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2007年 5月
『An Afternoon In Munich』(SODD) |
『An Afternoon In Munich』(SODD 028) 1CD
Sep.28 1973 Olypiahalle,Munich,West-Germany (1st Show)
Mono Audience Recording
Quality:Exellent-Very Good
1.Brown Sugar/2.Gimme Shelter/3.Happy/4.Tumbling Dice/5.Star Star/6.Dancing With Mr.D/7.Angie/8.You Can't Always Get What You Want/9.Midnight Rambler/10.Honky Tonk Women/11.All Down The Line/12.Rip This Joint/13.Jumping Jack Flash/14.Street Fighting Man
プレスブート初登場(CD-Rは知りません)の73年ミュンヘン1stショー。
遠目からの録音だった様で、全体的に音がやや薄くドラムはシンバルと
スネア位しか聞こえませんが、ホール録音特有のエコー強めのダンゴ状態にはならず、音の分離やバランスもよく安定しており、この時代のオーディエンス録音としてはかなり上質の部類に入る音源。
音質の方もクリアーで大変聴きやすい印象。
"You Can't Always Get What You Want"終了後にテープチェンジだったようで、おそらくその後いつも通りやったと思われるミックの煽りは聴けませんが、曲中カットは無し。また、終演後のBGMも収録しています。
ちなみにオマケのバーミンガム公演ピッチ修正版は、"Happy"から"Star Star"まで左チャンネルで起きるテープ劣化による周期的な音量ダウンによる音ユレはそのままにつき、IMP盤と大差なし。
コピーが多く、独自でも競合音源だとほとんど何かしらやらかすSODDですが、これは珍しくヒット作。 |
by Hara ¦ 07:57, Monday, May 28, 2007 ¦ 固定リンク
『Oakland Coliseum Arena 1969 FM-SB』(SODD) |
『Oakland Coliseum Arena 1969 FM-SB』(SODD-029) 1CD
Nov.9 1969 Alameda County Coliseum,Oakland,CA (2nd show)
Mono Soundboard Recording
Quality:Very Good
(※)Track10-11
from Official Album「Hot Rocks」
Stereo Soundboard Recording
Quality:Excellent
1.Sympathy For The Devil/2.Stray Cat Blues/3.Prodigal Son/4.You Gotta Move/5.Love In Vain/6.Live With Me/7.Gimme Shelter/8.Little Queenie/9.Satisfaction/
- Bonus Track(Early Hot Rocks Version) -
10.Brown Sugar/11.Wild Horses
アナログ時代からの69年ツアーの定番音源で、72年にビルグラハムがラジオで流したと言われる音源。
この音源に関しては71年4月マーキーでの放送音源をシークレット収録したVGPの『Oakland Sixty-Nine』(RS-692=VGP-003)がとりあえずの代表盤ではありますが、基にしたアナログの質が良くなかったのか、アナログではB面にあたる"Live With Me"以降に定期的なスクラッチノイズと思しきノイズが入るのが玉にキズ。
また、アナログ時代からこの音源の欠点である"You Gotta Move"のイントロ及び"Satisfaction"3コーラス目冒頭の音切れはそのまま。
本作は、新たに発掘されたニューソースからのCD化とインフォにありましたが、実は10年以上前にリリースされた『Oakland'69』(AF005)のコピーもしくは同編集。
したがって1曲毎にフェードアウトしてしまっている上、"You Gotta Move"は音切れ直後の部分からフェードインしている為、VGP盤よりも短め。
"Satisfaction"の音切れ部分に関しては、1コーラス目の同部分を繋げて、すんなりと聴かせる作りになっていますが、AF盤はその部分で音ユレを起こしているのに対し、本作はきちんとモノラルで作り直しているのか音ユレはなし。
全体的にVGP盤よりヒスノイズが気持ち少なめで聴きやすい印象はありますが、曲毎のフェードアウトや、"You Gotta Move"が若干短かいのは残念。
オマケは『Hot Rocks』初回盤に収録されていた別ミックス。
曲終了後の音の絞り方が同じなことから、VGP『Brights Lights Big City』(VGP-307)のコピー。
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by Hara ¦ 07:52, Monday, May 28, 2007 ¦ 固定リンク
『Welcome To Chinese Restaurant』(SODD) |
『Welcome To Chinese Restaurant』(SODD 023/024) 2CD
July.9 1975 Inglewood Forum,Los Angels,CA
Stereo Audience Recording
Quality:Exellent
(Disc-1)
1.Fanfale For The Common Man/2.Honky Tonk Women/3.All Down The Line/4.If You Can't Rock Me - Get Off Of My Cloud/5.Star Star/6.Gimme Shelter/7.Ain't Too Proud To Beg/8.You Gotta Move/9.You Can't Always Get What You Want/10.Happy/11.Tumbling Dice/12.It's Only Rock'n Roll/13.Band Introductions/14.Doo Doo Doo Doo Doo
(Disc-2)
1.Fingerprint File/2.Angie/3.Wild Horses/4.That's Life/5.Outa Space/6.Brown Sugar/7.Midnight Rambler/8.Rip This Joint/9.Street Fighting Man/10.Jumping Jack Flash/11.Sympathy For The Devil
75年ツアー屈指の好録音である所謂"ミラード音源"をメインに作成された
LA公演初日ブート。
この音源を収録したブートに関しては、DACの『Love You Live Los Angels』(DAC-049)がこれまでの決定盤で、
ミラード音源のカット部分を、別録音であるアナログ『L.A. Fog』(TMQ 8207/8)の音源を補填してスムーズに聴けるように編集していましたが、本作も同様のコンセプト。
とはいってもコピーという訳ではなく、ちゃんと新たに編集しているようで、DAC盤と違っている箇所が幾つか。
まず、全体的に本作はピッチが低め。このロージェネレーション音源初出であるピッチ遅めだった『Live At L.A.Forum July 9,1975』(Screamer-04008/009)よりも更に若干低いので、これは後発にあるまじき致命傷。アナログ音源に繋ぐ作業の際、気付かなかったんでしょうか(苦笑)。
そしてそのアナログ音源との繋ぎ部分に関しては、DACがクロスフェードしているのに対し、本作は突如切り替わる繋ぎ編集となっていますが、こちらは聴感上大差なし。
ただしDAC盤は"Angie"終了後の歓声までもしっかりと別音源で補填しているのに対し、本作はそこまでは手をかけなかった為、"Angie"終了直に歓声がフェードアウトしてしまっています。
続いて"You Gotta Move"のエンディングのドロップアウト。こちらは微妙にうまく摘んで、ぱっと聴きでは分からないように編集されています。
という訳で、"Angie"終了後のフェードアウトはまあさておき、後発なのにピッチが低いという欠点が何だかなといったタイトル。 |
by Hara ¦ 07:44, Monday, May 28, 2007 ¦ 固定リンク
『Gimme Shelter (Complete Remaster)』 |
『Gimme Shelter (Complete Remaster)』(-) 1CD
Soundtrack from Movie "Gimme Shelter"
Stereo & Mono Soundboard Recording
Quality:Very Good
1.Welcome To The Breakfast Show/2.Jumping Jack Flash/3.Satisfaction/4.Honky Tonk Women/5.Carol/6.Little Queenie(Overdub Session 1970)/7.Little Queenie/8.Prodigal Son/9.I've Been Loving You Too Long/10.You Gotta Move/11.Wild Horses/12.Brown Sugar/13.Love In Vain/14.Street Fighting Man/15.Six Days On The Road/16.The Other Side Of This Life/17.Sympathy For The Devil/18.Under My Thumb/19.Gimme Shelter/20.Backstage Jam
- Bonus Track -
21.Stuck Out All Alone/22.Still S Fool
映画『Gimme Shelter』のサントラ盤。
裏ジャケにはデッカのロゴを入れてたりして、如何にもっぽい作りをしてはいますが、当然の如くブート。
"Prodigal Son"や"Little Queenie""Carol"そして"Backstage Jam"が収録されていることから、本作はCriterionのDVDが基。
したがって映画本編部分はステレオですが、ボーナス映像部分はモノラル。またトラック9,15,16,はストーンズの演奏ではありません。
このCD、DVDからストレートに落としたわけではなく、おそらくmp3を経由しての作成だったようで、シンバル類は圧縮音源特有の潰れ方をしている上、チャプターの変わり目ではプチノイズが・・・。
ボーナストラックは60年代後期のアウトテイク2曲。でもこれ入れるなら、Criterionのビデオの方に入っていた日付違いの"Carol"(DVDは11月28日の2ndショー、VHSは11月28日の1stショー)や『A Shot Of Salvation』(OM 90-64-17)収録の"Gimme Shelter"(映画本編は
編集短縮テイクですがこのCD収録のテイクは完走テイク)あたりを収録した方が、統一感があったような・・・。
とはいえ、肝心の音がイマイチなんでどうしようもないと言えば、どうしようもないんですが。 |
by Hara ¦ 07:39, Monday, May 28, 2007 ¦ 固定リンク
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