.Tumbling Dice/5.She's So Cold/6.Hang Fire/7.Miss You/8.Honky Tonk Women/9.Brown Sugar/10.Start Me Up/11.Jumping Jack Flash/12.Satisfaction

KBFHアウトテイクをメインとした12月1日公演全曲収録盤が、大御所DACからもリリース。

メインのKBFHアウトテイクに関しては、圧縮音源特有のシンバルにフェイザーがかかったようなユレがあるものの、それを除けば高音質のステレオSBD音源で、既発2タイトルと大差無し。

サイトで公開されなかった為、別音源にて補填となる"Beast Of Burden""Start Me Up""JJF""Satisfaction"の4曲に関して、既発及び本作では処理が違っています。

まずは『Pontiac 1981』(-)
こちらは"JJF"がラジオショーの同日音源からで"Start Me Up""JJF"と"Satisfaction"の後半までは卓直結のSBD音源、そして"Satisfaction"の後半からは音の遠いAUD音源を補填しています。
81pontiac


続いて『Taking The Longview』(White Widow Records)
こちらは"Beast Of Burden""Start Me Up""JJF""Satisfaction"の4曲全て卓直結のSBD音源にて補填。但し"Satisfaction"は後半フェードアウト。
takingthelv


そして本作。こちらも"Beast Of Burden""Start Me Up""JJF""Satisfaction"の4曲全て卓直結のSBD音源、そして"Satisfaction"後半はAUD音源にて補填。

補填された卓直結SBD音源に関しては、元がマイルドな音質だったが為に
既発2タイトルでは音源が切り替わった際、音の抜けが悪くなった様に感じますが、本DAC盤はクリアーな音に仕上げており、既発よりも若干の違いではありますが、ステレオSBD音源との切り替わりの違和感が軽減された作りになっています。

続いて"Satisfaction"の後半に補填されたAUD音源。
これも既発と同じ音が団子状態になったオーディエンス録音で、音質自体も若干広がりがあるかなといた感じで基本的には大差なし。

個人的には最良音源での組み合わせで作成して欲しかったので、DAC盤もラジオ放送の"JJF"を組み込んで欲しかったところですが、インフォにもあった通り、音源切り替わりを最少にするというコンセプト故、この辺はリスナーの好みによるところかなと。

それよりも本DAC盤の"Brown Sugar"から"Start Me Up"の音源切り替わり部分。
"Brown Sugar"の最後の1ショットと"Start Me Up"の最初のリフが重なるというハンプトン公演を彷彿させる編集がDAC盤では施されていますが、実際の公演はほんのわずかながら曲間が空いており、既発2タイトルはきちんと空いているので、この編集も評価が分かれるところ。

by Hara ¦ 21:07, Sunday, Jul 15, 2007 ¦ 固定リンク

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