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『Wizards From New York』(DAC) |
『Wizards From New York』(DAC-061) 2CD
June.25 1975 Madison Square Garden,New York City,NY
Mono Audience Recording Quality:Very Good
(Disc-1) 1.Fanfale For The Common Man/2.Honky Tonk Women/3.All Down The Line/4.If You Can't Rock Me - Get Off Of My Cloud/5.Star Star/6.Gimme Shelter/7.Ain't Too Proud To Beg/8.You Gotta Move/9.You Can't Always Get What You Want/10.Tumbling Dice/11.It's Only Rock'n Roll/12.Band Introduction/13.Doo Doo Doo Doo Doo (Disc-2) 1.Fingerprint File/2.Angie/3.Wild Horses/4.That's Life/5.Outa Space/6.Brown Sugar/7.Midnight Rambler/8.Rip This Joint/9.Street Fighting Man/10.Jumping Jack Flash/11.Sympathy For The Devil
75年ツアーMSG6日連続公演4日目収録盤。
既発ブートは、事典に載せた75年ツアー4公演収録の8枚組ボックスセット『Tour Of The Americas 75』(RS 01-08)のみで、本作収録の音源も 基は同じ録音。
遠目からの録音につき、若干分離度には欠ける音ではありますが、邪魔な歓声がほとんど無く演奏を大きく拾っている好音源。その分離度に関しては、遠いながらも上物はきちんと聴くことが出来ますが、チャーリーのバスドラムは埋もれてしまってます。ただし低域がオンに録れているのでビルのベースラインは聴くことが出来ます。
音質に関しては、ボックスの方はマイルドながら若干もわっとした感じだったのに対し、本作はやや高域を持ち上げている為、若干ナチュラル度が薄れていますが、その分音にメリハリがついて聴きやすくなっています。
またボックスでは早めだったピッチも本作は修正している上、新たにモノラルで作り直している様でボックスにあった左右の音ユレも無し。
また、ボックスよりも状態の良いテープを使ったようで、ボックス最大の欠点であった曲間等でうっすらと関係ない音楽が聞こえて来たりする基テープ転写に起因する問題も、本作は無し。
更にボックスでは"Dooテ%uEFBFBD"が終わりきらない内にフェードアウトしていましたが、本作は最後まで聴くことが出来、その後のMC(本作ではDisc-2の頭)もボックスより長く聴くことが出来ます。ただし、逆にボックスでは最初から聴くことが出来た"庶民のファンファーレ"が本作は途中からの収録なのと、"Brown Sugar"と"Midnight Rambler"の間のミックの雄叫びがボックスでは聴けたのに本作では聴けないという、些細な点ながらもこれはやや残念な点。
ちなみに、曲目を見ると"Happy"が演奏されていませんが、この日は演奏しておりません。とはいえトータル140分弱もの長尺ライブなんで、物足りなさは感じないかと。 |
by Hara ¦ 08:20, Saturday, Feb 24, 2007 ¦ 固定リンク
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