The Rolling Stones Bootleg Reviews written by Hara  
 
 



『Frankfurt Tape 1973』(-)
frankfurttape1973

『Frankfurt Tape 1973』(004) 1CD

Sep.30 1973 Festhahalle,Frankfurt,West-Germany (2nd Show)

Mono Audience Recording
Quality:Very Good

1.Brown Sugar/2.Gimme Shelter/3.Happy/4.Tumbling Dice/5.Star Star/6.Dancing With Mr.D/7.Angie/8.You Can't Always Get What You Want/9.Midnight Rambler/10.Honky Tonk Women/11.All Down The Line/12.Rip This Joint/13.Jumping Jack Flash/14.Street Fighting Man

1973年9月30日のフランクフルト公演セカンドショー全曲収録盤。

この公演は、テイラーのバランスがやたら大きい若干遠目のオーディエンス録音がブート化されていましたが、本作の音源も従来同様。

この音源を収録した既発タイトルは、いずれもファーストショーとのカップリング2枚組で2種。

まず事典で代表に挙げたStone Crazy『The Frankfurt Tapes 1973』(SC-002)

scthefrankfurttapes

そしてVGPの『Guten Abend Frankfurt』(VGP-266)

vgpgutenabendfrankfurt

音質はVGP盤が若干メリハリついていたりしますが、テープチェンジにあたった為に欠けてしまった"Honky Tonk Women"のイントロについては、Stone Crazy盤は補填無しで欠けたまま。一方のVGP盤はファーストショーの音を補填していますが、ファーストショー音源でイントロに被ってしまっている手拍子が突然消えて不自然になるのを嫌ったが故に、セカンドショー音源に戻るのが歌に入る寸前のリフからと、Stone Crazy盤よりも9秒近く短くなってしまっているのがマイナスポイントとなっていました。

また、オープニングのバンドコールも1秒にも満たないほんの僅かなものですが、Stone Crazy盤の方が長かったりしています。

さて本作ですが、そのほんの僅かなバンドコール部分はStone Crazy盤と同じ。

そして"Honky Tonk Women"のイントロはVGP盤同様にファーストショー音源を補填していますが、セカンドショー音源をフルに活用しているので、手拍子は突然消えるものの、セカンドショー音源はStone Crazy盤と同じサイズになっています。

音の方はというと、立体効果が得られるエフェクトを全体にかけた、このシリーズ特有の音造りになっていることから、奥行きが感じられる音に仕上がっています。

なお、このシリーズ第3弾まではレーベル面表記が「Number 00*」というものでしたが、本作からはただの3桁数字に変更されたようです。

by Hara ¦ 14:07, Saturday, May 19, 2012 ¦ 固定リンク

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