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『Little Boys Play With Stones』(DAC) |
『Little Boys Play With Stones』(DAC-093) 2CD
June.9 1976 Palais Des Sports,Lyon,France
Mono Audience Recording Quality:Very Good
(※)Disc-2 Track11 June.17 1975 Maple Leaf Gardens,Toronto,Canada Stereo Soundboard Recording Quality:Very Good
(Disc-1) 1.Honky Tonk Women/2.If You Can't Rock Me - Get Off Of My Cloud/3.Hand Of Fate/4.Hey Negrita/5.Ain't Too Proud To Beg/6.Fool To Cry/7.Hot Stuff/8.Star Star/9.Angie/10.You Gotta Move/11.You Can't Always Get What You Want (Disc-2) 1.Band Introductions/2.Happy/3.Tumbling Dice/4.Nothing From Nothing/5.Outa Space/6.Midnight Rambler/7.It's Only Rock'n Roll/8.Brown Sugar/9.Jumping Jack Flash/10.Street Fighting Man -Bonus Track- 11.Luxury
DACが珍しくも、アナログのジャケットをそのまま表に使用した(いつもは裏側に使用というのがパターン)、拡大アナログ複刻タイトル。
1976年のリヨン公演といえば、『Backstage Limited』(DAC-010) に代表される高音質サウンドボード音源により、ライブの大半がブート化されていますが、本作はオーディエンス音源での全曲収録盤。
このライブのオーディエンス音源はというと、アナログ時代にリリースされていた本作複刻の基となった1枚物LP『Little Boys Play With Stones』(M21 A/B) にて、"Honky Tonk Women"から"You Gotta Move"までのライブ前半が、まずブート化。
続いて、DAC『Backstage Limited』がリリースされる前までは、サウンドボード音源収録盤の代表的タイトルだった『Back Stage Unlimited』(VGP-203)のサウンドボード欠落部補填として、"Honky Tonk Women"の前半部、及び"JJF"の中盤以降から"SFM"の間奏までが、前述のアナログと同音源にてブート化されてきましたが、本作はそれらオーディエンス音源の全長盤となります。
全曲収録ではありますが、テープチェンジの関係で"Hot Stuff"は間奏途中まで、"Star Star"は途中から、"SFM"も途中までと、これら3曲は不完全収録となっています。
ただし、前述のアナログ盤にもこの不完全な"Hot Stuff"と"Star Star"は収録されていましたが、"Star Star"はアナログよりも前の位置からの収録。
また、オープニングもアナログでは聴けなかったオープニングSEを、わずかながら聴くことが出来、VGP『Back Stage Unlimited』では、間奏までの2分弱の収録だった"SFM"が、後奏にあたる4分41秒まで聴けるように なっています。
本作はアナログ盤同様にモノラル収録(事典ではステレオ表記となってましたので、ここで訂正しておきます)。VGP盤収録の同音源に関してはステレオっぽく聞こえますが、疑似ステレオの可能性あり。
音質は、中域に音が集まり全体的に軽めの印象だったアナログや、低域がかなりオンになっていたVGP盤と比べ、クリアーなバランスの良い聴きやすい音になり、既発に比べると格段の向上となっています。
ボーナストラックは前年の6月17日トロント公演から、レア曲"Luxury"のサウンドボード音源。
この音源自体は、1975-76年のサウンドボード音源集『We Hope Ya Like Dis One』(VGP-235)にも収録されていましたが、VGP盤の"Luxury"はレンジの狭いモノラルだったのに対し、本作はヒスノイズこそやや多めなものの、ステレオミックスにて収録されており、こちらも既発より聴きやすくなっています。
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by Hara ¦ 07:12, Friday, Jan 29, 2010 ¦ 固定リンク
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