The Rolling Stones Bootleg Reviews written by Hara  
 
 



『Tour Of Europe'76 Revisited』(Godfather)
godfatherpari76

『Tour Of Europe'76 Revisited』(G.R.227/228)

June.6 1976 Les Abattoirs,Paris,France
Mono Soundboard Recording
Quality:Excellent

(※)Disc-2 Track6
June.7 1976 Les Abattoirs,Paris,France
Stereo Audience Recording
Quality:Excellent

(※)Disc-2 Track7
Apr.29 1976 Fasthalle,Frankfurt,West Germany
Stereo Soundboard Recording
Quality:Excellent

(※)Disc-2 Track8
May.27 1976 Earl's Court Arena,London,UK
Mono Audience Recording
Quality:Good

(※)Disc-2 Track9-11,13-16
Aug.21 1976 Knebworth Fair,UK
Stereo Soundboard Recording
Quality:Excellent

(※)Disc-2 Track17
Aug.21 1976 Knebworth Fair,UK
Mono Audience Recording
Quality:Very Good

(※)Disc-2 Track18
Aug.21 1976 Knebworth Fair,UK
Mono Soundboard Recording
Quality:Excellent

(Disc-1)
1.Opening/2.Honky Tonk Women/3.If You Can't Rock Me - Get Off Of My Cloud/4.Hand Of Fate/5.Hey Negrita/6.Ain't Too Proud To Beg/7.Fool To Cry/8.Hot Stuff/9.Star Star/10.Angie/11.You Gotta Move/12.You Can't Always Get What You Want/13.Band Introductions/14.Happy/15.Tumbling Dice/16.Nothing From Nothing/17.Outa Space
(Disc-2)
1.Midnight Rambler/2.It's Only Rock'n Roll/3.Brown Sugar/4.Jumping Jack Flash/5.Street Fighting Man/6.Cherry Oh Baby/7.All Down The Line/8.Sympathy For The Devil/9.Satisfaction/10.Around And Around/11.Little Red Rooster/12.Stray Cat Blues/13.Let's Spend The Night Together/14.Dead Flowers/15.Route 66/16.Wild Horses/17.Rip This Joint/18.Country Honk

裏ジャケのクレジットによると、メインのパリ公演は初日の6月4日で、しかも「Exellent Soundboard Quality」なんて表記されてるもんだから、ちょっとだけまさかの期待はしてみましたが、やはり案の定の期待はずれ(笑)。

メインのパリ公演は6月6日のラフなミックスのビデオ音源で、"Hot Stuff"での間奏終了後の音声上書きがそのままな点や、"Star Star"の3コーラス目サビの途中以降がTV放送音源に切り替わる点、"SFM"のラスト数十秒がフェードアウトという点、そして何より"You Can't Always Get What You Want"と"Band Introductions"の間にフェードアウト・インがあることから、この音源は『Les Abattoirs Paris 76』(SBC002-2)のコピー。

speedballpari76

そしてそのパリ公演と被らない曲を76年音源から集めたボーナストラック群。

まずは6月7日の"Cherry Oh Baby"。これはサウンドボード音源もあるのに何故か『Europe 76』(VGP-056)でお馴染みのオーディエンス音源。

vgpeurope76

続いて"All Down The Line"は『More Than Welcome To Frankfurt』(VGP-135)等に収録の4月29日フランクフルト公演のステレオサウンドボード音源。

vgpmorethanfrankfurt

"Sympthy For The Devil"は、5月23日アールズコート公演とありますが、実は5月27日のアールズコート公演からでVGP『Sympathy For The Devil』と同じオーディエンス録音。ただしVGP盤はステレオだったのに、本作はかなり音質が劣化している上にモノラル・・・。

vgpsyampathyforthedevil

"Satisfaction"以降はネブワースからですが、その"Satisfaction"のイントロがオーディエンス音源からステレオサウンドボード音源に切り替わる編集が施されていることからVGP『Hot August Night』(VGP-146)のコピー。

vgphotaugustnight

ただし"Little Red Rooster"の曲中に入っていたハウリングの様なノイズ部分に関しては、その部分に同曲の同じような展開の部分をコピー貼り付けして、ノイズが無かったかの様な編集を施しています(とはいえ一部残っていたりするのですが)。


このブート、3面開きの紙ジャケにミニチュアポスター付きという装丁で、選曲も1976年欧州ツアーの総括的な形としてあり、それなりに力を入れてはいるんですが、その反面クレジットミスがあったり、音源コピー基のチョイスに疑問点がある等、イマイチの感は否めないかなと。

by Hara ¦ 03:47, Friday, Dec 14, 2007 ¦ 固定リンク

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