The Rolling Stones Bootleg Reviews written by Hara  
 
 



『A Bigger Bang In Lausanne』(WLR)
wlr07lausanne

『A Bigger Bang In Lausanne』(WLR-2046) 2CD

Aug.11 2007 Stade Olympique de la Pontaise, Lausanne, Switzerland

Stereo Audience Recording
Quality:Very Good-Fair

(Disc-1)
1.Crowd/2.Start Me Up/3.You Got Me Rocking/4.Rough Justice/5.Bitch/6.Love Is Strong/7.You Can't Always Get What You Want/8.Midnight Rambler/9.I'll Go Crazy/10.Tumbling Dice/11.Band Introductions
(Disc-2)
1.You Got The Silver/2.Wanna Hold You/3.It's Only Rock'n Roll/4.Respectable/5.Satisfaction/6.Honky Tonk Women/7.Sympathy For The Devil/8.Paint It Black/9.Jumping Jack Flash/10.Crowd/11.Brown Sugar/12.Crowd and Fireworks

いきなり冒頭のクレジットが"Crowd"となっていたことから、聴く前から嫌な予感がするこのCD。

その"Crowd"自体は、コモり気味で音が遠いだけのオープニングSEでしたが、次の"Start Me Up"から地獄のスタート(笑)。

いきなり録音者の右側にいる男性客が絶叫したかと思うと、演奏よりはるかに近い大きな声で歌ってます(苦笑)。この男性、次の"You Got Me Rocking"でひとしきり「Hey Hey」歌うと、後は時折騒ぐ程度で歌は落ち着いたかと思いきや・・・。次はBステージで地獄が待っていたのでした(泣)。

大盛り上がりの観客の大合唱もさることながら、録音者のポジションがBステージの終着地だったようで、メインスピーカーの音とBステージの音がズレて同時になっていることから演奏は二重に聞こえ、更に観客によって手拍子を合わせる基準がメインとBステでバラバラなことから、このCDの音だけ聴いてると何やってるんだかさっぱり分からない状態に・・・(笑)。

最悪のBステージ部分以外は、基本的に遠い音で観客が盛りあがると、演奏は歓声の奥に引っ込んでしまう状態なのと、
風の影響なのか高域が波打つ箇所が幾つかありますが、観客が静かな部分はまあバランスもそこそこに聴きやすい感じ。

また編集が雑で、"Bitch"の前にボリュームの上げ下げがあり、音量がやや大きくなったかと思いきや、"Love Is Strong"ではまた音量が小さく。

メンバー紹介が終わり、キースがMCを発して曲紹介をする前に、ブツ切れでディスク1終了。

フェードイン処理もせずプツっとはじまるディスク2では、"JJF"のイントロ一発目のリフの2音目と3音目の間にわずかなカットがあり、不自然なリフになっちゃってる上、ミックの歌い出し部分で音飛び発生・・・。

音は凄まじく編集は雑と、よくリリースしたなといった感じのCD。

なお、ディスク2の"Crowd"関連はただワーワーいってるだけのトラック。

by Hara ¦ 02:40, Thursday, Nov 01, 2007 ¦ 固定リンク

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