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『Light Up The Town』(-) 2CD
Oct.7 1981 Jack Murphy Stadium,San Diego,CA
Stereo Audience Recording Quality:Very Good
(Disc-1) 1.Take The A Train/2.Under My Thumb/3.When The Whip Comes Down/4.Let's Spend The Night Together/5.Shattered/6.Black Limousine/7.Neighbours/8.Just My Imagination/9.Twenty Flight Rock/10.Let Me Go/11.Time Is On My Side/12.Beast Of Burden/13.Waiting On A Friend/14.Let It Bleed/15.You Can't Always Get What You Want/16.Little T&A (Disc-2) 1.Tumbling Dice/2.She's So Cold/3.Band Introduction/4.All Down The Line/5.Hang Fire/6.Star Star/7.Miss You/8.Start Me Up/9.Honky Tonk Women/10.Brown Sugar/11.Jumping Jack Flash/12.Street Fighting Man/13.The Star Spangled Banner
アナログ複刻作で、本作は1972年ツアー以来となるサンディエゴ公演収録盤。
まだツアー初期なだけあって、エンディングや出音が怪しい曲も幾つかあったりしますが、この日はミックを中心にテンションの高い演奏を繰り広げています。
この公演はアナログ時代、この日の演奏曲全26曲のうち23曲を『Light Up The Town』(TJMS-107)にて、そこから洩れた3曲を『California Canape』 (GLC-6012-4299)にてと、2タイトル合わせて全曲聴くことができましたが、本作はこれら2作を実際の曲順に繋ぎ合わせた全曲収録タイトル。
繋ぎ処理は見事で、アナログでは曲が完全に終わりきらない内にフェードアウトしていた"Beast Of Burden"も、同じくフェードアウト自体はしているものの、歓声をクロスフェードさせ演奏が歓声に埋もれて終わっているようにし、目立たなくさせています。
ちなみに事典でも触れましたが、この『Light Up The Town』、わざわざジャケットに「FIRST NIGHT-TIME OUTDOOR SHOW OF '81 TOUR」なる記載がされており、何故にわざわざそんなどうでもいいようなことを"売り"にしているのかと思いきや、あらためてじっくり聴いてみたところ、実はクロージングSEである"The Star Spangled Banner"では、それこそ記載通りの"夜の野外"ということもあり、かなりの量の花火が打ち上げられており、主役であるストーンズが既にステージにいないにも関わらず、観客のものすごい盛り上がりの様子が、その花火の音と共に捉えられています。結局それをアピールしたかったが為の記載であり、『Light Up The Town』というタイトル名だったのかというのを、ようやく今頃気付いたわけで・・・(汗)。
肝心の音の方ですが、遠目ながら意外と分離の良い録音で、邪魔な拍手や手拍子もほとんどないのもポイント。また本作は、アナログで響き気味だった周波数を抑えることにより、アナログよりもすっきりとした聞きやすい音に仕上がっています。加えてアナログでは後半に音がクリアーになったりして音質にややバラツキがありますが、本作はそのバラツキを最小限に抑えられています。
なお、この日からサックスにアーニーワッツが参加。メンバー紹介では順番を間違えたのか、はたまた意図的なのか、一旦紹介しかけたのをやめてチャーリーとロニーを紹介した後、あらためてキースの前で紹介するという、妙にもったいぶったことをミックがしています。 |
by Hara ¦ 01:06, Tuesday, Apr 20, 2010 ¦ 固定リンク
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