The Rolling Stones Bootleg Reviews written by Hara  
 
 



『Tokyo 1998 1st Night』(-)
tokyo19981stnight

『Tokyo 1998 1st Night』(-) 2CD

Mar.12 1998 Tokyo Dome,Tokyo,Japan

Stereo Audience Recording
Quality:Excellent-Very Good

(※)Disc-2 Track 4〜6
Stereo Audience Recording
Quality:Very Good

(Disc-1)
1.Introduction/2.Satisfaction/3.Let's Spend The Night Together/4.Flip The Switch/5.Gimme Shelter/6.Angie/7.Bitch/8.Saint Of Me/9.Out Of Control/10.Under My Thumb/11.Miss You
(Disc-2)
1.Band Introductions/2.You Don't Have To Mean It/3.Wanna Hold You/4.Little Queenie/5.The Last Time/6.Like A Rolling Stone/7.Sympathy For The Devil/8.Tumbling Dice/9.Honky Tonk Women/10.Start Me Up/11.Jumping Jack Flash/12.You Can't Always Get What You Want/13.Brown Sugar

1998年 Bridges To Babylonツアー来日公演初日となる3月12日公演全曲収録盤。

既発の全曲収録盤は、VGPの日本ツアー全公演収録ボックス『Far East 98』(VGP-176)のディスク1と2。

vgpfareast98

そしてこちらも全公演を収録したボックス『Bridges To Babylon Japan Tour -1998-』に封入され、単体でもリリースされていた『Bitch』(0312-1/2) の2タイトル。

bitch

では本作はというと、まずはメインステージの録音状態ですが、音の遠い『Bitch』はさておき、『Far East 98』が演奏自体はそれなりに大きく捉えているものの、ドラムを除き他のパートはかなりエコーがかったものだったのに対し、本作は『Far East 98』に比べるとやや音に奥行きを感じますが、『Far East 98』よりも演奏を近く捉えており各パートの音も明瞭に聴きとることが出来ます。

この日の目玉だった"Under My Thumb"を例に取ってみると、『Far East 98』は、ドラムはオンに録れているもののヴォーカルはややエコーがかった感じ、そしてギターやキーボードは分離がかなり悪かったりしますが、本作はいずれもくっきりと聞けます。

周りの観客の騒がしさについては、本作も結構周りが騒がしかったりしますが、『Far East 98』の右側の客の叫び声のような耳障りなものがないので、さほど気にはならないレベルかと。

音質についても『Far East 98』は、VGPレーベルこの時期特有の高域キツ目の音造りだったのに対し、本作は高域が耳につかないクリアーな音となっています。

惜しむらくは『Far East 98』はBステージ部分での録音状態の変化がほとんど無かったのに対し、本作は録音者がステージを見ようと後ろを向いてしまったのか、音がかなり遠くなってしまっているのがなんとも残念なところ。

by Hara ¦ 23:45, Monday, Sep 29, 2014 ¦ 固定リンク

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