The Rolling Stones Bootleg Reviews written by Hara  
 
 



『Los Angeles 1989 Final Night Mike Millard Master Tapes』(-)
losangelsfinalnight

『Los Angeles 1989 Final Night Mike Millard Master Tapes』(-) 2CD

Oct.22 1989 Memorial Coliseum,Los Angeles,CA

Stereo Audience Recordings
Quality:Excellent

(Disc-1)
1.Continenntal Drift/2.Start Me Up/3.Bitch/4.Sad Sad Sad/5.Undercover Of The Night/6.Harlem Shuffle/7.Tumbling Dice/8.Miss You/9.Ruby Tuesday/10.Angie/11.Rock And A Hard Place/12.Mixed Emotions/13.Honky Tonk Women/14.Midnight Rambler
(Disc-2)
1.You Can't Always Get What You Want/2.Little Red Rooster/3.Before They Make Me Run/4.Happy/5.Paint It Black/6.2000 Light Years From Home/7.Sympathy For The Devil/8.Gimme Shelter/9.Member Introductions/9.It's Only Rock'n Roll/10.Brown Sugar/11.Satisfaction/12.Jumping Jack Flash

1989年Steel Wheelsツアー中盤のハイライト、ロサンジェルス4連続公演最終日となる10月22日公演全曲収録盤。

このロサンジェルス4連続公演、初日の18日公演は3枚組LPの『Love You Live Los Angeles』(SL 87037)と2枚組CD『Los Angeles 1989 1st Night』(-)にて、それぞれ異なるオーディエンス音源がブート化。

loveyoulivelosangelslp

losangels19891stnight

続くエリック・クラプトンがゲスト出演した2日目の19日公演はスクリーン映像が流出し、その音声を基に作成された『At The Max To The End』(VGP-087)等、幾つかのCDタイトルがリリースされてきましたが、

vgpatthemaxtotheend

最初に日程が発表された21日と22日公演(18日と19日は追加発表)はこれまでリリースされてきておらず、本作が初のブート化。

そしてアルバムタイトルにも記載されているように、本作の基となった音源は、ストーンズのブート愛好家には75年LAフォーラムの高音質録音でお馴染みの著名なテーパー、マイク・ミラード氏によるもの。

やや奥行きを感じる音ながらバランス・分離共によく、且つ耳障りな歓声や手拍子はほぼ無いという流石の録音で、音質もクリアー。

テープチェンジやテレコ停止による欠落部は、"Rock And A Hard Place"と"Mixed Emotions"の曲間、"Happy"と"Paint It Black"の曲間、そして本編"Satisfaction"が終わってアンコールの"Jumping Jack Flash"が始まるまでの間の3箇所。

この欠落部には当日の別音源が補填されていますが、音質もさることながら周りの観客の環境が似た音源があったようで、音源切り替わりの違和感はほぼ無し。

そしてクレジットはされていませんが"Jumping Jack Flash"が終わった後の花火と"Carmen"も同音源から追加補填されています。

この日は、"Harlem Shuffle"の歌い出しでミックが入り損ね、バーナードが一人だけ歌い出してしまっていたり、"Rock And A Hard Place"では開始前の機材トラブルと思しきノイズでメンバーが躊躇してしまったのか、チャーリーだけが演奏をスタート。"Honky Tonk Women"ではキースのイントロの入りが遅れてしまったことからタイミングがつかめず、なかなか歌い出しのリフに入れずかなり長めのイントロに。"Before They Make Me Run"では最初のサビを2回繰り返すのに、キースが1回終わったところでAメロのコードを弾き始めてしまったり、"Gimme Shelter"では中盤のギターソロの前のコード進行をキースが間違えたためソロの入りが遅れ、"It's Only Rock'n Roll"の前のサポートメンバー紹介では、まだアップタウンホーンズの紹介が済んでいないのに、キースがイントロを弾き始めてしまい慌てて止めたりと、LA最終ということでリラックスし過ぎたわけではないのでしょうけど、ミス多めのライブとなっています。

by Hara ¦ 13:59, Thursday, Aug 13, 2020 ¦ 固定リンク

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