The Rolling Stones Bootleg Reviews written by Hara  
 
 



『OAKLAND 2013』(-)
oakland2013

『OAKLAND 2013』(-) 2CD

May.5 2013 Oracle Arena,Oakland,CA

Stereo Audience Recording
Quality:Excellent

(Disc-1)
1.Intro/2.Get Off of My Cloud/3.It's Only Rock'n Roll/4.Live with Me/5.Paint It Black/6.Gimme Shelter/7.Little Red Rooster(with Tom Waits)/8.Dead Flowers/9.Emotional Rescue/10.All Down The Line/11.Doom and Gloom/12.One More Shot/13.Honky Tonk Women
(Disc-2)
1.Band Introductions/2.Before They Make Me Run/3.Happy/4.Midnight Rambler(with Mick Taylor)/5.Miss You/6.Start Me Up/7.Tumbling Dice/8.Brown Sugar/9.Sympathy for the Devil/10.You Can't Always Get What You Want(with the San Jose State University Choraliers)/11.Jumping Jack Flash/12.Satisfaction

「50 & Counting」北米ツアー2日目、5月5日オークランド公演全曲収録盤。

曲中に時折拍手がパラパラと入ったりはするものの、スピーカーの前で録ったかのような音の近さの、2013年北米ツアー音源ではトップクラスの好録音。

プレスでの同内容収録盤として、北米ツアーの最初の7公演を収録した14CD+1DVDのボックス『21 SHOWS PT.1』(WLR-2184)、初日公演とのカップリング4枚組『Opening Two Nights 2013』(MF-24/25/26/27)とありますが、本作はこの公演を単体でリリースした唯一のタイトルにつき、この公演だけを楽しみたい向きには手軽なアイテムかと。

21showspt1

openingtwonights2013

音質は、『21 SHOWS PT.1』がネットに挙がったそのままのナチュラルな質感の音、『Opening Two Nights 2013』はややシンバル類が耳につくことがあるメリハリつけ過ぎ感の音でしたが、本作は『21 SHOWS PT.1』よりほんの僅かながら高域をやや明るめにした音になっています。

また、『21 SHOWS PT.1』と『Opening Two Nights 2013』はいずれも"Before They Make Me Run"と"Happy"の間でディスクチェンジが入り(『21 SHOWS PT.1』のクレジットでは"Before They Make Me Run"でディスク2が始まる記載ありますが、これは誤り)、キースコーナーを分断する形となっていますが、本作はそのあたりに配慮して、きちんとメンバー紹介からディスク2が始まるようディスク分けがされています。

ただそのディスク分けをしたことにより、アンコール最後の"Satisfaction"が終わってメンバーが引っ込んだ後に場内SEが流れ出すまでを『21 SHOWS PT.1』は収録していましたが、本作はディスクの収録時間が足りずSEが流れ出す前にフェードアウトとなってしまっています。

ちなみに『Opening Two Nights 2013』はディスク容量に余裕があるにも関わらず、同じくSEが始まる前にフェードアウト。よってどうでもいい部分といえばどうでもいい部分ではありますが、
『21 SHOWS PT.1』がこの音源の最長収録ということになります。

by Hara ¦ 07:07, Thursday, Oct 10, 2013 ¦ 固定リンク

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