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『Brussels Affair』(Moonchild Records) |
『Brussels Affair』(Moonchild Records)
Oct.17 1973 Foret Nationale,Brussels,Belgium (1st & 2nd Show)
Stereo Soundboard Recordings Quality:Excellent
(Disc-1) First Show 1.Intro/2.Brown Sugar(Remix)/3.Gimme Shelter/4.Happy/5.Tumbling Dice/6.Dancing With Mr.D/7.Angie/8.You Can't Always Get What You Want/9.Midnight Rambler/10.Honky Tonk Women/11.All Down The Line/12.Rip This Joint/13.Jumping Jack Flash/14.Street Fighting Man (Disc-2) Second Show 1.Brown Sugar (※ 1st) /2.Gimme Shelter/3.Happy/4.Tumbling Dice/5.Star Star/6.Dancing With Mr.D/7.Doo Doo Doo Doo Doo/8.Angie/9.You Can't Always Get What You Want/10.Midnight Rambler (※ 1st)/11.Honky Tonk Women/12.All Down The Line/13.Rip This Joint/14.Jumping Jack Flash/15.Street Fighting Man (※ 1st)
定番の1973年欧州ツアー終盤の10月17日ブリュッセル公演サウンドボード音源集。
ディスク1は曲の並びからも分かるように、73年ツアーのラジオ放送音源がメインでブリュッセル公演だけを収録したVGP『The Lost Brussels』(VGP-088)のコピー。ただし本作は、VGP盤の最後に収録されていたオーディエンス音源の"Star Star"はカットしており、純粋にラジオ放送音源のみの収録としています。また冒頭のバンドコールを独立した1つのトラックとしているのに加え、音質もVGP盤より少し派手目な音造り。
冒頭の"Brown Sugar"は87年放送分のホーンがオンにミックスされたリミックス版。
このディスク1即ち『The Lost Brussels』から漏れたラジオ放送のブリュッセル公演音源は、70年代から放送されていたオリジナルミックスの"Brown Sugar"と88年の放送で登場した"Midnight Rambler"の短縮エディット&リミックス版。
なお、ラジオで放送されたのはいずれも1stショーで、2ndショーは放送されていません。
ディスク2は、オフィシャルブートレグ『The Brussels Affair』の配信音源をディスク化したもの。
本作を入手されるような方はオフィシャルCDを既に持っているでしょうから、このディスク2はちょっと微妙。
しいてあげれば、オフィシャルはディスク2枚に分かれているが本作は切れ目なく1枚通して聞けるということと、日本では日本限定として71年のマーキークラブとカップリングでリリースされていることからこの音源を入手しやすいですが、海外では高額限定ボックスでしかリリースされていないため、海外の方が需要が高いのかもしれません。このことは日本限定でリリースされた音源や日本限定でリリースされた映像作品から音声だけを抽出した音源を主として収録した海外製ボックス『Made In Japan』(RF-7316)に、この2枚組のブリュッセル音源を1枚に合わせて収録されていることからも推測されます。
さて、少しだけ中身に触れておくと、本作のクレジットではディスク2は全て2ndショーとなっていますが、"Brown Sugar""Midnight Rambler""Street Fighting Man"の3曲は1stショー
更にライブスタート前のバンドコールも1stショーから。ただしディスク1のラジオショー音源の方でのバンドコールにはピアノの音が被っていますがこちらは無し。ではこのラジオショー音源の方で被っているピアノの音はというと、実は"Brown Sugar"終了後のもので、このディスク2では"Brown Sugar"終了後に聴けるもの。そのピアノの音に続いてのミックのMCも1stショーから。
他には"Tumbling Dice""You Can't Always Get What You Want""Honky Tonk Women""All Down The Line"の4曲で、テイラーのギターの一部が1stショーのものに差し替えや移植されています。
なお、本作のジャケットは冒頭に載せてある通り2種ありますが、このジャケットはリバーシブルではなく、裏はそれぞれ別のデザインとなっています。
ミック&キースのジャケット裏面
キース単独ジャケット裏面
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11:27, Saturday, Feb 17, 2018 ¦ 固定リンク
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