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『Tokyo Dome 2003 Second Night』(-) |
『Tokyo Dome 2003 Second Night』(-) 2CD
Mar.16 2003 Tokyo Dome,Tokyo,Japan
Stereo Audience Recording Quality:Excellent
(※)Disc-2 Track 3,4,5 Stereo Audience Recording Quality:Excellent - Very Good
(Disc-1) 1.Intro/2.Brown Sugar/3.Start Me Up/4.It's Only Rock'n Roll/5.Don't Stop/6.All Down The Line/7.Angie/8.Monkey Man/9.Midnight Rambler/10.Tumbling Dice/11.Band Introductions/12.Slipping Away/13.Happy (Disc-2) 1.Sympathy For The Devil/2.B-Stage SE/3.When The Whip Comes Down/4.Mannish Boy/5.You Got Me Rocking/6.Gimme Shelter/7.Honky Tonk Women/8.Street Fighting Man/9.Satisfaction/10.Jumping Jack Flash
2003年の来日公演は、武道館、横浜アリーナときて、東京ドームと大阪ドームでそれぞれ2回の計6公演開催されましたが、本作が収録しているのは東京ドーム2日目となる3月16日公演。
この日の"Brown Sugar"はPAのミスでキースのギターが冒頭オフになってしまい、大半の観客はせっかくのオープニングが中途半端にしか聞こえなかったというトラブルについては事典でも触れましたが、その他にも"It's Only Rock'n Roll"でのミックの構成勘違いや、"Monkey Man""Tumbling Dice"でのキースのギターの危うさ等々、聞きどころが幾つかある公演だったりします。
さて、この公演のオーディエンス音源については事典で4種紹介しましたが、本作が収録しているのはそれらとは異なる5つ目のオーディエンス音源となります。
メインステージの音の近さについては『Restart Me Up』(-) もしくはそこからのコピー『Forty Licks Tour 2003』(WLR-2168)にかなり似た感じですが、本作の方がドーム特有のエコーが少なめなことに加えて、音の重心がやや低くなっておりバスドラムもオンに聞こえます。
録音者の周りの騒がしさは『Restart Me Up』より静かで、音質もマイルドな落ち着いた印象。
ちなみに音の近さについては『Licks Japan Tour 2003 Complete Box』(OOC 001-012)も同程度で、周りの観客の騒がしさも本作と同じくらいに静かですが、こちらは左右の音の広がりに乏しく、音の重心もやや中域寄り。
というわけで本作のメインステージ部分は、『Restart Me Up』と『Licks Japan Tour 2003 Complete Box』のいいとこ取りといった感があります。
ただしBステージとなると話は別で、音の近さと厚さは『Restart Me Up』が周りが騒がしめなものの、この3タイトルの中では一番。『Licks Japan Tour 2003 Complete Box』は、『Restart Me Up』に比べると音が引っ込み気味で低域もやや軽め。本作は『Licks Japan Tour 2003 Complete Box』に音の近さは似ているものの、高域を無理に引っ張り上げたようで、スネアドラムのアタック音やヴォーカルのサ行タ行がやや耳についてしまうので、ここはうまく調整して欲しかったところ。 |
by Hara ¦ 00:36, Wednesday, Oct 22, 2014 ¦ 固定リンク
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