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『Steel Wheels Tokyo 1990 Kongou』(Mayflower) |
『Steel Wheels Tokyo 1990 Kongou』(MF-85/86) 2CD
Feb.21 1990 Tokyo Dome,Tokyo,Japan
Mono Audience Recording Quality:Very Good
(Disc-1) 1.Continental Drift/2.Start Me Up/3.Bitch/4.Sad Sad Sad/5.Harlem Shuffle/6.Tumbling Dice/7.Miss You/8.Ruby Tuesday/9.Almost Hear You Sigh/10.Rock And A Hard Place/11.Mixed Emotions/12.Honky Tonk Women/13.Midnight Rambler/14.You Can't Always Get What You Want (Disc-2) 1.Can't Be Seen/2.Happy/3.Paint It Black/4.2000 Light Years From Home/5.Sympathy For The Devil/6.Gimme Shelter/7.Band Introduction/8.It's Only Rock'n Roll/9.Brown Sugar/10.Satisfaction/11.Jumping Jack Flash
前日の20日公演は定番の"Ruby Tuesday"が外されたイレギュラーなセットリストでしたが、この日は通常に逆戻りとなった初来日ツアー6公演目となる2月21日公演収録盤。
この公演については、他のタイトルのボーナストラックとしても1曲もブート化されていなかったことから、本作がプレスでは初の収録タイトルとなります。
奥行きは感じるものの音が遠いという程ではない演奏をそこそこ大きめに捉えたモノラル録音で、ドーム特有のエコー感も少なめ。
ただし"Bitch"と"Brown Sugar""Satisfaction"の3曲では録音者がマイクを一旦隠したようで、その間は音が極端にコモって遠くなってしまうという難点あり。
時折録音者の周りが盛り上がったりしていますがこれは許容範囲。
音質は典型的なカセット録音の上下のレンジが狭いもので、メリハリをつけるべく高低域を持ち上げているようですが、高域が耳につくほどではありません。
このイコライジングの影響というよりは、本作はダビングを幾度か経たテープから作成されているようで、強めのヒスノイズが全編に漂ってしまっており、これはノイズ除去処理を施すとあきらかに音が変わってしまうといったレベルのもの。
テープチェンジによるものかはたまたダビング時にそうなったのかは不明ですが、"Mixed Emotions"のイントロが1音欠けているのと、"You Can't Always Get What You Want"終了後のミックによるキース紹介MC、そして"Happy"演奏後のキースの挨拶部分が欠落しています。
また本編終了からアンコールまでの曲間を極端に詰めすぎで、"Satisfaction"と"Jumping Jack Flash"の曲間が15秒しかなく、これではインターバルなく続けて演奏したように聞こえてしまうことから、詰めるにしてももう少し曲間を空けておいてほしかったところ。
演奏はとりたてて書くようなことのない平均的なものですが、録音位置によるものなのか、"Sympathy For The Devil"で最初のサビに入るまでの間、ミックのボーカルよりもシーケンスパーカッションのコンガが大きく聞こえてくるのが、ちょっとだけ新鮮な印象かなと。 |
by Hara ¦ 23:56, Sunday, Apr 12, 2015 ¦ 固定リンク
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