The Rolling Stones Bootleg Reviews written by Hara  
 
 



『Please Please Please』(Rattle Snake)
rattlepleasepleaseplease

『Please Please Please』(RS 218/19) 2CD

Aug.18 2007 Slane Castle,Slane near Dublin,Ireland

Stereo Audience Recording
Quality:Excellent

***Bonus Track (Disc-2 Track9-13)
May.28-29 2007 Videohouse,Vilvoorde,Belgium

Stereo Audience Recording
Quality:Very Good

(Disc-1)
1.Intro/2.Start Me Up/3.You Got Me Rocking/4.Rough Justice/5.All Down The Line/6.Dead Flowers/7.You Can't Always Get What You Want/8.Midnight Rambler/9.I'll Go Crazy/10.Tumbling Dice/11.Band Introduction/12.You Got The Silver/13.Wanna Hold You
(Disc-2)
1.Miss You/2.It's Only Rock'n Roll/3.Satisfaction/4.Honky Tonk Women/5.Sympathy For The Devil/6.Paint It Black/7.Jumping Jack Flash/8.Brown Sugar
- Bonus Track -
9.Beast Of Burden/10.Oh No Not You Again/11.Worried About You #1/12.Worried About You #2/13.Can't Be Seen #1/14.Can't Be Seen #2/15.Can't Be Seen #3

2007年欧州ツアー最終公演地ロンドンの前に行われた、アイルランド・スレーン公演全曲収録盤。

全体的に音が近く録れており、このツアーのブートにありがちなPAからの出音が小さいことによるライブ序盤の音のくぐもりもなく、1曲目の"Start Me Up"から音像がくっきりとした生々しい感じの音で最後まで聴き通すことが出来ます。

時折音が回ったり、歓声や手拍子も一部拾って"JJF"や"Brown Sugar"で若干耳につく部分もあったりしますが、総じて気にならないレベル。

また、Bステでの音の変化もほとんど無く、全体的にはバランスの良いクリアーな高音質音源で、2007年欧州ツアー収録ブートとしてはかなり良い方の部類に入るタイトル。

なお、録音メディアの交換を途中でしたのか、"Wanna Hold You"終了後に恐らく言ったであろうキースのお礼の言葉はカット。

そして、ディスク2冒頭にあたる"Miss You"開始前のエレピのアドリブ前にも編集痕あり。

ボーナストラックは、ツアー開始前5月28日と29日にベルギーで行われた
リハーサルから7曲。

このリハーサルに関しては、ジェームス・ブラウンの曲名を冠したRattle Snake 2007欧州シリーズ『Prisoners Of Love』(RS 212/13)と『It's A Man's Man's World』(RS 214/15)でその大半を聴くことが出来ましたが、今回はその残り分を収録。

rattleprisoner

rattleitsaman

音が遠く全体的にエコーがかったぼやけた音像ではありますが、すっきりとした音質なのと、当然ながら周りは静かで安定している為、充分聴きやすい音。

"Beast Of Burden"は途中からの収録。

"Worried About You #1"ではチャーリーが入る位置を間違えて、慌てて叩くのをやめるといった如何にもリハーサルといった模様も。

また、この音源の目玉の一つであり、ツアーで演奏されなかった"Can't Be Seen"は何度か試してはみたけど、イマイチの出来。しかし、演奏の出来もさることながら、ホーンがイントロから入ってくるアレンジは正直邪魔くさい気が(苦笑)。

by Hara ¦ 06:45, Tuesday, Jan 29, 2008 ¦ 固定リンク

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