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『Birmingham Odeon』(DAC-067)
●Disc-1 Sep.19 1973 Odeon Theatre,Birmingham,UK (1st Show) ●Disc-2 Oct.14 1973 Ahoy Hall,Rotterdam,Holland (1-6 1st Show/7-15 2nd Show)
Stereo Audience Recording Quality:Excellent
(Disc-1) 1.Brown Sugar/2.Gimme Shelter/3.Happy/4.Tumbling Dice/5.Star Star/ 6.Dancing With Mr.D/7.Angie/8.You Can't Always Get What You Want/ 9.Midnight Rambler/10.Honky Tonk Women/11.All Down The Line/ 12.Rip This Joint/13.Jumping Jack Flash/14.Street Fighting Man
(Disc-2) 1.Brown Sugar/2.Gimme Shelter/3.Happy/4.Tumbling Dice/5.Star Star/ 6.Doo Doo Doo Doo Doo/7.Dancing With Mr.D/8.Angie/ 9.You Can't Always Get What You Want/10.Midnight Rambler/11.Honky Tonk Women/ 12.All Down The Line/13.Rip This Joint/14.Jumping Jack Flash/15.Street Fighting Man
ディスク1は、1973欧州ツアー音源の中では、トップランクに入る好録音であるバーミンガムでの1stショー音源。
この音源に関しては、高音質故に幾つかのタイトルがリリースされてきましたが、ピッチが合っていないものが多く、IMP『Birmingham Remaster 1973』(IMP-N-016)のリリースによって、ようやく正常なピッチで聴くことが出来るようになっていましたが、大御所DACもようやくこの音源をリリース。
ピッチは当然の如く正常。そしてIMP盤同様にヒスノイズも除去してあります。 残念ながら"Happy"から"Star Star"まで左チャンネルで起きる、 テープ劣化による周期的な音量ダウンによる音ユレはそのまま。
ではIMP盤との違いといえば、IMP盤は時折スネアとミックのヴォーカルが耳に刺さる箇所がありましたが、DAC盤は若干解消。その反面、IMP盤は低域に厚みを持たせた音作りをしていたのに対し、DAC盤はIMP盤と比べてやや軽めの印象を受ける為、この辺は好みの分かれるところ。
ディスク2は、ダンデライオンの『Keep Your Pussies Clean!』(DL122/DLR001)にて登場したロッテルダム公演の高音質音源。
冒頭から"DooX5"までが10月14日ロッテルダム公演1stショーで、それ以降が2ndショー(ダンデ盤は13日と14日1stショーと誤表記)。
1stショーの方は、やや遠目でエコーがかってはいますが、演奏を大きく拾ったクリアーな音質の好録音。
2ndショーも、時折音が回るものの演奏が近くて迫力のある同じくクリアーな好録音。
残念ながら新音源部分の発掘はなかった様で、ダンデ盤同様"Midnight Rambler"のテープチェンジによる中間部カットはそのまま。
ダンデ盤は、製作上のミスからか全編に渡り「チッチッチ」というデジタルノイズが漂っていましたが、本作は綺麗に除去されています。
ただしその影響からか、若干左右の音の広がりが狭まった感はありますが、あくまでも"比較した場合"程度の違い。
ちなみにタイトルこそバーミンガムになっていますが、実はこちらのダンデ音源の欠点解消の方が「売り」なのでは?と思うのですが・・・。
なお、ジャケはメインストリート系のアウトテイクとフィラスペ関連を収録したVGPの『Wingless Angels』(VGP-153)を彷彿させますが、ちゃんと別カットの写真を使用しています。
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by Hara ¦ 07:17, Saturday, Sep 22, 2007 ¦ 固定リンク
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