The Rolling Stones Bootleg Reviews written by Hara  
 
 



『All The Way To Dusseldorf』(DAC)
dacdusseldorf

『All The Way To Dusseldorf』(DAC-056) 2CD

July.23 2006 Rhein-Energie Stadion,Cologne,Germany

Stereo Audience Recording
Quality:Excellent

(※)Disc-2 Track 10
Mar.22 2006 Tokyo Dome,Tokyo,Japan
Stereo Soundboard Recording
Quality:Excellent

(Disc-1)
1.Opening/2.Jumping Jack Flash/3.It's Only Rock'n Roll/4.Oh No Not You Again/5.Let's Spend The Night Together/6.SHe's So Cold/7.As Tears Go By/8.Streets Of Love/9.Tumbling Dice/10.Night Time Is The Right Time/11.Band Introductions/12.Before They Make Me Run/13.Slipping Away

(Disc-2)
1.Miss You/2.Rough Justice/3.Get Off Of My Cloud/4.Honky Tonk Women/5.Sympathy For The Devil/6.Start Me Up/7.Brown Sugar/8.You Can't Always Get What You Want/9.Satisfaction
*** Bonus Track
10.As Tears Go By

DACドイツ公演シリーズ第4弾ケルン公演収録盤。
全曲収録はもちろんのこと、オープニングSEから終演後の花火及び客出しBGMまで収録。

1曲目の"JJF"こそ、出音が小さい関係で音が遠く感じ、またチャックのエレピが前面に出てギターがほとんど聞こえないという滅茶苦茶なバランスになってますが、曲中から徐々に改善されてきてからは、音も近くなり安心して聴くことが出来ます。しかし・・・開演前にやっているサウンドチェックは、ちゃんと機能しているんでしょうか(苦笑)。

本作の全体的な音は、邪魔な歓声や手拍子もほとんどなく、前述"JJF"以外は演奏も大きく録れている音源で、移動の為、音質が変わりがちなBステージも、"Miss You"で若干音が沈む箇所があったり、Bステージ中は全体的にややエコーがかりはしますが、メインとの違和感はさほど無く、マイルドで聴きやすい音質も相まってかなりの高音質録音。

セット的に目新しさはなく、演奏も毎度の小ミスはありますが全体的にはまとまっており、特筆する点もありませんが、安心して聴くことの出来る優良タイトル。

ボーナストラック扱いで収録されているのは、東京初日公演の"As Tears Go By"のステレオミックス。
この初日に関してDACからは傍受音源が2種類リリ−スされていましたが、今回はその傍受音源の内、二種の音源をミックスしたと言われている
『As The Years Go By』(DAC-051)

dacasyears

をステレオにミックスし直したもの。
一番最初に出たメンバー4人の音がメインの傍受音源を左寄りに、そして『As The Years Go By』作成時に被せた傍受音源を右寄りに配置。

そうすると何故『As The Years Go By』を最初からステレオにしなかったのかという気もしますが、メンバー4人の音が左の方に寄った、初期のステレオミックスを彷彿させる音になってしまっているので聴きやすさを重視したのかなと。まあ『As The Years Go By』のネタばらし的なオマケという位置づけの音源。

by Hara ¦ 01:03, Monday, Dec 11, 2006 ¦ 固定リンク

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