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●『Silver Dome 1981』(IMP-N-022)
●『Detroit 1981』(-)
Nov.30 1981 Silverdome,Pontiac Michigan
(Disc-1) 1.Take The A Train/2.Under My Thumb/3.When The Whip Comes Down/4.Let's Spend The Night Together/5.Shattered/6.Neighbours/7.Black Limousine/8.Just My Imagination/9.Twenty Flight Rock/10.Going To A Go Go/11.Let Me Go/12.Time Is On My Side/13.Beast Of Burden/14.Waiting On A Friend/15.Let It Bleed (Disc-2) 1.You Can't Always Get What You Want/2.Band Introductions/3.Little T&A/4.Tumbling Dice/5.She's So Cold/6.Hang Fire/7.Miss You/8.Honky Tonk Women/9.Brown Sugar/10.Start Me Up/11.Jumping Jack Flash/12.Satisfaction/13.Star Spangled Banner
Stereo Soundboard Recording Quality:Excellent
(※)『Silver Dome 1981』Disc-1 Track14,Disc-2 Track10 Mono Soundboard Recording Quality:Excellent
(※)『Detroit 1981』Disc-1 Track1,2,14,Disc-2 Track10 Mono Soundboard Recording Quality:Excellent
先般その大半が初登場公開された12月1日シルバードーム公演のラジオショーアウトテイクに引き続き、今度はその前日11月30日同会場でのラジオショーアウトテイクと思しき音源がネットにて公開。
この11月30日公演に関しては、ラジオでの採用は無し。 それは事典でも触れたように全体的にもったりとした演奏だったからなのか、はたまた翌日の本番に備えてのテストだったのかは不明ですが、今回公開された音も、左右に振り分けられたダブル・イアンのピアノがやや大きめだったりしてラフさは感じるものの、きちんと歓声もミックスされた正に放送音源そのものといった感じの音源。
上記に挙げた2作は、この音源をメインに作成された11月30日公演全曲収録盤。
シンバル類に圧縮音源特有のフェイザーがかかったような揺らぎが全体的にありますが、どちらのタイトルも高音質。
ただし『Detroit 1981』は音源に何らかのトラブルがあったのか"Under My Thumb"終了まではモノラルにて収録。
ちなみにその"Under My Thumb"のイントロ途中から間奏後のサビ途中までの間、ホワイトノイズ系のノイズがかなり大きめに入っており(これはネット公開時から)、両タイトル共にいずれもノイズ軽減処理を施していますが、『Silver Dome 1981』がその弊害でシュワシュワしてしまっているのに対し、『Detroit 1981』の方が自然な軽減を施しているので、この部分の聴きやすさに関しては『Detroit 1981』。
入力レベルは『Silver Dome 1981』の方が大きめですが、音質差までには至らず。
今回公開された音源は、翌12月1日公演同様にやはり全曲公開ではなく、"Waiting On A Friend""Start Me Up"の2曲がカット。
ただし、この公演も一連の所謂卓直結のSBD音源が流出しており、両タイトルともこの音源を繋いで全曲収録を成し遂げています。
この卓直結音源に関してはマイルドな音質の『Going To A Go Go』(DAC-034)が代表盤ではありますが、
今回の両タイトルはメインのステレオSBD音源に合わせて音質を変えていますが、『Silver Dome 1981』の"Waiting On A Friend"は、Disc-2の"Start Me Up"に比べてもややマイルドにつき、音源切り替わりの際、やや大人しめの印象を受ける為、ここは音質を統一して欲しかったかも。『Detroit 1981』の方は、両曲とも高域を上げた感じの統一された音質で、メイン音源からの切り替わりの違和感も少なめ。
といった具合で、どちらのタイトルも一長一短あるといった感じ。
なお、『Silver Dome 1981』のオマケ映像DVD-Rは、その11月30日のライブ開演前の楽屋でのミックのインタビュー映像や演前のメンバーの様子、そして当日のライブ映像を合間に挟みながら、巨大なステージシステムの運営に関してという現在に繋がる話等をドキュメンタリータッチで手短に紹介する「Inside & Out」という特集番組に字幕を付けたもの。
字幕があってはじめて楽しめるような内容につき、この字幕付きサービスは本当にありがたいオマケ。
ちなみに、この番組でも取りあげられた開演前のメンバーの様子の内、ビルはやはり卓球をしています(笑) |
by Hara ¦ 14:17, Saturday, Aug 11, 2007 ¦ 固定リンク
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