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『Aberdeen 1982』(SODD 086/87) 2CD May.26 1982 Capitol Theatre,Aberdeen,Scotland Stereo Audience Recording Quality:Very Good
(Disc-1) 1.Under My Thumb/2.When The Whip Comes Down/3.Let's Spend The Night Together/4.Shattered/5.Neighbours/6.Black Limousine/7.Just My Imagination/8.Twenty Flight Rock/9.Going To A Go Go/10.Chantilly Lace/11.Let Me Go/12.Time Is On My Side/13.Beast Of Burden/14.Let It Bleed (Disc-2) 1.You Can't Always Get What You Want/2.Band Introductions/3.Tumbling Dice/4.She's So Cold/5.Hang Fire/6.Miss You/7.Honky Tonk Women/8.Brown Sugar/9.Start Me Up/10.Jumping Jack Flash/11.Satisfaction
1982年ツアーの最初の4公演はウォ−ムアップも兼ねてか、スコットランドとロンドンの小規模会場で行われましたが、本作はその初日にあたるスコットランドはアバディーン公演の全曲収録盤。
という訳で、ついに発掘された1982年ツアーの初日公演。さすがに前年大規模ツアーを行っているだけあって、初日から既に前年ツアーと比較して各曲のBPMが上がっているという1982年ツアーの特徴である演奏を聴くことが出来ます。
何故かこの日はビルを最後に紹介するメンバー紹介の後、Tumbling Dice"になだれ込むので、"Little T&A"の演奏は無し。
さて、肝心の音の方、ややエコーがかった奥行き感のある録音ではありますが、演奏が意外と大きく録れているので、あまり音が遠いという印象はなし。
音の印象的には『Baby Let's Play House』(VGP-257)やそれをコピーしたSODDの『Edinburgh 1982』(SODD 040/41)に収録された、2日後のエディンバラ公演に近いものがありますが、あれほどの音のクリアーさは無し。ただし、逆にエディンバラ公演音源では引っ込み気味だったギターが、こちらではちゃんと聞こえます。
手拍子や歓声はそこそこ拾っているものの、気になる程では無し。ただし、序盤の数曲では曲中での女性の話し声が若干気にはなりますが(一体ライブに何しに来ているんだか・・・)、途中からは落ち着いたのか、話し声が聞こえることなくストレス無しでライブを楽しむことが出来ます。
テープチェンジによる曲中カットは無しですが、バンドコールの途中からの収録につき、"A列車"は未収録。また、キースが変なポジションから弾き始める"Let Me Go"の54秒から2分50秒あたりまでは、基テープの劣化と思しき左チャンネルのコモりがあります。
また、"Honky Tonk Women"2分36秒から"Brown Sugar"開始までの間に、何度か観客のものと思しき話し声が大きく入りますが、これがまた不自然なメガホンを通したような音になっていることから、本作は音源全体に何らかのエフェクトをかけていることが推測されます。 |
by Hara ¦ 15:32, Monday, Jan 11, 2010 ¦ 固定リンク
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