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『Philaderphia (Dress Rehearsals) Special 1』(SODD) |
『Philaderphia (Dress Rehearsals) Special 1』(SODD 097/098/099) 3CD
Aug.28 1989 John F. Kennedy Stadium, Philadelphia,PA
Mono Soundboard Recording Quality:Excellent
(Disc-1) 1.Start Me Up/2.Bitch/3.Shattered/4.Sad Sad Sad/5.Undercover Of The Night/6.Harlem Shuffle/7.Miss You/8.Tumbling Dice/9.Ruby Tuesday/10.Play With Fire/11.Dead Flowers (Disc-2) 1.One Hit/2.Mixed Emotions/3.Honky Tonk Women/4.Rock And A Hard Place/5.Midnight Rambler/6.You Can't Always Get What You Want/7.Little Red Rooster (Disc-3) 1.Before They Make Me Run/2.Happy/3.Paint It Black/4.2000 Light Years From Home/5.Sympathy For The Devil/6.Gimme Shelter/7.It's Only Rock'n Roll/8.Brown Sugar/9.Satisfaction/10.Jumping Jack Flash
SWツアー開始に先だち、8月28・29日の両日にJFKスタジアムにて行われたリハーサルの内、28日分を収録したタイトル。
事典ではこの日28日もゲネプロと表現しましたが、あらためて音を聴く限りでは29日の音源と違って、この日は曲間での拍手が全く聞こえないことや、かなりメンバー間の会話で曲間が空くこともあることから、単なる通しのリハーサルだったと思われます。
音の方は、高音質のサウンドボード録音。基にした音源は、ビデオテープとカセットテープを経由しているようで、時折ハムノイズやトラッキングノイズが聞こえたり、音ユレがあったりします。
聴き所は"Rock And A Hard Place"。29日の音源でも聴くことが出来ますが、曲がぴったりと終わらせた後にミックが「And A Hard Place」とボーカルで引っぱる、結局ツアー初日のみで止めることになるアレンジは、良し悪しは別として、今聴くとなんとも新鮮。
さて本作ですが、若干音圧を上げて高域を気持ち絞ってはいるものの、5CD+1VHSボックス『Dead Man Comming』(The Eternal Records)の ワシントン側ディスクの丸コピー盤。
したがって、"You Can't Always Get What You Want"で特に多い左右の音ユレや、"Paint It Black"曲中で発生している、左チャンネルの一時的なコモりもそのまま。
元々がモノラル音源なのだから、新たにもう一度モノラル変換するなりすれば、これらの欠点も解消できるのですが、後発なのにそこまで手をかけない (気付かない?)のは、なんとも残念。
まあ、これまでボックスでしかリリースされてなかった音源が、単体で手に入るようになったことと、『Dead Man Comming』で音源の出処が分からない様に「9月23日ワシントン」とわざと誤表記していたクレジットを、今回正しく表記された点は評価できるかなと。
ちなみに、『Dead Man Comming』と本作共々クレジットはありませんが、"Start Me Up"の前にはちゃんと"Continnetal Drift"が収録されています。ただし卓のフェーダーが下がったままだったのか音量はかなり小さめ。 |
by Hara ¦ 21:19, Wednesday, Feb 24, 2010 ¦ 固定リンク
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