The Rolling Stones Bootleg Reviews written by Hara  
 
 



『Atlantic City 2006』(-)
atlanticcity2006

『Atlantic City 2006』(-) 2CD

Nov.17 2006 Boardwalk Hall,Atlantic City,NJ

Stereo Audience Recording
Quality:Excellent-Very Good

(Disc-1)
1.Introduction/2.Jumping Jack Flash/3.It's Only Rock'n Roll/4.Oh No,Not You Again/5.She Was Hot/6.Loving Cup/7.Streets Of Love/8.Ain't Too Proud To Beg/9.All Down The Line/10.Tumbling Dice/11.Band Introductions/12.You Got The Silver/13.Connection
(Disc-2)
1.Under My Thumb/2.She's So Cold/3.Start Me Up/4.Honky Tonk Women/5.Sympathy For The Devil/6.Paint It Black/7.Brown Sugar/8.You Can't Always Get What You Want/9.Satisfaction

1989年Steel Wheels北米ツアー最終公演以来、17年ぶりとなったアトランティックシティ公演。

17年前は3連続公演の中日にPPV中継が入り、ミックも"It's Only Rock'n Roll"が終わった後のMCでそのことに触れたことから、次は縁のある曲でも演奏するのかと観客に期待を抱かせるものの、始まったのは当時の新曲というにはもはや古い"Oh No,Not You Again"という肩透かしぶり。

また、この公演は元々10月27日に予定されていたものの、ミック・ジャガーの喉頭炎を理由に当日開演4時間前に延期決定。このキャンセルを巡ってニューヨーク在住の女性ファンがストーンズを相手取って訴訟を起こしたというエピソードを残したこの公演。

事典出版時は、WLRの13枚ボックス『A Bigger Bang World Tour 2006』(WLR-2178)にボーナストラック扱いで、"Loving Cup""All Down The Line""You Got The Silver""Connection"という日替わり曲とキース曲の計4曲がブート化されていただけでしたが、

wlrabb2006box

昨年(2016年)、WLR系列(変名?)のHermetic Societyがリリースした14枚組ボックス『A Bigger Bang North American Tour 2006』(HS 70)にて、ついに全曲がブート化。

hsabb2006box

ただこのHS盤、収録時間に余裕があるにも関わらず何故か一部曲間を詰めてしまっているのはまだしも、基となったマスターが粗悪だったのか、はたまた作成時のトラブルだったのかは知る由もありませんが、チャプターが変わる際にギャップが生じていたり、半数近くの曲で音飛びが発生していたりと、何とも残念なことになっていたのでありました。

そのような状況でリリースされたのが本作。クレジットでは"Introduction"と表記されているオープニングSEからアンコールの"Satisfaction"まで全曲を収録。残念ながら"Sympathy For The Devil"と"You Can't Always Get What You Want"の頭が欠けてしまっていますが(これはHS盤も同様)、他は曲中や曲間のカット無し。

HS盤で頻繁に発生していた音飛びはほとんどありませんが、"Band Introductions"でキース紹介の後にチャーリーがドカドカ叩いた後(3分8秒)と"Sympathy For The Devil"のみ5分17秒と5分29秒の3か所だけは僅かながら音飛びしてしまっているので、ここは何とか修正出来なかったのかなといった気も。

また、"Band Introductions"の3分13秒から3分16秒、"You Can't Always Get What You Want"の4分32秒から4分36秒にかけては、近くの客もしくは自身の携帯電話のメール受信によるものと思しきブーという電磁ノイズが発生していますが、これは当然ながらHS盤も同様。

収録している音源は既発盤と同じ。演奏がかなりオンに捉えられた大変バランスの良い好録音で、耳障りな歓声や手拍子もほとんど無し。重心がやや高めで、鮮明さに若干欠けてはいるものの、耳に優しい聞きやすい音質の音源。ちょっと残念だったのはBステージで定位が右寄りとなるので、ここは修正しておいてほしかったところ。

そのBステージで演奏された"She's So Cold"は、このツアーでは比較的レアな曲名終わり。A Bigger Bangツアーでのこの曲は、その時々で歌っている歌詞部分で終わるというアレンジになっていて違和感を覚えることが多かったのですが、この日は曲名なのですっきり終わったという印象を受けます。

by Hara ¦ 22:45, Thursday, Apr 06, 2017 ¦ 固定リンク

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