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『Opening Two Nights 2013』(Mayflower) |
『Opening Two Nights 2013』(MF-24/25/26/27) 4CD
●Disc-1&2 May.3 2013 Staples Center,Los Angeles,CA
Stereo Audience Recording Quality:Excellent
(※)Disc-2 Track10 Mono Soundboard Recording Quality:Excellent
●Disc-3&4 May.5 2013 Oracle Arena,Oakland,CA
Stereo Audience Recording Quality:Excellent
(Disc-1) 1.Opening Film/2.Satisfaction(※ UCLA Marching Band)/3.Get Off Of My Cloud/4.The Last Time/5.It's Only Rock'n Roll/6.Paint It Black/7.Gimme Shelter/8.Wild Horses(with Gwen Stefani)/9.Factory Girl/10.Emotional Rescue/11.Respectable(with Keith Urban)/12.Doom And Gloom/13.One More Shot/14.Honky Tonk Women/15.Band Introductions/16.Before They Make Me Run/17.Happy (Disc-2) 1.Midnight Rambler(with Mick Taylor)/2.Miss You/3.Start Me Up/4.Tumbling Dice/5.Brown Sugar/6.Sympathy For The Devil/7.You Can't Always Get What You Want(with C.S.L.B.Choir)/8.Jumping Jack Flash/9.Satisfaction/10.Start Me Up〜Last Time〜It's Only Rock'n Roll〜Wild Horses〜Respectable〜Tumbling Dice (Disc-3) 1.Opening Film/2.Gorilla Drums/3.Get Off of My Cloud/4.It's Only Rock'n Roll/5.Live with Me/6.Paint It Black/7.Gimme Shelter/8.Little Red Rooster(with Tom Waits)/9.Dead Flowers/10.Emotional Rescue/11.All Down The Line/12.Doom and Gloom/13.One More Shot/14.Honky Tonk Women/15.Band Introductions/16.Before They Make Me Run (Disc-4) 1.Happy/2.Midnight Rambler(with Mick Taylor)/3.Miss You/4.Start Me Up/5.Tumbling Dice/6.Brown Sugar/7.Sympathy for the Devil/8.You Can't Always Get What You Want(with the San Jose State University Choraliers)/9.Jumping Jack Flash/10.Satisfaction
計18公演行われた「50 & Counting」北米ツアー、初日LA公演と2日目のオークランド公演全曲収録盤。
ディスク1と2はツアー初日5月3日のLA公演。
ややエコーがかった音ではありますが、演奏自体は定位右寄りながら大きく捉えたオーディエンス録音。
盛り上がる曲で時折パラパラと手拍子を拾っていたりはするものの、基本耳障りな手拍子・拍手や歓声はほとんどありませんが、この日のレア曲"Factory Girl"やGwen Stefaniがゲスト参加した"Wild Horses"といった静かめの曲では、周りの私語がうるさめに感じることも。
その"Wild Horses"、2回目のサビが始まってすぐの2分22秒からギターソロの終わり2分54秒までは、基録音になんらかの問題があったのか、はたまたマイクを隠した影響なのかモノラルになっています。
この音源を収録したタイトルとしては他に、北米ツアーの最初の7公演を収録した14CD+1DVDのボックス『21 SHOWS PT.1』(WLR-2184)がありますが、このボックスの音が加工していないネットに挙がったそのまんまの音だったのに対し、耳に刺さるという程ではありませんが本作はやや高域持ち上げた音造り。
ちなみにディスク1トラック2の"Satisfaction"、昨年暮れのミニツアー、そしてこの北米ツアーの他公演は、オープニングのビデオメッセージに続いてゴリラの面を被った集団によるドラムパフォーマンスという流れになっていましたが、この公演だけはツアー初日ということを考慮したのか、スクリーンメッセージに続いてはドラムパフォーマンスではなく、マーチ風にアレンジされた"Satisfaction"をマーチングバンドが演奏するというオープニングになっています。
なお、ディスク2ラストに収録されている"Start Me Up〜Last Time〜It's Only Rock'n Roll〜Wild Horses〜Respectable〜Tumbling Dice"は、youtubeのオフィシャルチャンネルからで、当日の模様をダイジェストで3分強にまとめたもの。いずれの曲も断片的な収録につき、音声だけではあまり面白いものでは無し。最後の"Tumbling Dice"だけは、この日のライブではなくスタジオテイク。
ディスク3と4は、トム・ウェイツが"Little Red Rooster"で客演したツアー2日目5月5日のオークランド公演。
曲中に時折拍手がパラパラと入ったりはするものの、スピーカーの前で録ったかのような音の近さの、2013年北米ツアー音源ではトップクラスの好録音。
この音源の他の収録タイトルとしては、前述の『21 SHOWS PT.1』(WLR-2184)と、本公演を単体リリースした 『OAKLAND 2013』(-)。
『21 SHOWS PT.1』がネットに挙がったそのままのナチュラルな質感の音に対し、『OAKLAND 2013』はほんの僅かながら高域をやや明るめにした音造り。本作はというと一部シンバル類が耳につく箇所があったりして、ややメリハリつけ過ぎな感の音となっています。
最後に裏ジャケットのクレジットについて。ディスク1では"(I Can't Get No) Satisfaction"と表記しているのにディスク2ではSatisfaction"、同様にディスク1は"It's Only Rock'n Roll"なのにディスク2は"It's Only Rock 'n' Roll(But I Like It)"、そして"Jumping Jack Flash"はディスク1が"Jumping Jack Flash"で、ディスク2は"Jumpin' Jack Flash"と、曲名表記に一貫性がない上に、ディスク2ラストの断片サウンドボード集の"Tumbling Dice"は""Tambleing Dice"・・・。
おまけに2013年音源収録タイトルなのに「Digital Remastered 2012〜」「〜Ltd.2012」の表記があったりと何とも雑な印象につき、ここはもう少し丁寧な校正をしてもらいたかったところ。
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by Hara ¦ 02:23, Wednesday, Oct 09, 2013 ¦ 固定リンク
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