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『Largo 1981 2nd Night』(-) |
『Largo 1981 2nd Night』(-) 2CD
Dec.8 1981 Capital Arena,Largo,MD
Stereo Soundboard Recording Quality:Excellent
(Disc-1) 1.Take The A Train/2.Under My Thumb/3.When The Whip Comes Down/4.Let's Spend The Night Together/5.Shattered/6.Neighbours/7.Black Limousine/8.Just My Imagination/9.Twenty Flight Rock/10.Going To A Go Go/11.Let Me Go/12.Time Is On My Side/13.Beast Of Burden/14.Waiting On A Friend/15.Let It Bleed (Disc-2) 1.You Can't Always Get What You Want/2.Band Introduction/3.Little T&A/4.Tumbling Dice/5.She's So Cold/6.Hang Fire/7.Miss You/8.Honky Tonk Women/9.Brown Sugar/10.Start Me Up/11.Jumping Jack Flash/12.Satisfaction
同会場3日連続公演の中日にあたった12月8日ラーゴ公演全曲収録盤。
ツアーも残すところ10日あまりとなった終盤の公演だけあって、翌1982年ツアーに継続されていくスピーディーでまとまった演奏が主ですが、"Let Me Go"の曲前ではミックが勘違いして"Time Is On My Side"用のMCを途中まで言いかけて気付いてやめたり、その"Time Is On My Side"の間奏や"She's So Cold"のイントロではチャーリーのリズムがひっくり返ってしまっていたり、"Beast Of Burden"は何とも中途半端な感じで曲が終わってしまい、"Start Me Up"ではキースがキーを間違えてイントロを弾き始めたものの慌てて弾き直す、といった1981年ツアーならではの演奏も。
この公演からは"Let Me Go"がFM放送及び『Still Life』に採用されていますが、これも当然の如く編集や加工がされており、本作のタイムでいうと、まず2分26秒から2分35秒まで、次いで2分46秒から2分55秒、3分6秒から4分25秒、そして4分36秒から4分45秒と計4ヶ所にわたる細かいカットがされた上で、ヴォーカルが全面的に録り直しされています。
さて本作ですが、基としているのはWolfgang Vaultにて公開された、FM放送の素材と思しき高音質ステレオサウンドボード音源。
その公開音源で遅かったピッチは、ほぼ正確に修正。
そしてこの公演の公開音源についても、他の公演同様にカセットテープを経由していることからカットがありますが、その欠落部分にはDACの『Capital Connection Vol.2』(DAC-037)にてリリースされていたミキサー卓直結のモノラルサウンドボード音源を疑似ステレオ化して補填しています。
その補填箇所、ディスク1では前述した"Let Me Go"の4分37秒から4分44秒、つまりオフィシャルでは採用されなかった部分にあたりますが、ロニーのソロ部分だったこともあり、ロニーのギターが左から中央に定位が変わったと感じる程度で違和感がほとんどない見事な補填となっています。
なお、ディスク2の補填箇所については、曲中にカットのあった曲がない為、その前の欠落箇所からの経過時間からおそらく"She's So Cold"終了後と推測されますが、前述した『Capital Connection Vol.2』も"She's So Cold"終了後にテープチェンジがあったようで本作よりも"Hang Fire"との曲間が短く、逆に本作の方が"She's So Cold"終了後にミックがつぶやいたお礼の言葉を多く聴くことが出来ます。 |
by Hara ¦ 01:46, Tuesday, Aug 27, 2013 ¦ 固定リンク
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