『The Pain Of Love』(DAC-107) 1CD
Studio Outtakes
(※)Track 1,4,8 Nov.11-Dec.17 1982 Pathe Marconi Studios,Boulogne Billancourt,France
(※)Track 2,5,6,10 Jan.18-Feb.12 1979 Compass Point Studios,Nassau,Bahamas
(※)Track 3 Oct.11-Nov.12 1980 Pathe Marconi Studios,Boulogne Billancourt,France
(※)Track 7 June.10-July7 & Late July-Aug.25 & Sep.12-Oct.19 1979 Pathe Marconi Studios,Boulogne Billancourt,France
(※)Track 9 Early May-may.9 1983 The Hit Factory,New York Early June 1983 Compass Point Studios,Nassau,Bahamas
(※)Track 11 Mar.25-Apr.4 1975 Musicland Studios,Munich,Germany
Stereo Soundboard Recordings Quality:Excellent
(※)Track 3,11 Mono Soundboard Recordings Quality:Excellent
1.Tie You Up(The Pain Of Love)(II)/2.It Won't Be Long(II)/3.Slave(III)/4.She Was Hot(I)/5.Break Away/6.I Think I'm Going Mad(I)/7.Dance(IV)/8.Golden Caddy(III)/9.Undercover Of The Night(IV)/10.She's So Cold(I)/11.Never Stop(Start Me Up)(I)
このアルバムでしか聴けないテイクが大半を占めていた、VGP同名タイトル『The Pain Of Love』(VGP-052)の複刻作。
そのVGP盤、いきなり1曲目の"Tie You Up"が、ヒスノイズにシンバル類が埋もれがちな抜けの悪い音だったりして、曲によっての音質のバラツキが気になるタイトルでしたが、本作はイコライジング等で音を整えたようで、ヒスノイズが増えた曲もあるものの、曲毎の音質差は少なめになっています。
またVGP盤はピッチが早めでしたが、本作はきちんと修正。
また、曲自体は長くなっていませんが、"It Won't Be Long""Slave""I Think I'm Going Mad""Dance"は曲前にテープレコーダーをスタートさせた際の音、"Golden Caddy"は曲前でのギターの軽いストローク音、"She's So Cold"は「4」だけなもののカウントがと、ほんのわずかな違いですがVGP盤と比べて新たに聴ける部分が増えています。
今回ボーナス扱いとして追加収録されているのが、年代はぐっと遡るものの、楽曲自体は本作収録曲の流れに沿っている"Start Me Up"の現在聴くことが出来る最初期テイクである"Never Stop"。
VGP/DACでは『L.A.Fog』(VGP-277)で聴くことが出来ましたが、VGP盤ではこの音源が流出した際の高いキーのままで収録されていたのに対し、本作はオフィシャルテイクに準ずる形のキーにて収録。
ということは即ち『Start Us Up』(MD 2009)で聴けた音に近い形で(本作は僅かながら更に低い)収録されていますが、『Start Us Up』のように途中フェードアウトではなく、これまでの最長テイク同様の長さで聴くことが出来ます。
|