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『Sweet Charlotte』(2008EXA001) 1CD
Coliseum,Charote,NC July.6 1972
Stereo Audience Recording Quality:Excellent
1.Bitch/2.Rocks Off/3.Gimme Shelter/4.Happy/5.Tumbling Dice/6.Love In Vain/7.Sweet Virginia/8.You Can't Always Get What You Want/9.All Down The Line/10.Midnight Rambler/11.Band Introduction/12.Bye Bye Johnny/13.Rip This Joint/14.Jumping Jack Flash/15.Street Fighting Man
Exile久々のリリースは、1972年ツアーのオーディエンス音源の定番、シャーロット公演。
この音源は、ややドラムが引っ込み気味ではあるものの演奏を大きく拾っており、高域がマイルドで聴きやすく、若干歪み気味の低音が程良い迫力を醸し出している好録音で、1972年ツアーのオーディエンス音源としては上質の部類。
アナログ時代は断片的な形でのリリースしかなかったこの音源、CDになってからは"Bitch"と"Midnight Rambler"が途中からの収録なものの、現在はオープニングの"Brown Sugar"を除いた14曲を聴くことが出来ます。
この音源に関しての代表的タイトルとしては、事典に載せた、翌日のテネシー公演とのカップリング2枚組で、6月25日ヒューストン公演の"Brown Sugar"をオープニングに持ってきての疑似全曲収録盤である『Drippin' Honey』(VGP-294)
昨年暮れにシャーロット音源のみを単体でリリースしたSODD『Going Back To 1972』(SODD 054)
どちらもピッチはほぼ正常、音質はSODD盤が気持ちマイルドに感じる程度で、ほぼ同等の高音質で、全曲収録以外での難を言うとすれば、"Sweet Virginia""Bye Bye Johnny"での定位片寄り程度。
さて、マスターからの収録という触れ込みの本Exile盤。
音源自体の新登場部分は無し。ピッチはVGP,SODDと同じくほぼ正常なものの、肝心の音質の方は高域の抜けがやや悪い上、ヒスノイズ除去処理のし過ぎで、音の余韻がおかしなことになってしまっている上、マスターからの収録という割には、どういう訳か"Gimme Shelter"終了後の曲間がダブって収録されており、"Gimme Shelter"と"Happy"の間では、同じミックのMCと歓声を2回も聴くはめに・・・。
マスターからの収録は眉唾としても、基本的な部分で後発とは思えない雑な造りのトホホなタイトル。 |
by Hara ¦ 07:05, Wednesday, Jun 11, 2008 ¦ 固定リンク
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