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『Have You Seen Keef (Standing In The Shadow) ?』(DAC) |
『Have You Seen Keef (Standing In The Shadow) ?』(DAC-086) 2CD
May.26 1976 Earl's Court Arena,London,UK
Mono Audience Recording Quality:Excellent-Very Good
(※)Disc-2 Track6-11 Stereo Soundboard Recording Quality:Very Good
(Disc-1) 1.Honky Tonk Women/2.If You Can't Rock Me - Get Off Of My Cloud/3.Hand Of Fate/4.Hey Negrita/5.Ain't Too Proud To Beg/6.Fool To Cry/7.Hot Stuff/8.Star Star/9.You Gotta Move/10.You Can't Always Get What You Want/11.Band Introductions/12.Happy/13.Tumbling Dice/14.Nothing From Nothing/15.Outa Space (Disc-2) 1.Midnight Rambler/2.It's Only Rock'n'Roll/3.Brown Sugar/ 4.Jumping Jack Flash/5.Street Fighting Man/6.Hand Of Fate/7.Hey Negrita/8.Ain't Too Proud To Beg/9.Fool To Cry/10.Hot Stuff/11.Star Star
1976年ツアー、アールズコート6連続公演の4日目にあたる5月26日公演のオーディエンス音源を収録したタイトルとしてはこれまで、この公演全19曲中10曲を1枚にダイジェスト収録したLP『Have You Seen Keef(Standing In The Shadow)?』(ARS-XB002)と、
同じく5月23日公演を1枚物のダイジェスト収録したLP『Stones British Venues 1976』をカップリング複刻したCD『British Venues 1976/Have You Seen Keef?』(-) がありましたが、
本作はアナログと同じ音源を使用して全曲収録を達成した上、これまで発掘された同日のサウンドボード音源も収録した、この公演の集大成的アナログ拡張複刻盤(アナログジャケもしっかりリバーシブル仕様の裏に使われてます)。
"You Can't Always Get What You Want"終了後の、ミックが観客を煽る部分からメンバーチェンジに至る部分に、テープチェンジによるカットがありますが、曲中のカットは無し。
惜しむらくは入手したテープがモノラル変換されていたのか、LP及び複刻CDに比べると、音の奥行き感で若干劣る印象を受けます。
とはいえ、録音自体は手拍子をそこそこ拾っている箇所があるものの、基本耳障りな部分はなく、またすっきりとした聴きやすい音質なので、1976年ツアーのオーディエンス音源の中では充分上質の部類。
ちなみに、LP及び複刻CDに収録されていた"BBC News Report(5/19)"と"Keith Richards Interview"は、クレジットこそされていないものの、本作にもしっかりディスク1の頭とディスク2のラストに収録されています。
そしてボーナス扱いと言うべき、ディスク2の後半に収録された同日のサウンドボード音源。
こちらは『We Hope Ya Like Dis One』(VGP-235)に収録されていたのと同じ音。
残念ながら新たに発掘された部分はなく、長さはVGP盤と同じ。"Hand Of Fate"のイントロでの、慌ててレコーダーのポースボタンを解除したような音伸びもそのままですが、VGP盤ではフェードアウトとなっていた"Star Star"終了後にミックが発した「Thank you!」がフェードアウトせずに聴けます。とは言っても、その後の余韻無く、そのまま前述の"Keith Richards Interview"にすぐ繋がっているので、元のテープもすぐ切れているのでしょう。
音の方はVGP盤よりも高域の抜けを良くしている為、音の線は細くなりましたが、その分コモり気味だったVGP盤よりも聴きやすくなった印象を受けます。 |
by Hara ¦ 02:30, Tuesday, Dec 29, 2009 ¦ 固定リンク
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