The Rolling Stones Bootleg Reviews written by Hara  
 
 



『Paris 1982 1st Night』(-)
paris19821stnight

『Paris 1982 1st Night』(-) 2CD

June.13 1982 Hippodrome D'auteuil,Paris France

Stereo Audience Recording
Quality:Very Good

(Disc-1)
1.Take The A Train/2.Under My Thumb/3.When The Whip Comes Down/4.Let's Spend The Night Together/5.Shattered/6.Neighbours/7.Black Limousine/8.Just My Imagination/9.Twenty Flight Rock/10.Going To A Go Go/11.Chantilly Lace/12.Let Me Go/13.Time Is On My Side/14.Beast Of Burden/15.Let It Bleed
(Disc-2)
1.You Can't Always Get What You Want/2.Band Introductions/3.Little T&A/4.Tumbling Dice/5.She's So Cold/6.Hang Fire/7.Miss You/8.Honky Tonk Women/9.Brown Sugar/10.Start Me Up/11.Jumping Jack Flash/12.Satisfaction

1982年欧州ツアー、パリ2日連続公演の初日にあたる6月13日公演収録盤。

この公演の既発盤はVGP『Demain Le Soleil』(VGP-106)

vgpdemainlesoleil

定位がやや左寄りの演奏を大きく捉えた良好音源から作成されており、ややレンジ狭めの音ではあるものの、耳に刺激的な周波数が抑えられているので聴き疲れはしないというタイトル。
ただ、前の観客に視界を遮られた(?)影響だったのか、音ユレが結構あるのが玉にキズ。

本作はというと、VGP盤と比べて後ろの方のポジションで録音したと思しき演奏が遠目の音源で、盛り上がる箇所では手拍子に演奏が埋もれるところも。ただこの手拍子、1人や2人のようなパチパチ程度のものなら不快に感じますが、大人数のものなのでこれはこれで臨場感があるともいえます。

音質はもう少し高域が抜けてもいいかなといった感の、マイルド気味な耳に優しいもの。

レコーダーの開始遅れやテープチェンジによる欠落部分にはVGP盤からコピー補填。

ディスク冒頭から"Under My Thumb"イントロ8秒、"When The Whip Comes Down"と"Let's Spend The Night Together"の曲間、"Chantilly Lace"終了後から"Let Me Go"イントロ18秒、"She's So Cold"終了後から"Hang Fire"イントロ15秒、"Jumping Jack Flash"終了後から"Satisfaction"イントロ12秒、そして"Satisfaction"終了後からディスク終了まで。

補填されている部分の大半が曲間だったり、イントロだったりするので、大きな違和感はありませんが、VGP盤との音の近さの違いがこの箇所からも分かるかと。

なお、本作ではクレジットされていませんが、ショーの終演を知らせる"Tchaikovsky Overture 1812 Opus 49"もちゃんと収録しています。

演奏は"She's So Cold"のエンディングが怪しい程度で、崩れることのないこのツアーならではのスピーディーな安定した演奏を聴くことが出来ます。

by Hara ¦ 08:47, Saturday, Aug 08, 2020 ¦ 固定リンク

△ページのトップへ
 


最近の記事
『L.A.Forum 1975 5th Night:Mik ..

『Beginning Of Cosmic Consciou ..

『Nice 1976 Unreleased Master』 ..

『Still Life In Tempe 1981』(M ..

『Kick Off!! Europian Tour 198 ..

『Perth 1973 Soundboard』(-)

『All Meat Music 1973』(Mayflo ..

『Roseland Ballroom 2002』(-)

『New York Junction』(DAC)

過去ログ
2024年11月
2024年10月
2022年 5月
2022年 4月
2021年10月
2021年 9月
2021年 8月
2021年 5月
2020年10月
2020年 9月
2020年 8月
2020年 7月
2019年 4月
2019年 1月
2018年12月
2018年 5月
2018年 4月
2018年 3月
2018年 2月
2017年12月
2017年 9月
2017年 5月
2017年 4月
2017年 3月
2017年 2月
2016年10月
2016年 9月
2016年 7月
2016年 4月
2016年 3月
2016年 2月
2015年 6月
2015年 4月
2015年 2月
2015年 1月
2014年12月
2014年11月
2014年10月
2014年 9月
2014年 8月
2013年10月
2013年 9月
2013年 8月
2013年 7月
2013年 3月
2013年 2月
2013年 1月
2012年12月
2012年 5月
2012年 2月
2012年 1月
2011年12月
2011年11月
2011年10月
2011年 8月
2011年 7月
2011年 6月
2011年 5月
2011年 2月
2011年 1月
2010年 7月
2010年 6月
2010年 4月
2010年 3月
2010年 2月
2010年 1月
2009年12月
2009年10月
2009年 9月
2008年12月
2008年11月
2008年 9月
2008年 7月
2008年 6月
2008年 5月
2008年 4月
2008年 2月
2008年 1月
2007年12月
2007年11月
2007年10月
2007年 9月
2007年 8月
2007年 7月
2007年 6月
2007年 5月
2007年 4月
2007年 3月
2007年 2月
2007年 1月
2006年12月
2006年11月
2006年10月
2006年 9月
2006年 8月

Links
ローリング・ストーンズ海賊盤事典
Bridges to the Stones

フリーソフトで作るブログ