The Rolling Stones Bootleg Reviews written by Hara  
 
 



『Saturday Club』(SODD)
soddsaturdayclub

『Saturday Club』(SODD-110) 1CD

Track 1-3
BBC-Radio 「Saturday Club」
Oct.26 1963

Track 4
BBC-Radio 「Rhythm And Blues」
Oct.31 1964

Track 5-10
BBC-Radio 「Saturday Club」
Feb.8 1964

Track 11
BBC-Radio 「Saturday Club」
Mar.8 1964

Track 12-17
BBC-Radio 「Saturday Club」
Apr.18 1964

Track 18-22
BBC-Radio 「Saturday Club」
June.6 1964

Track 23,24
BBC-Radio 「Saturday Club」
Sep.18 1964

Track 25-27
Outtakes
Nov.8 1964 Chess Studios,Chicago,IL

Track 28
Sep.28&29 1964 Regent Sound Studios,London

Track 29
Nov.2 1964 RCA Studios,Los Angels,CA

1.Come On/2.Memphis Tennesee/3.Roll Over Beethoven/4.Ain't That Lovong You Baby/5.Don't Lie To Me/6.Mona/7.Walking The Dog/8.Bye Bye Johnny/9.I Wanna Be Your Man/10.You Better Move On/11.Roll Over Beethoven/12.Not Fade Away/13.Walking The Dog/14.I Just Wanna Make Love To You/15.Beautiful Delilah/16.Hi-Heeled Sneakers/17.Carol/18.Down In The Bottom/19.You Can Make It If You Try/20.Route 66/21.Confessin'The Blues/22.Down The Road Apiece/23.Cry to Me/24.Fanny Mae/25.Mercy Mercy/26.Key To The Highway/27.Good Bye Girl/28.Suzie Q/29.Heart Of Stone

Mono Soundboard Recordings
Quality:Excellent

(※)Track 29
Stereo Soundboard Recordings
Quality:Excellent

SODDによる、BBCラジオ「Satuday Club」出演音源に加え、1964年のアウトテイク及びオフィシャルテイクの編集違いを収録したタイトル。

頭から24曲は『Beat Beat Beat At The Beeb』(IU 9428-2)から、「Satuday Club」とされている音源をコピー収録しています。

beatbeatbeatatathebeeb2

ただし、『Beat Beat Beat At The Beeb』で「Satuday Club」と表記されている4曲目の"Ain't That Lovong You Baby"は、『BBC Sessions』(Beeb1/2)だと10月31日の「Rhythm And Blues」から、VGP『The Lost Treasure』(VGP-172)では7月23日の「Top Gear」からと
称されている音源。『BBC Sessions』自体は『Beat Beat Beat At The Beeb』からのコピーが主でしたが、曲目クレジットに関してはNicoのHPに準じていた為、「Rhythm And Blues」としたようですが、一方のVGP盤の根拠は不明。

bbcsessions1

vgpthelosttreasure

『Beat Beat Beat At The Beeb』は、ブート化されている「Satuday Club」音源を全て網羅したタイトルでしたが、本作では何故か1964年3月8日の"Beaytiful Delilah"がコピー漏れ・・・。

ということで、せっかくタイトル名にまでした割には漏れた曲があるというのは、相変わらずのこのレーベルならでは。

その『Beat Beat Beat At The Beeb』の3月8日"Beautiful Delilah"は、イントロがフェードインで曲の最後も終わり切らない内にフェードアウトでしたが、EP『I Can't Judge The Music By Looking At The Cover』(IMAX 001)や前述のVGP『The Lost Treasure』は曲前の曲紹介MCが聴ける上、曲が終わりきった後の歓声も聴くことが出来ます。

epicantjudge

25曲目からラスト29曲目までは『Time Trip Volume 5』(Scorpio TT5)からのコピーで、"Suzie Q"のミスクレジットもスコルピオ盤同様。

timetrip51

本作の「Satuday Club」部分が1963年から1965年まで(1963年分は1964年とミスクレジット)収録されているのだから、『Time Trip Volume 5』が初出だった"Go Home,Girl"や"Con Le Mie Lacrime"も収録すればいいのに、それをしないで中途半端なことにしているのも、やはりいつも何かしらの不満がつきまとうこのレーベルならでは・・・。

なお、オフィシャルと同テイクのラスト2曲の違いですが、"Suzie Q"はオフィシャルで聴けない曲前の会話とカウントが、"Heart Of Stone"はフェードアウトがオフィシャルより長めなことからミックのアドリブ・ヴォーカルを僅かながら余分に聴くことが出来ます。

by Hara ¦ 17:32, Monday, Oct 10, 2011 ¦ 固定リンク

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