|
『New Jersey 1981 3rd Night』(-) |
『New Jersey 1981 3rd Night』(-) 2CD
Nov.7 1981 Brendan Byrne Arena,Medowlands Sports Complex,East Rutheford,NJ
Stereo Soundboard Recording Quality:Excellent
(Disc-1) 1.Take The A Tarin/2.Under My Thumb/3.When The Whip Comes Down/4.Let's Spend The Night Together/5.Shattered/6.Neighbours/7.Black Limousine/8.Just My Imagination/9.Twenty Flight Rock/10.Going To A Go Go/11.Let Me Go/12.Time Is On My Side/13.Beast Of Burden/14.Waiting On A Friend/15.Let It Bleed (Disc-2) 1.You Can't Always Get What You Want/2.Band Introduction/3.Little T&A/4.Tumbling Dice/5.She's So Cold/6.All Down The Line/7.Hang Fire/8.Miss You/9.Start Me Up/10.Honky Tonk Women/11.Brown Sugar/12.Jumping Jack Flash/13.Satisfaction
メドウランズ3日連続公演3日目11月7日公演全曲収録盤。
基となったのは、Wolfgang Vaultが公開したFM放送の素材と思しき高音質ステレオサウンドボード音源。
この公演も初日2日目同様に卓直結のモノラルサウンドボード音源が発掘、ブート化されてはいたものの、この日はテープチェンジ時の操作ミスだったのか、卓直サウンドボード音源自体は"Little T&A"までしかなく、事典で代表盤として挙げていたVGP『Too Tired Rock』(VGP-318) は、以後を輪郭ぼやけ気味の同日オーディエンス音源を補填して、この公演の全曲を聴けるようにしていた唯一のタイトル。
本作はというと、既発未収録だった"A列車"から始まっていることに加え、一連の公開音源に必ずあるテープチェンジによるカットが曲中にあたらなかったため、曲中補填無しで全曲、ステレオサウンドボード音声で聴くことが出来るタイトルとなっています。
では公開音源でのカットはどこかというと、まずディスク1の"Let Me Go"終了直後。前述のVGP盤では終了直後に、ピックが弦にあたる音とミックが「Thank you」と言っているのを聴くことが出来ますが、公開音源ではその部分が丁度テープチェンジにあたったようで、これらを聴くことが出来ません。
本作はこの欠落部分について特に補填をしていないことから、ほんとに些細ではありますがVGP他の既発音源でのみ唯一聴ける部分となりますが、逆に卓直サウンドボード音源の終了間際である"Little T&A"終了直後にミックと(おそらく)キースがそれぞれに言葉を発した部分や、オーディエンス音源のテープチェンジにあたった"Brown Sugar"終了後にミックが発した「Alright」2回については、このステレオサウンドボード音源でのみ聴くことが出来ます。
続いてもう一ヶ所の欠落部はというと、高域の波打ち加減で"She's So Cold"終了後あたりというのは分かるのですが、VGP収録のオーディエンス音源と比較しても"All Down The Line"までの曲間は同じ。
ただ"All Down The Line"が始まると高域の波打ちが無くなることから、間違いなくテープチェンジはされているはずですので、オーディエンス音源の方も偶然同じ箇所がカットされている可能性が高いと考えられます。
公開音源では遅かったピッチはほぼ正確に修正。
この公演も前日同様にラフな81年ツアーの魅力満載。前日ミスを連発していたチャーリーはこの日も"Black Limousine"で、ロニーのイントロに合わせられず半泊遅れて曲に入ったが為に、妙にもっさりとした始まりになっていたり、4回目の演奏となった当時の新曲"Going To A Go Go"は、未だエンディングが固まっていないことから、各人のタイミングが合わずにグダグダな終わり方をしていたり、"Beast Of Burden"ではミックが最初のサビの後、Aメロに入るタイミングが遅れてしまったことから、歌とバックがずれたまま曲が進んでいきますが、キースはまるでミックの歌を聞いていなかったかの如く、本来のタイミングでサビのコーラスを強引に入れてようやく曲が立て直ったりと、とてもツアー中盤の演奏とは思えない迷走ぶりを楽しむことが出来ます。
なお、この日も裏ジャケにクレジットはありませんが、"Honky Tonk Women"にティナ・ターナーがゲスト参加しています。 |
by Hara ¦ 07:07, Wednesday, Aug 21, 2013 ¦ 固定リンク
|
Links |
|
|
|