The Rolling Stones Bootleg Reviews written by Hara  
 
 



『Chicago 2006 2nd Night』(-)
chicago20062ndnight

『Chicago 2006 2nd Night』(-) 2CD

Jan.25 2006 United Center,Chicago,IL

Mono Audience Recording
Quality:Excellent

(Disc-1)
1.Introduction/2.Jumping Jack Flash/3.It's Only Rock'n Roll/4.Rough Justice/5.Love Is Strong/6.Memory Motel/7.Rain Fall Down/8.Ain't Too Proud To Beg/9.Midnight Rambler/10.Tumbling Dice/11.Band Introduction/12.This Place Is Empty/13.Happy
(Disc-2)
1.Miss You/2.Respectable/3.Get Off Of My Clud/4.Honky Tonk Women/5.Sympathy For The Devil/6.Start Me Up/7.Brown Sugar/8.You Can't Always Get What You Want/9.Satisfaction

約1か月のインターバルを置いて1月10日より再開したA Bigger Bang アメリカツアーの7公演目にあたる、1月25日シカゴ公演全曲収録盤。

この日は、3年に及んだABBツアーでは結局その10日前の1月15日ボストン公演とこの公演の2回のみだった"Memory Motel"や前週18日のMSG公演で8年ぶりの披露となり結局このアメリカツアーでは3回しか演奏しなかった"Love Is Strong"(翌年の欧州では5回)、こちらもアメリカツアーでは3回のみの演奏となった"Respectable"(翌年の欧州では4回)と比較的レアな曲が揃ったセットリストとなっています。

そんなセットリストに注目しがちなこの公演ですが、演奏の方でも聴きどころ満載。

まずは"Rough Justice"、イントロではキースが何を勘違いしたのか、今演奏をし終えたばかりの"It's Only Rock'n Roll"をまた弾き始めそうになり、慌てて気づいて帳尻を合わせようとして変なフレーズになってしまっているのをはじめ、レア曲2曲を挟んで演奏された"Rain Fall Down"は、リフのアタック部分を補完しているチャックのキーボードがオフになっていたのか、はたまた音色の切り替え忘れだったのかフェードイン気味に入ってきたため、何とも締りのないイントロでの曲スタート。

"Tumbling Dice"ソロ後の3コーラス目のサビでは、チャーリーがアクセントを一発いれるだけのところから突如リズムを刻み始め、"Midnight Rambler"イントロ前のフリー演奏部分では、ギターが全然入って来ないことからチャーリーだけがドカドカ叩いているだけの状態となってしまったことから、やむなくミックが「ドラムソロ」とコメントを挟んで場を取り繕っていたり、キースの"Happy"では間奏のソロでロニーが入り損ねたことから、挽回とばかりにロニーが後半部に色々弾いてはいるものの、中途半端にソロフレーズが完結しないまま曲が終了。

Bステージでの"Respectable"ではキースが迷子になってしまったことから、バックのコード進行が無茶苦茶になっているところを、ミックが強引に歌いきって何とか大崩れせずにすませたものの、Bステージを終えた後の"Sympathy For The Devil"では、そのミックがサビ前のAメロで変な間を開けてしまったがために変なことに。

そしてオーラスの"Satisfaction"では、キースがイントロに変化を与えようと試みるも(単純に弾き間違いのような気も)、訳の分からないものになってしまっているという、この日はとてもツアー再開2週間とは思えないほどの凡ミスのオンパレード状態となっています。

そんなこの公演の既発タイトルはというと、前々日のシカゴ同所公演を全曲収録した『abiggerbangustourchicago'06』(Check This Out)に、先に触れたレア曲"Love Is Strong""Memory Motel""Respectable"に日替わり曲の"Rough Justice""Get Off Of My Clud"の計5曲がボーナストラックとして収録されていましたが、こちらは本作とは別のオーディエンス音源。

ctochicago06

ややエコーがかってはいるものの演奏を大きく捉えた好録音ではありますが、肝心の"Memory Motel"で近くの客の咳を曲中でそこそこ大きく拾ってしまっているというちょっと難のあるもの。

ちなみにWLRの13枚組ボックス『A Bigger Bang World Tour 2006』(WLR-2178)にも、この公演からの"Love Is Strong"と"Respectable"がディスク2に、"Memory Motel"がディスク4にそれぞれボーナス収録されていますが、これらもCheck This Out盤と同じ音源。

wlrabb2006worldtourbox

また、Hermetic Societyの14枚組ボックス『A Bigger Bang North American Tour 2006』(HS 70)のディスク2にボーナス収録されている"Love Is Strong"と"Memory Motel"もまた、Check This Out盤と同じ音源となっています。

abbnorhamerica2006box

本作はCheck This Out盤とは異なるオーディエンス音源から作成。

演奏を大きく捉えていることに加えて周りの観客も静かという好音源ではあるものの、何故かモノラル録音ということもあり左右の音の拡がりに乏しいので、疑似ステレオ処理をしてあれば尚良しだったかもしれません。

06:30, Friday, Mar 23, 2018 ¦ 固定リンク

△ページのトップへ
 


最近の記事
『Bird's Vault - RI 61/16(Volu ..

『Zipping Through The Days』(G ..

『Grugahalle』(DAC)

『Fuckin'And Suckin』(DAC)

『Bird's Vault - RI 61/16(Volu ..

※追記あり 『Bird's Vault - R ..

『Vienna 1976』(-)

『Licks Japan Tour 2003』 (-) ..

『Chicago 2006 2nd Night』(-)

過去ログ
2019年 4月
2019年 1月
2018年12月
2018年 5月
2018年 4月
2018年 3月
2018年 2月
2017年12月
2017年 9月
2017年 5月
2017年 4月
2017年 3月
2017年 2月
2016年10月
2016年 9月
2016年 7月
2016年 4月
2016年 3月
2016年 2月
2015年 6月
2015年 4月
2015年 2月
2015年 1月
2014年12月
2014年11月
2014年10月
2014年 9月
2014年 8月
2013年10月
2013年 9月
2013年 8月
2013年 7月
2013年 3月
2013年 2月
2013年 1月
2012年12月
2012年 5月
2012年 2月
2012年 1月
2011年12月
2011年11月
2011年10月
2011年 8月
2011年 7月
2011年 6月
2011年 5月
2011年 2月
2011年 1月
2010年 7月
2010年 6月
2010年 4月
2010年 3月
2010年 2月
2010年 1月
2009年12月
2009年10月
2009年 9月
2008年12月
2008年11月
2008年 9月
2008年 7月
2008年 6月
2008年 5月
2008年 4月
2008年 2月
2008年 1月
2007年12月
2007年11月
2007年10月
2007年 9月
2007年 8月
2007年 7月
2007年 6月
2007年 5月
2007年 4月
2007年 3月
2007年 2月
2007年 1月
2006年12月
2006年11月
2006年10月
2006年 9月
2006年 8月

Links
ローリング・ストーンズ海賊盤事典
Bridges to the Stones

フリーソフトで作るブログ