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『Foxy Nights』(-) 4CD
(Disc-1&2) Mar.25 1988 Nagoya International Exhibition Hall,Aichi,Japan
Stereo Audience Recording Quality:Very Good
(Disc-3&4) Mar.26 1988 Nagoya International Exhibition Hall,Aichi,Japan
Stereo Audience Recording Quality:Excellent-Very Good
(Disc-1&3) 1.Opening/2.Honky Tonk Women/3.Throwaway/4.Bitch/5.Let's Spend The Night Together/6.Beast Of Burden/7.Tumbling Dice/8.Miss You/9.Ruby Tuesday/10.Just Another Night/11.War Baby/12.Harlem Shuffle/13.Foxy Lady
(Disc-2&4) 1.Party Doll/2.Member Introduction/3.You Can't Always Get What You Want/4.Radio Control/5.Drum Solo/6.Guitar Solo/7.Gimme Shelter/8.Start Me Up/9.Brown Sugar/10.It's Only Rock'n'Roll/11.Jumping Jack Flash/12.Syampathy For The Devil/13.Satisfaction
1988年ミックジャガー来日公演から名古屋国際展示場での2公演を収録したタイトル。
この名古屋から、"Say You Will"に代わってジミヘンの"Foxy Lady"がセットリスト入りとなりましたが、ディスク1と2はその"Foxy Lady"初演となった3月25日公演。
この公演に関してはこれまでプレスでのブートがなく(CDRは知りません)、本作が初のプレスによる全曲収録ブート。
やや遠目からの録音だったのか若干距離感のある音で、曲によっては一部周りの観客がうるさく感じる部分もありますが、妙に高域を引っぱっていないマイルドな音質の安定した聴きやすい音。ただしストーンズ1981年のハンプトン公演を彷彿させる演出の風船が上から大量に落ちてきた(情報Thanks さとりあにさん)、"Satisfaction"1コーラス終わりから2コーラス終わりまでにかけては、風船が割れる破裂音によるテレコのリミッターの影響で聴きづらくなってしまっていますが、これは致し方ないとこかと。
テープチェンジによる欠落は2箇所で、最初のチェンジは"Just Another Night"終了直後ですが、ここは欠落部に補填を行わず単純にクロスフェード処理。したがって"Just Another Night"の後、間髪いれずに"War Baby"が始まるような感じになっています。
続いては"Radio Control"が終った直後。こちらは"Drum Solo"の頭が欠落してしまったようで、"Drum Solo"が始まる寸前から頭11秒は別音源を補填。この別音源、メインの音源よりも音が遠いように感じますが、補填されている部分はタムのロールだけにつき違和感はほとんどなし。
なお"You Can't Always Get What You Want"の3分38秒から約12秒程、別音源を補填したのではと思いたくなるような音の遠さになりますが、これはマイクを隠すかなにかしたものと思われます。
その"You Can't Always Get What You Want"のエンディングで、ミック一人が先走って終わってしまうのはご愛敬。
ディスク3と4は、ミックの風邪による振替公演(3月28日大阪)がなければ、日本公演千秋楽となるはずだった3月26日公演。
この公演に関しては『Foxy Jagger』(VGP-128)が全曲収録盤として既発リリースされていましたが、今回リリースされた本作を聴いてみると、"You Can't Always Get What You Want"終了後のミックの煽りが異なるので、きちんとチェックしてみたところ、なんとVGP盤の"You Can't Always Get What You Want"と"Radio Control"は3月23日の東京ドーム公演であったことが判明(既発23日公演とはいずれも異なる音源)。
したがって本作が初の3月26日公演全曲収録盤となります。
いきなりミキサーのミスによりドラムとギターがオンの割にライブ冒頭のミックの紹介が異様に遠かったりしてますが、以後はバランスも良く、若干軽めの音ではあるもののスピーカーから近かった位置での録音らしく演奏を大きく捉えたクリアーな音質の好音源。ただし歓声や手拍子もそこそこ拾っちゃっているのは玉にキズですが、耳障りという程のレベルではありません。
テープチェンジは同じ録音者によるものらしく前日公演同様の2箇所ですが、タイミングがいずれも前日より遅かったようで、最初のチェンジにあたる"Just Another Night"終了直後は、前日はうまく間に合ったものの、この日は"War Baby"冒頭のテープによるミックの「Here children」まで別音源を補填。この別音源、ややクリアーさに欠ける音だったようで、"War Baby"冒頭部だけ音がこもったように聞こえてしまっています。
続いては"Radio Control"が終った直後で、"Drum Solo"が始まる寸前から頭25秒は前日公演同様に音の遠い別音源を補填。こちらは前日と違ってリズムを刻んだソロも補填してしまっているので、音が遠くなったという印象は受けますが、ヴォーカルやギターが入っている訳ではなくあくまでもドラムだけなので、違和感を覚える程のものではありません。 |
by Hara ¦ 18:05, Monday, Jan 02, 2012 ¦ 固定リンク
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