The Rolling Stones Bootleg Reviews written by Hara  
 
 

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2007年 7月

『Munich At Least』(DAC)
dacmanisch73

『Munich At Least』(DAC-066) 2CD
Sep.28 1973 Olypiahalle,Munich,West-Germany (1st & 2nd Show)

(Disc-1)
Mono Audience Recording
Quality:Excellent-Very Good

1.Brown Sugar/2.Gimme Shelter/3.Happy/4.Tumbling Dice/5.Star Star/6.Dancing With Mr.D/7.Angie/8.You Can't Always Get What You Want/9.Midnight Rambler/10.Honky Tonk Women/11.All Down The Line/12.Rip This Joint/13.Jumping Jack Flash/14.Street Fighting Man

(Disc-2)
Mono Audience Recording
Quality:Excellent

1.Brown Sugar/2.Gimme Shelter/3.Happy/4.Tumbling Dice/5.Star Star/6.Dancing With Mr.D/7.Angie/8.You Can't Always Get What You Want/9.Midnight Rambler/10.Honky Tonk Women/11.All Down The Line/12.Rip This Joint/13.Jumping Jack Flash/14.Street Fighting Man

1973年欧州ツアー9月28日ミュンヘン公演の1stショーと2ndショーを
カップリングしたタイトル。

ディスク1は『An Afternoon In Munich』(SODD 028) にて初登場した1stショーの音源。

soddmunic

遠目からの録音の様で、ドラムはシンバルとスネア位しか聞こえず、やや音の厚みに欠けるきらいはありますが、ホールでの録音特有のエコー強めのダンゴ状態にはならず、音の分離やバランスもそれなりによく、この時代のオーディエンス録音としてはかなり上質の部類に入る音源。

既発SODD盤同様、クリアーで聴きやすい音質ですが、DAC盤は低音に厚みを持たせて、やや厚みにかける点を若干ながら改善するよう加工。

また、テープチェンジにあたった"You Can't Always Get What You Want"終了後に関しては、SODD盤はその後のミックの煽りが聴けませんが、DAC盤はそれを聴くことが出来る上、SODD盤でほんのわずか欠けていた次曲"Midnight Rambler"開始前のアドリブハープもDAC盤は若干フェイズがかったモノラルの別音源を繋いで、聴くことが出来るようになっています。

また、終演後もSODD盤より長く収録されており、SODD盤では聴くことの出来なかったアナウンスまで聴くことが出来ます。


ディスク2収録の2ndショーに関しては、事典で取りあげた様にVGPの『Satellite Delayed』(VGP-273)がこれまでの決定盤。

satellitedelayed

DAC盤も使用している音源はVGP盤と同じで、やや低音が響き気味のエコーがかってはいるものの、演奏自体は大きく録れている上、耳障りな歓声も無しと、この時期の録音としてはかなり上質の部類に入る音。

音質はVGP盤より若干マイルドに仕上げている上、VGP盤では気持ち遅めだったピッチも修正。ただし、響き気味だった低音は従来通りで、これはちょっと残念。

テープチェンジにあたった"You Can't Always Get What You Want"終了後に関しては、VGP盤が曲終了後即フェードアウトしていたのに対し、DAC盤はその後の歓声も聴くことが出来る為、VGP盤で感じた唐突感が解消されています。

ちなみに次曲"Midnight Rambler"開始前のアドリブハープも、DAC盤の方がVGP盤より結構長く収録されていますが、実はDAC盤の頭7秒はダブって収録されており、実際は1フレーズだけ長くなっていただけだったという、DACにしては珍しいイージーミス。

ちなみにこの2ndショー、"Brown Sugar"と不完全ながら"Gimme Shelter""Street Fighting Man"の3曲のSBD音源が残されており、
この3曲をまとめて収録しているブートCDは『Goin' Back To The Roots』(GBTTR 72001)のみ。

goinbacktotheroots

今回のDAC盤、前述のダブリ部分7秒をきちんと削れば、時間的にはぎりぎり収録可能だったので、そこまでやってくれればミュンヘン公演の集大成的なタイトルになったのにとは思うのですが・・・

by Hara ¦ 13:21, Saturday, Jul 21, 2007 ¦ 固定リンク


『Abandoned In Detroit』(DAC)
dacabandoneddetroit

『Abandoned In Detroit』(DAC-068) 2CD

July.6 1978 Masonic Temple Auditorium,Detroit,Michigan

(※)Disc-2 Track 5,6,7
July.19 1978 Sam Houston Coliseum,Houston,Texas

Stereo Soundboard Recording
Quality:Excellent

(※)Disc-2 Track 8
Mono Audience Recording
Quality:Good

(※)Disc-2 Track 9
Mono Audience Recording
Quality:Very Good

(Disc-1)
1.Let It Rock/2.All Down The Line/3.Honky Tonk Women/4.Star Star/5.When The Whip Comes Down/6.Lies/7.Miss You/8.Beast Of Burden/9.Just My Imagination/10.Shattered
(Disc-2)
1.Intorduction/2.Love In Vain/3.Tumbling Dice/4.Happy/5.Sweet Little Sixteen/6.Brown Sugar/7.Jumping Jack Flash/8.Respectable/9.Far Away Eyes

KBFHアウトテイクである1978年デトロイト音源、こちらも大御所DACがリリース。

既発タイトルでは、ピッチをほぼ正常にし余分な歓声を切りつめてコンパクトな1枚物とした『Rolling Stones'78』(-)
stone78

ピッチは若干高めながら公開された音源をそのままノーカット収録、そして曲毎に途切れていた歓声を丁寧に繋いだ2枚組『Keeping It Simple』(White Widow Records)
keepingsimple

そしてピッチ若干が高めな上、曲間ギャップそのまま、ボーナストラックがあるものの既発より劣化しているという、何とも作りが雑な『Can't Forget The Motor City』(VM005A/B)
vinmasdetroit

と3つのプレスタイトルがリリースされていましたが、DAC盤はさすが後発だけのことはあり、ピッチは正常で公開された音源はもちろんノーカット収録。

そして低域を増強して音に厚みを持たせるという『Rolling Stones'78』と同様の手法をとっていますが、DAC盤の方は高域も広げている分、音にメリハリがついています。

ただし、そのメリハリがついている事により、"All Down The Line"
"Honky Tonk Women""Star Star""Lies""Beast Of Burden""Shattered""When The Whip Comes Down""Miss You""Just My Imagination"のミックスで妙にくっきりと浮き気味だった右チャンネルのハイハットはそのまま。

ボーナストラックはKBFHアウトテイクでカットされたライブ中盤の2曲で、ヒューストン公演に差し替えられていたラスト3曲のオーディエンス音源は、入手できなかったのか未収録。

そのボーナス2曲の内"Respactable"の方は音も遠く、終始強烈なヒスノイズが漂っているモノラルオーディエンス録音。それがカットの原因ではないでしょうけど、ミックが歌い出しを思いっきりとちっています。

続いては"Far Away Eyes"。こちらは"Respectable"とは別の音源で、DAC盤のタイトルの元ネタであるアナログ『Abandoned In Detroit』(CS-DM-7678) と同音源。すっきりとした音質のモノラルオーディエンス録音ですが、若干観客がうるさめなのが玉にキズ。

detroit78lp

ちなみにこのアナログにオーディエンス音源で収録の"Tumbling Dice"。
ラジオ放送の方では何故か間奏後のミックのヴォーカルがオフになってしまっていますが、実際の会場ではきちんと外に出ていたことを証明する資料的にも貴重な音源。

今回のDAC盤は時間的には余裕があったので、出来ればアナログを丸ごとボーナス収録してくれたら、現時点での1978年デトロイト音源の集大成となったのに、その点はやや残念。

by Hara ¦ 13:12, Saturday, Jul 21, 2007 ¦ 固定リンク


『Mission Direct Hits』(DAC)
dacmissiondirect

『Mission Direct Hits』(DAC-069)

Dec.1 1981 Silverdome,Pontiac Michigan

Stereo Soundboard Recording
Quality:Excellent

(※)Disc-1 Track12,Disc-2 Track10,11,12(part)
Mono Soundboard Recording
Quality:Excellent

(※)Disc-2 Track12(part)
Mono Audience Recording
Quality:Very Good

(Disc-1)
1.Take The A Train/2.Under My Thumb/3.When The Whip Comes Down/4.Let's Spend The Night Together/5.Shattered/6.Neighbours/7.Black Limousine/8.Just My Imagination/9.Twenty Flight Rock/10.Going To A Go Go/11.Let Me Go/12.Time Is On My Side/13.Beast Of Burden/14.Waiting On A Friend/15.Let It Bleed
(Disc-2)
1.You Can't Always Get What You Want/2.Band Introductions/3.Little T&A/4.Tumbling Dice/5.She's So Cold/6.Hang Fire/7.Miss You/8.Honky Tonk Women/9.Brown Sugar/10.Start Me Up/11.Jumping Jack Flash/12.Satisfaction

KBFHアウトテイクをメインとした12月1日公演全曲収録盤が、大御所DACからもリリース。

メインのKBFHアウトテイクに関しては、圧縮音源特有のシンバルにフェイザーがかかったようなユレがあるものの、それを除けば高音質のステレオSBD音源で、既発2タイトルと大差無し。

サイトで公開されなかった為、別音源にて補填となる"Beast Of Burden""Start Me Up""JJF""Satisfaction"の4曲に関して、既発及び本作では処理が違っています。

まずは『Pontiac 1981』(-)
こちらは"JJF"がラジオショーの同日音源からで"Start Me Up""JJF"と"Satisfaction"の後半までは卓直結のSBD音源、そして"Satisfaction"の後半からは音の遠いAUD音源を補填しています。
81pontiac


続いて『Taking The Longview』(White Widow Records)
こちらは"Beast Of Burden""Start Me Up""JJF""Satisfaction"の4曲全て卓直結のSBD音源にて補填。但し"Satisfaction"は後半フェードアウト。
takingthelv


そして本作。こちらも"Beast Of Burden""Start Me Up""JJF""Satisfaction"の4曲全て卓直結のSBD音源、そして"Satisfaction"後半はAUD音源にて補填。

補填された卓直結SBD音源に関しては、元がマイルドな音質だったが為に
既発2タイトルでは音源が切り替わった際、音の抜けが悪くなった様に感じますが、本DAC盤はクリアーな音に仕上げており、既発よりも若干の違いではありますが、ステレオSBD音源との切り替わりの違和感が軽減された作りになっています。

続いて"Satisfaction"の後半に補填されたAUD音源。
これも既発と同じ音が団子状態になったオーディエンス録音で、音質自体も若干広がりがあるかなといた感じで基本的には大差なし。

個人的には最良音源での組み合わせで作成して欲しかったので、DAC盤もラジオ放送の"JJF"を組み込んで欲しかったところですが、インフォにもあった通り、音源切り替わりを最少にするというコンセプト故、この辺はリスナーの好みによるところかなと。

それよりも本DAC盤の"Brown Sugar"から"Start Me Up"の音源切り替わり部分。
"Brown Sugar"の最後の1ショットと"Start Me Up"の最初のリフが重なるというハンプトン公演を彷彿させる編集がDAC盤では施されていますが、実際の公演はほんのわずかながら曲間が空いており、既発2タイトルはきちんと空いているので、この編集も評価が分かれるところ。

by Hara ¦ 21:07, Sunday, Jul 15, 2007 ¦ 固定リンク


『Rockin' At The Forum 1975 Last Night』(SODD)
soddla13

『Rockin' At The Forum 1975 Last Night』(SODD 036/37) 2CD

July.13 1975 Inglewood Forum,Los Angels,CA

Stereo Audience Recording
Quality:Excellent

(Disc-1)
1.Fanfale For The Common Man/2.Honky Tonk Women/3.All Down The Line/4.If You Can't Rock Me - Get Off Of My Cloud/5.Star Star/6.Gimme Shelter/7.Ain't Too Proud To Beg/8.You Gotta Move/9.You Can't Always Get What You Want/10.Happy/11.Tumbling Dice/12.Band Introductions/13.It's Only Rock'n Roll
(Disc-2)
1.Doo Doo Doo Doo Doo/2.Fingerprint File/3.Angie/4.Wild Horses/5.That's Life/6.Outa Space/7.Brown Sugar/8.Midnight Rambler/9.Rip This Joint/10.Street Fighting Man/11.Jumping Jack Flash/12.Sympathy For The Devil
(※)Fingerprint Fileは7月9日

1975年ツアー定番中の定番音源である7月13日公演の所謂「ミラード音源」。

この音源に関しては、"Fingerprint File"がテープチェンジで曲の終わりが切れていた為、7月9日の演奏に差しかえられたタイトルが多いのですが、VGPの"現行バージョン"『Who Went To Church This Sunday』(VGP-082)は、他の7月13日の"Fingerprint File"収録盤が他公演も含めた多枚数タイトルだったのに対し、唯一2枚組の単体公演収録盤。

vgpwhowent

さて本作はというと・・・、"Fingerprint File"は案の定というか7月9日の演奏。

音質もVGP盤に比べると若干クリアーさに欠ける上、ピッチも終盤遅くなるといった具合で、これまた後発とは思えないトホホ盤。

by Hara ¦ 05:43, Sunday, Jul 15, 2007 ¦ 固定リンク


『The Bigger Bang In Germany』(SODD)
soddbbgermany

『The Bigger Bang In Germany』(SODD 034/35) 2CD

Aug.3 2006 Gottlieb-Daimlerstadion,Stuttgart,Germany

Stereo Audience Recording
Quality:Excellent


(Disc-1)
1.Intro/2.Jumping Jack Flash/3.It's Only Rock'n Roll/4.Oh No Not You Again/5.Let's Spend The Night Together/6.Ruby Tuesday/7.Streets Of Love/8.Tumbling Dice/9.Midnight Rambler/10.Night Time Is The Right Time/11.Band Introductions/12.Slipping Away/13.Before They Make Me Run/14.Miss You/15.Rough Justice
(Disc-2)
1.Start Me Up/2.Honky Tonk Women/3.Sympathy For The Devil/4.Paint It Black/5.Brown Sugar/6.You Can't Always Get What You Want/7.Satisfaction

2006年欧州ツアー屈指の好録音であるシュトッツガルト公演収録盤。

この音源を収録したタイトルとしては、超高音質ながら"Midnight Rambler"の後半から"Night Time Is The Right Time"全般にデジタルノイズが入ってしまっている『The Bigger Bang In Germany』(RS-BBG 030806-1/2)と

bbg

デジタルノイズこそ入っていないものの、イコライジングで中域を持ち上げたが為にかえって音が劣化したように聞こえてしまっている上、何故か"You Can't Always Get What You Want"の終盤と"Satisfaction"が手拍子の多い遠目の音源に切り替わってしまう『Stuttgart'06』(Check This Out)がありましたが、

ctosttutgar

本作はそのタイトル通り、前者『The Bigger Bang In Germany』からボーナス収録されていた2006年ベルリン公演の抜粋をカットしただけのストレートなコピー盤。

したがってデジタルノイズはそのままだったり、ボーナス音源をカットしてもBステ途中でディスクが変わるバランスの悪さがあったりはしますが、『The Bigger Bang In Germany』が入手困難なタイトルにつき、手軽にこの高音質音源が入手できる環境にしたという点では、今回のコピーリリースは正解かも。

ちなみにカットした代わりの意味合いなのか、毎度お馴染みのオマケCD-Rは、そのベルリン公演全曲収録盤で、音はTSP盤に近い印象。

by Hara ¦ 05:39, Sunday, Jul 15, 2007 ¦ 固定リンク


『Paris Results 2007 Remastered』(SODD)
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『Paris Results 2007 Remastered』(SODD 032/033)

Studio Outtakes 1977-1979

Stereo & Mono Soundboard Recordings
Quality:Excellent

(Disc-1)
1.What Gives You The Right(Take I)/2.Linda Lou/3.Dancing Girls/4.Lonely At The Top/5.So Young(Take I)/6.Some People Tell Me/7.You Win Again/8.Do You Get Enough(Sexy Eye)/9.Do You Think I Really Care/10.Everlasting Is My Love(Take I)/11.I Need You/12.No Spare Parts/13.Muck Spreading Dub/14.Petrol
(Disc-2)
1.Love You Too Much(Take IV)/2.It's A Lie(Take II)/3.Never Make You Cry(Take II)/4.What's The Matter/5.Gangster's Moll(Take I)/6.When You're Gone/7.Munich Hilton(Take I)/8.After Hours/9.Shame Shame Shame/10.Slow Blues/11.Armpit Blues/12.Everlasting Is My Love(Take II)/13.Everything Is Turning To Gold(Take I)/14.Disco Muzik/15.Still In Love(Take I)

『Some Girls』『Emotional Rescue』期のアウトテイクを集めた
『Paris Results』(OBR 305-CD-016)をDisc-1に『Paris Results Vol.2』(OBR 305-CD-019)をDisc-2にコピーしたタイトル。

obrparisresults

obrparisresults2

『Paris Results』で耳についた音源の大元だったアセテート盤のチリチリノイズはきれいに除去、また両タイトルで多めだったヒスノイズも軽目に除去し、全体的には音に若干のメリハリをつけています。

音にメリハリがついた分、音質が向上した印象を受けますが、ヒスノイズ除去の弊害として静かなところで若干キュルキュルとなってしまっているのが、評価の分かれるところ。

ちなみに1部の曲は同じくOBRリリースの『Better Results』(OBR 305-CD-023)に更に状態の良い音源が、

obrbetterresults

また『Paris Results Vol.2』はステレオの片チャンネルから作られたバランスのおかしいモノラル音源でしたがVGP『Place Pigalle』(VGP-362)には同じくモノラルながら、きちんと両チャンネルの音が聞こえる音源が収録されていましたが、本SODD盤は特にそれらの差しかえは無し。

vgpplacepiggale

せっかく後発でこの音源をまとめる形でリリースするんだから、状態の良い音源に差しかえられる部分は差しかえるとか、また『Better Results』のみ収録の5曲("Black Limousine""Never Let Her Go"
"Never Make Me Cry""It's All Wrong""Never Too Into")をボーナス収録(収録時間は充分可)するとかすれば気の利くタイトルになったのに、いかにもSODDらしいといえばらしいタイトル。

by Hara ¦ 05:32, Sunday, Jul 15, 2007 ¦ 固定リンク


『Seattle Coliseum '75』(SODD)
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『Seattle Coliseum '75』(SODD 030/31) 2CD
July.18 1975 Seattle Center Coliseum,Seattle,WA

Stereo Audience Recording
Quality:Very Good

(Disc-1)
1.Fanfale For The Common Man/2.Honky Tonk Women/3.All Down The Line/4.If You Can't Rock Me - Get Off Of My Cloud/5.Star Star/6.Gimme Shelter/7.Ain't Too Proud To Beg/8.You Gotta Move/9.You Can't Always Get What You Want/10.Happy/11.Tumbling Dice/12.It's Only Rock'n Roll
(Disc-2)
1.Band Introductions/2.Fingerprint File/3.Wild Horses/4.That's Life/5.Outa Space/6.Brown Sugar/7.Midnight Rambler/8.Rip This Joint/9.Street Fighting Man/10.Jumping Jack Flash

75年ツアーのシアトル公演収録盤といえば、今年に入ってDACがリリースした『Alive In Seattle』(DAC-062)が、それまでの既発タイトルでいずれも合ってなかったピッチを修正しており、とりあえずの決定盤。

dacaliveseattle

そして後発である本作。

基にした音源は、既発各タイトルと同じで音のレンジは広くないものの、
歓声や拍手が耳障りでない演奏が大きく録れた録音で、75年ツアーのオーディエンス録音の中でもかなり良い方の部類。

もちろん後発につき、DAC盤と同等もしくはそれ以上のものを期待したのですが・・・。

"You Can't Always Get What You Want"ギターソロ後のAメロ音飛びは既発同様ですが、なんと"Wild Horses"の30秒付近には既発に無い音飛びあり。

更に全体的にピッチが早いという、とても後発とは思えない作りのトホホなタイトル。

by Hara ¦ 05:26, Sunday, Jul 15, 2007 ¦ 固定リンク


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