|
『KBFH Broadcasts』(Moonchild Records) |
『KBFH Broadcasts』(Moonchild Records) 2CD
Sep.9 1973 Empire Pool,Wembley,UK Oct.17 1973 Foret Nationale,Brussels,Belgium (1st Show)
Disc-1&2 Mono Soundboard Recording Quality:Excellent
Disc-3 Stereo Soundboard Recording Quality:Excellent
(Disc-1) 1.Brown Sugar(10/17 1st)/2.Happy(9/9)/3.Dancing With Mr.D(10/17 1st)/4.Angie(10/17 1st)/ 5.You Can't Always Get What You Want(10/17 1st)/6.Midnight Rambler(10/17 1st)/7.Rip This Joint(10/17 1st)/8.Jumping Jack Flash(10/17 1st)/9.Street Fighting Man(9/9)/10.KBFH Outro (Disc-2) 1.Gimme Shelter(9/9)/2.Tumbling Dice(10/17 1st)/3.Brown Sugar(10/17 1st)/4.Doo Doo Doo Doo Doo(9/9)/5.Angie(10/17 1st)/6.Honky Tonk Women(10/17 1st)/7.Midnight Rambler(10/17 1st)/8.All Down The Line(10/17 1st)/9.Street Fighting Man(9/9)/10.Inteview with Mick Jagger And Charlie Watts/11.KBFH Outro (Disc-3) 1.Brown Sugar(10/17 1st)/2.Happy(9/9)/3.Gimme Shelter(9/9)/4.Tumbling Dice(10/17 1st)/5.Doo Doo Doo Doo Doo(9/9)/6.You Can't Always Get What You Want(10/17 1st)/7.Dancing With Mr.D(10/17 1st)/8.Angie(10/17 1st)/9.Honky Tonk Women(10/17 1st)/ 10.Midnight Rambler(10/17 1st)/11.Rip This Joint(10/17 1st)/12.Jumping Jack Flash(10/17 1st)/13.Street Fighting Man(9/9)/14.Inteview with Mick Jagger And Charlie Watts/15.KBFH Outro
1974年と1975年に、アメリカのラジオ番組「King Biscuit Flowers Hour」が放送したストーンズ73年欧州ツアー特集3回分を収録したタイトル。
基となっているのは最近ネットにアップされた、ジョー・マロニーという録音者のアーカイヴだそうですが、オーディエンス録音ではなくエアチェックテープなので、誰がというのはあまり関係ないような気も。
ディスク1と2は1974年の放送で、ディスク1が9月29日、ディスク2が11月24日。この2回の放送で、73年欧州ツアーのFM音源を収録した名盤『Europe'73』収録曲全曲を聴くことが出来ます。
9月29日放送回の代表盤は、アナログLPの復刻としてVGPが名前を伏せてリリースした『Europien Tour 1973』(RS-561 ※VGP)
11月24日放送回の代表盤は、こちらもVGPが名前を伏せてリリースしたアナログLP復刻CD『Bedspring Symphony』(TAKRL-1941 ※VGP)
そして9月29日放送回と11月24日放送回のカップリングCD『Headin'For An Overload』(CD PRO 18)
と、それぞれの放送がブートリリースされてきましたが、これら既発タイトルが当然ながらすべてステレオ収録だったのに対し、本作はどちらもモノラル収録という、後発としては残念なことになってしまっています。
肝心の音の方も高音質と言えるレベルではあるものの、中高域強めのやや聞き疲れする音となっているのも他盤と比べると弱いところ。
そのような中、唯一他盤未収録で本作のみの収録となっているのが、それぞれのディスクの最後に収録されている"KBFH Outro"。
次週予告や番組クレジットを述べているだけのトラックではありますが、ディスク1の方の"KBFH Outro"では、"Street Fighting Man"終了後の場内の様子がクレジットのバックで流されており、そこでは終演を知らせるエルガーの"威風堂々"や場内アナウンスを聴くことが出来ます。
ちなみにディスク1の"Angie"と"Midnight Rambler"の後に入るDJコメントですが、『Headin'For An Overload』は未収録。『Europien Tour 1973』には両方収録されているものの、"Angie"後はフェードアウトしていますので、くっきりと聞くことが出来るのは本作のみ。ディスク2の途中で入るDJコメントは"Angie"の後のみですが、既発は未収録。
ディスク1のミックとチャーリーのインタビューについては、『Europien Tour 1973』は未収録ですが、『Headin'For An Overload』にはきちんと収録されています。
ディスク2の方の"Street Fighting Man"はイントロで音飛びした上、ヴォリュームが一瞬上がったりしていますが、他盤ではそのようなことは無し。
ディスク3は1975年6月29日放送回。 ぱっと見、『Europe'73』全曲放送に見えますが、"All Down The Line"が未収録。こちらはステレオ収録されており、『Europe'73』に匹敵する高音質ですがヒスノイズが多め。
ライブ途中のDJコメントは"Doo Doo Doo Doo Doo""Angie""Midnight Rambler"の後。曲単位では不明ですが、この放送自体のブート化はされていないようなので、これらDJコメント、14トラック目のミックのインタビュー、そして最後の"KBFH Outro"は初出。こちらの"KBFH Outro"もバックに場内の歓声が流されていますが、コンサートの前なのか後なのかは不明。
なお、残念ながら"Honky Tonk Women"は微妙に頭欠けのフェードインとなってしまっています。 |
by Hara ¦ 23:48, Friday, Apr 14, 2017 ¦ 固定リンク
|
Links |
|
|
|