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『West German Roll Over』(Godfather) |
『West German Roll Over』(G.R.500) 1CD
Oct.7 1970 Grugahalle,Essen,West-Germany
Mono Audience Recording Quality:Excellent
(※)Track 12-17 Sep.18 1970 Sprthalle,Cologne,West Germany
Mono Audience Recording Quality:Excellent
1.Jumping Jack Flash/2.Roll Over Beethoven/3.Sympathy For The Devil/4.Stray Cat Blues/5.Love In Vain/6.Dead Flowers/7.Midnight Rambler/8.Live With Me/9.Let It Rock/10.Little Queenie/11.Brown Sugar/12.Roll Over Beethoven/13.Sympathy For The Devil/14.Stary Cat Blues/15.Brown Sugar/16.Honky Tonk Women/17.Street Fighting Man
Godfatherストーンズ年代別ライブシリーズ、1970年編。
メインに収録されているのは、高音質でアナログ時代からの代表的音源である10月7日のエッセン公演。
演奏を大きく拾った、曲に被る歓声もほとんどない下手なライン録音よりもバランスの良い優良録音。
残念ながら"Brown Sugar"の終盤までの収録で、その後演奏されたと思しき"Honky Tonk Women"と"SFM"は未収録。
この音源、これまで多数のタイトルがリリースされてきましたが、既発ベストは『Two Great Albums Cheap』(VGP-348)
このVGP盤もテープからではなくアナログ盤から作成したものですが、針音はほとんど聞こえない上、元々低域不足で軽めな印象を受けがちだった音を、中低域を持ち上げて全体的に厚みのある音に調整。
加えて、"JJF"のエンディング付近に2ヶ所程発生していたマイクの接触不良と思われるノイズを、最初の軽い方は(3分26秒)残ってしまっているもののその後の激しいノイズは綺麗に除去しています。
さて本作の方ですが、アナログの面代わりにあたっていた"Stray Cat Blues"イントロのクロスフェード処理が全く同じであることから分かる様に、VGP盤からのコピー。
VGP盤より若干高域が上がり気味の音ですが、耳に刺さる程ではありません。
また、前述したVGP盤では残ってしまっていた"JJF"エンディング付近のノイズも本作は綺麗に除去していることから、本作が現時点で唯一の接触ノイズ無しの"JJF"収録盤ということになっています。
ただ、コピー隠しのつもりなのか、ディスクの開始部分である所謂"JJF"が始まる前の歓声をVGP盤よりも2秒弱短くしてしまっているのは、なんとも理解不能な処理。とはいえ、チューニングの音すら鳴っていない部分につき、何の影響もないところではありますが・・・。
ディスク後半は9月18日のケルン公演から6曲抜粋収録。
エッセン音源と比べると、エコーがかった感じで音の輪郭はややぼやけていますが、こちらも1970年ツアーのオーディエンス音源では上質の部類。
"SFM"の2コーラス目途中でマイクがオフになってしまい、結局最後までミックのヴォーカルが復活しないまま、伴奏のみで演奏が終わってしまうという悲惨な状況を本作でも聴く事が出来ます。
こちらは音の感じが酷似していることから、『Germany 1970』(DAC-070)のコピーと推測されますが、テープチェンジにあたった"Honky Tonk Women"のイントロ前は、DAC盤がフェードイン処理されていたのに対し、本作はクロスフェード処理が施されています。
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by Hara ¦ 01:22, Monday, Feb 07, 2011 ¦ 固定リンク
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